もうすぐ結婚生活7年目になるので思ったことを書いてみた

30歳の時に結婚しもうすぐ丸6年になります。
幼少期から結婚にあまり興味はなく「死ぬまでに一度はしたい」ぐらいにしか思っていませんでした。ダメなら離婚すればいいじゃん、ぐらいのノリです。なので彼氏が変わるたびに「この人と結婚するのかな〜」と漠然と思っていた程度でした。しかし今の夫と出会ってから「絶対にこの人と結婚するな」と確信し今に至ります。
結婚生活に憧れも希望もなかった私が、結婚してみた感想を書きます。結婚に興味のない方も読んでいただけると嬉しいです。

婚姻制度は便利

日本の法律では18歳以上の男女は結婚できます。細かいところは省略しますが、この制度は便利だと感じています。
何よりも世間体がなんとなく良く収まります。普段は常識とか世間体とかナニソレ？と思っていますが、マジョリティにおさまれるのであればそうしたいタイプ。変な勧誘を受けても「夫に相談します〜」と言えば逃げられます。
また保険や年金制度の扶養という概念や、身内じゃないと対応できない公の場もあります。このように配偶者ということで受けられるメリットはあると考え、結婚生活を続けています。

結婚生活とは、一番身近な他人と暮らすこと

どれだけ好きな恋人だろうが、所詮他人は他人です。「なんでそんなことするの？」の連続です。便器の蓋を閉めない、お風呂で歯を磨くなど、私の常識にはないことを次々とやり出します。ようやく6年間言い続けて少しずつ改善されたように感じます。
そんな時は、自分の許容できる器を広げる修行だと思い耐えます。人間の器が試される時なのです。他人と暮らすという事は、自分の正解と相手の正解をいい塩梅に落とし込む事だと知りました。ようやく夫とのいい関係性ができたところです。

夫という人間を知り、人生を2回分生きている感覚に

晩御飯はできるだけ二人で食べ、その日にあった出来事を話すようにしています。私は私にあったこと、夫は夫にあった出来事を話します。1日は24時間ですが、夫の話を聞くと夫の1日分も経験しているような気持ちになります。つまり夫の人生を近くから覗いているような感覚です。「私はこう思うけど、あなたはそう思うのね〜」と違いがあるからこそ楽しく感じます。

夫の家族や友人も好きになる機会

自分の家族や友人が好きなことはよくある事ですが、結婚するまでほぼ赤の他人だった夫の家族や友人と知り合いになれるのは嬉しく思います。夫の好きな人が私の好きな人にもなるからです。また、私の家族や友人を好きでいてくれる夫にも感謝しています。家族や友人も、夫のことを好きでいてくれるので、結婚してさらに好きの輪が広がりました。

自然体を共有できたら最高

最低限のマナーは気をつけますが、すっぴんのあるがままの私も夫は受け入れてくれています。どんな私も受け入れてくれるので、完全に甘え切っています。そんな関係性でいられることに感謝しています。
私もできるだけ夫を受け入れるようにしていますが、たまに「世界で一番かっこいい夫がそんなことをするなんてガッカリや」と言ってメリハリをつけるようにしています。私も同じ言葉を言われないように気を引き締めます。

家族はチーム。チーム内で役割分担

家族はチームだと思っています。
家族というチームは生活の基盤になるので、仕事や外の人間関係に影響が出れば見直しが必要な時期が来たと考えます。我が家は転勤族なので、住む土地や働き方によって役割が変わります。その都度話し合い、二人で100%になるよう努力しようと思っています。

でも確かにめんどくさいこともある

ここまでいいことしか書いていませんが、あまりよくない事もあります。それは独身時代にはなかった人付き合いが増える事です。親戚や会社の人や取引先やお客様、友人など多岐に渡ります。夫のためにと思って頑張っていた時期もありましたが、苦痛なら同じ人と2回目以降は顔を出さないと決めました。親戚だとそういう訳にも行きませんが…。
たまには心を無にして挑まなければいけないことも、人生には何度かあると勉強できました。

結論：価値観が近ければなんとかなる

面白い動画を見て笑い、ケンタッキーがご馳走なり、ゲームで同じように熱くなる。私の作ったパンを美味しいとはち切れるまで食べ、すっぴんメガネの私を「かわいいおばさん」だと言う。夫の作った焼きそばが大好きで、夫の奢りでスシローに行く。
私たち夫婦の6年間はそんな毎日の積み重ねです。ただ食べて寝て生きている。特別な事は多くありません。しょうもない出来事でも笑って過ごせたら、それが結婚生活です。
今はいろんなパートナーの形がありますが、こんな夫婦関係も世の中にはありますので、参考にしていただけると幸いです。

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▼自分でもたまに見返し気をつけるようにしています。