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遺跡と共存する街、アテネ旅行記

アテネと言ってパッと頭に浮かんだのは、メイン画像でも使っている
パルテノン神殿。

遺跡がとにかく沢山あるイメージで、とても有名な都市ではありますが
正直他にあまり情報がありませんでした。

今回は、以前行ったアテネ旅行についてです。
長くなりすぎないように気をつけて、ゆるっと書きます!

ギリシャってどこにある?

先ずは、ギリシャってどこにある?から。

地図の下部にある、ターコイズブルーの国がギリシャです。
こうして地図で見ると改めて思いますが、イギリスから結構離れています。
(飛行機でロンドンからアテネまでは、3時間40分ほど)

ヨーロッパの中でもかなり東側にあり、
北欧やイギリス、フランスなどとも雰囲気はかなり異なります。

そして気温も比較的温暖。
2月末で日中の気温は、15度~最高で19度くらいまで上がりました。
昼間はコートなんて着ていられないくらい、暖かい気候です。

早速写真と共に、アテネの魅力について書いていきたいと思います(^^)

パルテノン神殿は、どこからでも見られる

あの有名なパルテノン神殿は、アテナイのアクロポリスという丘の上に建っています。先ず、「アテナイ」とは、アテネの古名なので、「アテネ」の事です。
そして「アクロポリス」とは、高い所に位置する都市を意味するようです。

ギリシャの各都市に存在する“アクロポリス”
その中でも一番有名なのが、このパルテノン神殿が建っている
“アテナイのアクロポリス”(アテネのアクロポリス)だそうです。

つまり、パルテノン神殿は高い丘の上に建っているという事です。

お陰で、アテネの至る所でパルテノン神殿を目にすることが出来ます。
ホテルやレストランの宣伝文句として、“パルテノン神殿が見える!”と声高々に言っている店舗が多いのは、一際高い丘の上に建っているから。

有名な観光名所が常に見えていると、何だかギリシャに来た実感が湧きます。

このパルテノン神殿のあるアテナイのアクロポリスへの入場は有料です。
日本円で1300円弱くらいかと思います。

どこでも見られるから、入場しなくても良い?という考え方もあるかもしれません。

でも、私は絶対に入場をオススメします。

私は多くの遺跡を今まで見てきた訳ではないので、正しい比較は出来ませんが
数ある遺跡の中でもかなり威厳がある方なのでは・・?と思うからです。

この神殿は、アテネに来たからには絶対に近くで見たい遺跡の一つです。

修復もされていますが、何だかこの空間だけタイムスリップしたかのようにも思える場所でした。

アテネは丘が多いので、スニーカー必須です!
ヒールで行くと後悔すると思うので、是非動きやすい服装&スニーカー1セットは持参する事をオススメします(^^)

第一回オリンピック会場で選手気分を味わう

大きすぎて写真に収めるのが難しいのですが、
アテネと言えばパルテノン神殿に加えて、オリンピック・・ではないですか?
(私だけでしょうか・・?)

そんな事はないはず!アテネは、オリンピック発祥の地です。

そんな第一回オリンピック会場の中に、実際に入る事が出来ます。

客席からフィールドまで、どんな所も入り放題。
そして表彰台にも立つことが出来ます。

有名な名所って、立ち入り禁止区域があって外から眺めるだけ・・とかが多いイメージですが、ここは本当に自由です。笑

フィールドで100m走をしている子供もいました。

入れるのは屋外部分だけではありません。
選手が実際に入場する通路にも入る事が出来ます。

126年前のオリンピック会場なだけあって、
建物の造りも趣があります。

そしてこの通路をずっと進んでいくと、かつては関係者の部屋などがあった空間に、今までの聖火が飾られています。

2021年東京オリンピックの聖火もありました。


これは1964年東京オリンピックの聖火です。

そしてこの真ん中の赤×シルバーの聖火は、2022年北京冬季オリンピックの聖火。
かなりスピーディーにここの会場に運ばれてくるのが分かりました。

オリンピックの歴史を振り返る事ができる、貴重な場所でした。

猫に優しい街

アテネに到着して、直ぐに感じた事。
それは、「猫が多い・・・!」という事。

驚くほどに多く、通る道のほとんどに居るくらいです。

私は大の猫好きなので、本当にパラダイスでした。笑
丘を登って歩き疲れても、可愛い猫を見ると疲れも吹き飛びます。

猫と触れ合っていて思った事は、人懐っこい猫が多いという事。

歩いていると寄って来て、足にスリスリしてくる猫ちゃんも居ました。
ご飯が欲しいのかな?と思っていると、猫ちゃんの住処の側にはちゃんとキャットフードが用意されていました。

