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【もうすぐ7年】結婚生活でやらないと決めた3つのこと

次の2月で結婚して7年になります。
この6年間で夫婦の在り方や、約束事は変わってきました。その中でも大きく変わらない、私たち夫婦がやらないと決めたことがあります。夫婦の形は人それぞれあるかと思いますが、参考にしてもらえたら嬉しいです。


親のためにすること

私たち夫婦は長男長女です。世間でいわれている、いわゆる長男・長女の特徴を持っていると自覚しています。その中の一つに”親のために○○しないと”があります。
例えば「親に孫を抱っこさせたい」「親のために近くに住みたい」「親のために安定のある仕事をしたい」これら全般を指します。私たち夫婦は、誰からも望まれていないのに標準でこの考え方をしてしまいます。親からすると、嬉しいかもしれません。でも、私たち夫婦のこれからを考えたときに、親のための行動が、ふたりの幸せに結びつくのか疑問を感じたことがありました。
先ほどの例に出したことを順番にしようと思うと、夫婦での喧嘩は増えるはずです。意見の衝突をして険悪な仲になってまで、遂行したいことではないと。お互いがどうしたいかを第一に考えよう、とこうなりました。

親は愛情を持って育ててくれました。きっと、私たち夫婦に思ってくれるのは「生きていて楽しいか」ではないかと思うようになりました。つまり、元気に暮らしているのか、が大事ではないかと。あなたたちから愛情を受けたお陰で夫と巡り会えました。そこから家族の輪を少しずつ大きくし、周りの人たちとも健やかな関係を築きます。今の環境と、運命・命に感謝しています。これからも見守っていていください。それに尽きると思っています。
私の中では、「夫婦生活は楽しいか」「仕事はどうか」「健康なのか」「楽しくしているのか」これにアンサーをすることが、私たち夫婦にとっての親のための行動だと考えています。これ以外は極力、親のことを考えないようにしています。

こんなことを言っていますが、実は親のためにしたことが一つだけあります。それが結婚式です。
私たち夫婦は自分達が目立つことはできるだけ控えたいタイプです。でも、親に子供の結婚式を経験させてあげたかった。めでたい行事のその瞬間を写真に残したいという気持ちもありました。その思いを夫は受け入れてくれ、親族だけの小さな結婚式をしました。親にも、お父さんお母さんのための結婚式、と伝えていました。なので、親が好きな季節にし、衣装合わせや試食会なども親の意見を反映させたつもりです。いい思い出になりました。
次に親のためにすることがあるとすれば、お葬式になるかもしれません。

借金をすること

家のローン、車のローン以外の借金はしないということ。多くのご夫婦もこの約束事はされているかと思います。
私は別に夫の情報を調べた訳ではないので、詳細は知らず彼の自己申告のみです。なので真実は分かりません。でも、車のローンを組むときは必ず了承をとってくれるので、その他の借金はないと思っています。
もちろん私もローンを組むことはありません。(それ以前にパートは借金できませんが…)分割でお買い物した時も、一応、夫に伝えています。

結婚を決めたきっかけの一つに、”金銭感覚が似ている”があります。
「この3,000円は高いけど、この10,000円は安い」など、上っ面の金額ではなく、金額を計る基準は似ていると思っています。(この一年で10万円の給料になり、価値観はずれてきましたが…)

相手に期待すること

最後は、相手に期待することです。
「なんで食器洗ってくれない?」「なんで洗濯物畳んでくれない?」「なんで私ばっかり?」お互い他人なので、結婚当初は喧嘩が多かったです。はじめは「世の中にいる変な奴」と暮らしていると思っていました。マジで宇宙人。こんなことも気づけないの?なんで??普通の顔して暮らしてる神経がわからん!と、そんな感じでした。(恐らく相手もそう思っていたでしょうが…)
そんなイライラばかりでストレスフルだった時に、ある本に出会いました。それが数秘術の本でした。

数秘術とは占いの一つで、生年月日を足していき最後の一桁になった数で、その人の本質を見る占いです。(ざっくりした内容でごめんなさい)
それによると、夫は"1"の数字の人でした。1の人は、永遠の6歳児と名付けられており、夫の特徴とまさにピッタリでした。裏表がなくまっすぐで(お世辞はあまり言わない)、好きな女の子をからかいがちで(私はそれでよくキレていた)、リーダー気質(話の中心にいたがる)。まさに彼。そうか、夫は永遠の6歳児なのか…。
こうして夫を6歳の男の子と仮定するようになり、期待の気持ちは薄れていきました。だって6歳の男の子に期待なんかしないですよね。
でも夫は、仕事に行きお金を稼いでくれます。たまに料理もしてくれます。台所が汚くなることも、片付けができないこともありますが、これはしょうがない。だって6歳なんだもん!彼はスーパー6歳児なのです。

これら3つを自分の中で落とし込むことで、結婚生活は以前よりも楽しくなりました。(夫は納得しないと思いますが)
夫がいるお陰で、夫の家族や友人のことも大切に思えるし、そんな大切な人の輪が大きくなるのが結婚のいいところだと思っています。
今でも「こいつ変やな〜」と思うことはありますが、人生をふたり分楽しんでいると思えば、「あなたはそう思うのね」と違う人生を歩いている感覚にもなれます。新しい視点に気づかせてもらってます。ありがとう。
そして私は、この先、何十年とスーパー6歳児と生きていくのです。次は何をしてくれるんだろうと思うと楽しみ半分、やめてくれ半分ですが、まぁきっと笑っているだろうと思う6年間なのでした。


▼スーパー6歳児の珍エピソード


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