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kaonavi Tech Talk#18を開催しました!

2024年9月12日19:00〜通算18回目となるkaonavi Tech Talk(以下、kTT)(※)を開催しました!
簡単ですが、勉強会の内容をご紹介します。
kTTについてはこちらの記事をご覧ください。

今回のテーマ〜 カオナビ社員のプロダクトとの向き合い方 〜

カオナビでは、「"はたらく"にテクノロジーを実装し、個の力から社会の仕組みを変える」という大胆なパーパスを掲げています。
そのパーパスの下、社員たちはどのようにプロダクト開発に取り組んでいるのかをお届けしました。

「カオナビ」の現在地とこれからの挑戦!

前半は、プロダクトマネージャーの吉田が「カオナビの現在地とこれからの挑戦」というテーマで発表を行いました。
吉田は、カオナビが組織と個人の成長両面にアプローチするタレントマネジメントプロダクトであることを説明し、2018年から現在に至る人事領域のニーズの変化について振り返りました。
これらの変化に対応するための取り組みとして、以下が紹介されました:

1. ロードマップの開示
2. 開発ポリシーの明示
3. ユーザーとの直接対話
4. カスタマーサクセスチームとの協力

これらの取り組みにより、ユーザーの声をより直接的に聞き、プロダクト開発に反映できるようになったとのことです。
最後に吉田は、今後の挑戦として、変化し続ける課題に対して質の高いソリューションを素早く提供することを目指すと締めくくりました。
この発表を通じて、カオナビがユーザーとともに成長し続けるプロダクトを目指していることがよく分かる内容でした。

カオナビ社員のプロダクトとの向き合い方 - パネルディスカッション

後半は「カオナビ社員のプロダクトとの向き合い方」をテーマにしたパネルディスカッションが行われました。
このディスカッションには、CTOの松下がモデレーターを務め、プロダクトマネージャー、デザイナー、エンジニア、QAの各職種から代表者が参加。
多様な視点からカオナビのプロダクト開発への取り組みについて語られました。

近年、カオナビではユーザーとの接点を増やす取り組みを行っており、この変化が各職種の業務にもたらした影響が主な話題となりました。
プロダクトマネージャーの吉田は、ユーザーとの直接対話により「プロダクトの成長方向性が自然と見えてくるようになった」と語り、ユーザーの考えを開発チームに的確に伝えられるようになったことを強調しました。

同じくプロダクトマネージャーの増田は、ユーザーインタビューやデータ分析を通じて得られる情報の重要性を強調しました。
特に、開発チーム内でのユーザー視点での仕様検討が可能になったこと、具体的なユーザー像に基づいた議論ができるようになったこと、そしてデータと組み合わせることで判断の質が向上したことを挙げました。
増田は「空中戦ではなく、実際のユーザーの声に基づいた議論ができるようになった」と語り、この変化がプロダクト開発の質を大きく向上させたと述べました。

デザイナーの北村は、実際のユーザーの業務や課題を理解することの重要性を指摘しました。
ユーザーとの接点を持つことで得られる利点として、実際の業務内容や困りごとを直接知ることができる点、より適切なUI/UXの検討ができるようになる点、そしてユーザーの改造度向上につながる点を挙げました。
北村は「ユーザーの日常業務を知ることで、より使いやすく、本当に必要な機能を提供できるようになった」と語り、デザインの質の向上につながっていることを強調しました。

エンジニアの宇谷は、ユーザーとの接点を持つことで、「なぜその機能を作るのか」という背景の理解が深まり、より効率的な開発が可能になったと述べました。宇谷は「技術的な実現方法だけでなく、ユーザーのニーズに合わせた設計ができるようになった」と語り、エンジニアの視点からもユーザーとの接点の重要性を強調しました。

QAエンジニアの赤﨑は、ユーザーの視点に立ったフィードバックがしやすくなり、論理だけでなく人間関係や感情、組織の事情なども考慮したテストが可能になったと語りました。
「製品を取り巻く『しがらみ』や感情的な側面を理解し、より社会に浸透しやすい製品開発につながっている」と赤﨑は述べました。
また、プロダクト開発チームとカスタマーサクセスチームのコラボレーションの重要性も議論されました。

増田は「プロダクトを通じてユーザーの業務に貢献したいという共通の思いを持つことが重要」と語り、オフラインイベントやSlackでの情報共有を通じて、チーム間の連携を深めていることを紹介しました。

パネルディスカッションの最後には、各参加者が今後取り組みたい活動について語りました。
北村はプロトタイプテストの実施を提案し、「検討中のデザインを実際のユーザーに触ってもらい、早期段階でフィードバックを得たい」と述べました。
増田は定期的なユーザーとの対話を挙げ、「同じユーザーと継続的に対話を重ね、より深い洞察や本音を引き出したい」と語りました。

このパネルディスカッションを通じて、カオナビのプロダクト開発チームが単なる機能開発にとどまらず、ユーザーの真の課題解決を目指す姿勢がチーム全体で共有されていることが明らかになりました。
ユーザーとの直接的な対話を通じて得られるインサイトを重視し、それを様々な形で活用していく姿勢は、強く印象づけられました。
後半セッションは、カオナビのプロダクト開発の現在と未来を垣間見ることができる貴重な機会となり、参加者たちに大きな刺激を与えられたと思います。

\少しでも気になった内容があれば、是非アーカイブをご覧ください!/

次回kTTの告知はconnpassで行っておりますので、是非カオナビをフォローしてお待ちください!

https://kaonavi.connpass.com/


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