ここの街のお店の外には、キャットフードとお水が置かれている店が多いのです。

又、早朝に外を歩いていたら、近所の人が草むらにキャットフードを用意している姿も見受けられました。
猫ちゃんも当たり前のように草むらに集まってきて・・・

この街は、本当に猫に優しい印象です。

猫が好きな人にとってはまさにパラダイスだと思います。

食い倒れ覚悟の安さと美味しさ

ギリシャ料理は、イタリアンやスペイン料理、フレンチほどの知名度はありませんが、ロンドンには結構沢山のギリシャ料理レストランがあります。

ギリシャ料理と言ったら何を思い浮かべますか?

私実は、アテネに行くまで本当のギリシャ料理を知りませんでした・・
”ひよこ豆のフムス”とかかな・・?と思っていましたが、
フムスは中東の料理のようですね。

なので知識が全くない状態で、本格ギリシャ料理を堪能してきました。

こちらは“ムサカ”
ギリシャの家庭料理の代表的なものです。
ラムの挽肉をトマトソースで煮込み、オリーブオイルで揚げたナスやじゃがいもを交互に挟んだもの。
(見た目はラザニアみたいな感じです)

こちらは“ドルマ”
葡萄の葉に、挽肉、米、野菜を包んで蒸したもの。
添えられているのは、ギリシャヨーグルトとオリーブオイルです。

何だか日本で言う、草餅・・?のような感じですが、
葡萄の葉の香りも楽しめて、少し酸味も効いている美味しい料理でした。

こちらは“ホリアティキ・サラタ”
通常はギリシャサラダという名称で有名です。

写真が暗くて見えにくいですが、サラダ自体はトマトや玉ねぎなど至って普通。
たっぷりのオリーブが添えられている所はギリシャならではです。

でも最大の特徴は、上にドーンと乗っている“フェタチーズ”
山羊乳のチーズです。
スーパーなどでも見かけるほど、割と広く知れ渡っているチーズ。

結構酸味が効いているので、このチーズがドレッシングのような役割も持っているように感じました。
ボリューミーなので、しっかりとしたおかずの1品になるサラダです。

“ギュロス”
トルコ風ケバブのようなもの。

ギリシャではストリートフードとして、このようなケバブのお店がたくさんあります。

お肉にもしっかり味が付いていて、癖になる味です。
また食べたくなる事間違いなし・・だと思います!

ギリシャの物価はとても低く、
どれも美味しいので、食い倒れ覚悟です。笑

ちなみに美味しすぎて2日連続通ったお店がこちら。
リーズナブルで美味しくて、店員さんも優しくて・・
可愛い猫ちゃんも周りにたくさんいます!


夕陽と朝日はここで見よう

アテネには丘が沢山ありますが、その中でも一番高いのが、
ここ、“リカヴィトスの丘”

歩いて約20分ほどで登れる丘ですが、
結構急な階段があるので、休みながら登りました。
(ケーブルカーもあるので、足腰が心配な方は歩かなくても登れます)

ただし特に身体的な心配がない方は、是非自分の足で登って欲しいです。
何故かと言うと、登りながら見る景色が絶景だから・・・

こんな風に、頂上に近づいてくると景色を眺めている人でいっぱいです。
ワインボトルと軽食を持ち込んで、宴会をしている若者の姿も。

皆が同じ方向を向いている姿が凄く素敵でした。

日が落ちる前に登って、是非日の入りはこの丘で見る事をオススメします!

ライトアップされたパルテノン神殿も見ることが出来ます!

思わずシャッターを切った写真たち


アテネは、遺跡がもはや日常の風景となっている不思議な街です。

想像も出来ないほどに遥か昔のものが、
現代と共存している。

こんな景色は、あまり他では味わえない街かなと思います(^^)

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