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意識を飛ばすと疲れる

24時間、子どもと一緒に過ごす生活には辛抱が必要だ。子どもの「俺を見ろ」圧力にものすごいプレッシャーを感じる。応えないことで不機嫌になられると面倒。だけど応えつづけることもできない。そんな生活が始まって1ヶ月半ほど経ったが、甚だよく持ちこたえていると思う。息子が、じゃない。私がだ。息子とずっと2人で一緒にいるのに、ほとんど怒っていない。そこまでイライラしてもいない。(夫は在宅ワークではなく、未だに普段通り仕事に行っている)

これだけ一緒にいるのは、息子が生まれてから保育園に入るまでの数か月以来だ。あのときは、毎日がつらかったな~と遠い目になる。

そんなことはどうでもいい。

今日は、朝からとあるZOOMに参加した。5年ほど前から所属している市民活動団体がオンラインフェスのようなものをやると言うので、私も参加してみようと会議に顔を出してみたのだ。結構大きい市内のママが集まる団体で、ちゃんとしているので会議は2時間もかかった。普段やっている遊びで適当なZOOMとは違い、言わば会社の会議のようなもの。(そこまで緊張感はないか)軽々しく抜けることもできず、窮屈。こんな緊張感は久しぶりに味わうものだった。

そんな中、どうも集中できなかった。自分が話すとき以外は、話半分しか耳に入らない。ずっとそわそわしている。初めて会う人もいたし、もちろんその状況に緊張していたというのもあるんだけど、それだけじゃない。なんだったのかと終わったあと、よく考えてみた。

私は会議の間、息子をリビングで一人で待たせていた。もうすぐ8歳、それなりに何でもできるし2時間くらいひとりで留守番もできるんだから大丈夫なのはわかっているんだけど、意識の半分は息子に行っていたようだ。ほかの参加者さんの中にも小さい子が映り込んだりしている人もいたんだけど、みんなちゃんと集中できてる感じがした。そう見えただけかもしれない。だけど私は、家に息子がいるという状況で皆のように仕事のようなものに集中することはできないと思った。

今、久しぶりにとてつもない疲労感に襲われている。変な疲労感だ。コロナになってからこの種の疲労感は初めてだ。意識をどこかに飛ばすというのはとても疲れるようだ。ストレスがかかるようだ。今まで普通に暮らしていて、どうして今日はこんなに疲れてるんだろうと思う日がよくあった。それが、意識飛ばしだったのかもしれない。(誰かに意識を飛ばしている=誰かに気を遣うという意)

と、ここまで書いてきてなんだが・・・
なんか違う、気がしてきた。

息子じゃない。息子がメインダメージじゃない。
これは、この疲労感は、参加者さんの中に、数年前にかなり揉めた苦手な人がいたんだ。その人にものすごく緊張していたような気がしてきた。うん、そうかもしれない。いや、きっとそうだ。うん、そうだわ。この疲労感の半分以上は彼女から受けたものだ。だってだって、その人は、当時、とてもとても怖かったから。

ひどい。息子のせいにするなんて・・・。

息子、ごめん。

ただ、息子に意識を飛ばしていたことも事実だ。だからダブルで意識を飛ばしてダメージを受けたということになる。私はこんなダメージを受けてまでそのオンラインフェスに参加する必要があるのだろうか。とりあえず考えてみた方がよさそうだ。


人に会わず、誰かに意識を飛ばさないで暮らせるstay home生活は、私にはとても合っているんだろう。この生活をありがたく思えた母の日だった。


〈今日のできごと〉

・夕方、息子と海の近くの公園に散歩に行った。ものすごい強風でロングヘアが大変なことになった。広い公園の森の中は三密を避けられてとてもいい場所だった。

・久しぶりにそうめんを食べた。

・宇多田ヒカルと中村倫也くんのインスタライブを見ながら書いた。倫也くんの声に癒された。

・【追記】コーチング仲間と朝活、夜活zoomを日々やっている。今晩は息子が寝たあとに夜活zoomで、久しぶりに恋話をした。とても盛り上がった。楽しかった。恋話はいくつになっても楽しい話題なのかもしれない。

#毎日note #子育て #育児
#人生




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