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『丁度良い』なんてものは無い

冷房を 1度上げたら 暑すぎる
かといって 1度下げたら 寒すぎる

…なぜ五七五なのかは不明ですが、
『丁度良い』って何さ?

あと1杯だけ飲みたいなと思って
生ビールを注文すると
半分くらいで急激に飽きる。
もうどうやっても入らなくなる。

あと1話だけ観てみようと
アニメの続きをかけると
やっぱりあと1話、もう1話、、、
止まらなくなって
でも その割に最後の方は
うわー。あと3話もあるのかー。
仕方ない、頑張ろう!
となっている。

望んでいたハズが重荷になっている。
『丁度良い』って何さ?

思えば、
『多い』とか『少ない』
はやたら気になるけれど
何かを『丁度良い』
と認識する場面は少ない。

なんでだろう?
と、考えてみた。

きっと、何ともないからだ。

望んでいたハズの『丁度良い』は
不満がない状態なのだけれど
それは100点というより『無』に近い。


僕たちは、不満が無いと欲さない。
僕たちは、欲さずには生きられない。

だから、僕たちは、きっとまた
便利にはすぐ慣れて、不満を抱き
不満を解消するため、便利を求める。

『丁度良い』なんて、あるハズがない。


S極(Satisfaction)

N極(No satisfaction)

SとNは惹かれ合うしかない
そして、一本の磁石の真ん中にあるのは
心地良さではない
磁力(魅力)の無い空間だ



不満が無ければ、満足もないんだろうな。


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