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お金が欲しい?いつまでにいくら何のために欲しいか言える? 058/360

ごきげんよう、観世(かんぜ)バタコです。

*********************************************************************************本日の話題:「お金が欲しい」とずっと漠然と思い続けてきました
       むしろ「お金が稼げないと自分には存在価値がない」と。
       その起源は何だったのか、思い出しました
       「ホリエモン」ブームです。
       なれもしないくせになりたかった「ホリエモン」
       自分の身の丈に合わない理想は捨てて
       次なる「身の丈にしっくりくる」生き方模索中・・**********************************************************************************

1. 「お金が欲しい」が口癖のバタコ

この記事で書きましたが

先日受けたパーソナルコーチングのセッションで出た課題のひとつが
「お金のハナシ」
でした。
バタコは、なんだかんだ言ってふた言目には「おカネが・・」と言う (照)

この辺を、深掘りしてみましょう、というのが、宿題。

また、物心ついたころからの
「自分は、良い子・デキる子じゃないと受け入れられない
「役に立たないコト、人に褒められないことは、所詮時間のムダで
取り組むべきじゃない」
というようなバイアス・ビリーフなどもかなり根強くある、
というのが分かっていました。

自分でもつくづく思うのですが ( ←人から言われたわけじゃない)
40歳を超えてて、いまだに
一般的に言って「お金が稼げる」というような職業とか地位に付いたことがサッパリない

一番最後にやっていた「ホームヘルパー」のパート職も
とてもやりがいを感じていたし
上司 兼 ヘルパー派遣会社オーナーのAnaさんのことを

「イギリスに来て初めてできた親友のような存在」と、
心から尊敬と親しみを感じていたにもかかわらず

2. ブログで稼ぐ?

当時、恥ずかしながら、
「ブログって稼げるらしいから、取り組んでみたい」(爆)
     ←現在に至るまで自慢じゃないけど1円も稼  いでない
とブログを書くことに決めて、
それを機に退職してしまいました。

更に、ココがキモなのですが
ホームヘルパーの職に就いた動機は

No.1 ワンオペ育児で家にしか居ない
   誰とも会話しない
   とにかく大人と話がしたい
No.2 収入が欲しい

だったのですが、
そもそも、「介護職」って多分みんなうすうすご存知とは思うけど

どう考えても、「お金持ちになるために就く」仕事じゃ~
300%「ない!」よね!?

(バタコは、数か月前に「見える」系の方に
「あなた、ビジネスの才能は無いね」と断言され
自分としても「おっしゃる通り」と腑に落ちた
って経験もありマシタ。)

だから、バタコはどう考えても (最低限生活する以上の) お金に縁はない
そもそも、行動を振り返ってみると
「いわゆる、稼ぎの良い」職業に就いたことがなく
そもそも、職種・業種の選定基準が
「自分が、なんとなく (体感・直観的に) やりたい事」
であって、とても「お金に (ガチで) 興味ある」ヒトの行動とは言えない

以上が、「現実」です。

それを踏まえて、「宿題」として
「バタコにとっておカネって何なの?」と考えていたのですが

ふと、答えが降ってきたので、書き留めておきます。

その答えとは!






3. 「べき」論に過ぎない、優等生願望と同じ

「べき」論に過ぎない

つまり、バタコの「思い込み」「とらわれ」
自分はこうあるべき(じゃないと生きてる価値がない)「べき」論
として

「お金を稼げる人コソ、エライ!」
「収入や資産の額 = その人の価値」
と信じ込んでいる!というのが、答え。

そしてさらに、その「思い込み」は
コチラの記事で書いたのですが

物心ついたころ (幼稚園) ~小中高時代を通して
ずっと「こだわっていた」「とらわれていた」

バタコは優等生でいたい。
優等生でいなければ生きてる価値がない。
センセ―や親に褒められる存在でなければ愛されない。

という思い込みや「枠」とかなり似通っています。

その枠で高校卒業まではそれなりにうまく行っていたはずが

自分のやりたい事、生涯の夢、
心の底から湧き上がるつきない興味

等とはほぼ全く関係なく

人生、うまくやる。逃げ切る。人に褒められる。
世間体が良い。安定した人生を送れる見込みがある


等の条件を満たす (←と、思ってるだけで別にそんなことはないのですが)
「ハズ」の選択肢、ぶっちゃけ消去法で選んだ大学進学先が
ちっとも面白くも楽しくもなくて (←当然ですよね)

それまでの人生では多分、最大に「コケた」大学時代を経て

3.  愛もお金で買えるというホリエモン

当時、すい星のごとく注目を集めていた「ホリエモン」の

女だって金が好きであつまってくるんだ
つまり世間的に「愛」と呼ばれているものさえ
金で買えてしまうようなもんだ

金で買えないものなんて、あったっけ?    (バタコ意訳)

というような強気の発言にものすごく衝撃を受け

その時点で
小中高時代にしがみついていた「優等生」モデルでは
人生が機能しないことが分かっていたので

次なる「モデル」「人生哲学、いや、処世術?」を探していた時期と重なり

コレだ!これしかない!
人生、金がすべてだ!
よし、それで行こう!

と「決めた」んですね。

でもやっぱりそもそも「決めた」って言っても

情熱、どうしてもやりたい事、好きなコト

ではなく

この切り札、隠れみのでなんとか切り抜けたい

という超・不純な動機なので
うまく行くわけもなかったんですね・・



4. 自己実現に向け、40歳からの自分探し・・

当時の自分は、全く気付いて無かった または 「聞く耳を持たなかった」んですが

多分、バタコの本質的な部分は
「おいおい、そんなんじゃ~アタシの魂のスイッチは入らないよ」
と言ってたんでしょね

ちなみに、バタコの母は、バタコにとって
「今でも頭が上がらないヒト」
「ゼッタイ、敵わないな~」
と思う相手なのですが

当時、「カネだカネだ」と息巻いてるバタコに

あんた、何血迷ってんの目をさました方がイイよ

みたいに声をかけてくれておりましたね・・

ハイ、親の洞察力、気づいちゃ~いなかったバタコ。
いや、ほんとはもしかしたら気づいてたのかも
「(母の目には) バレてる、見透かされてしまった」
のを、自分自身が認めてしまったら負け、と思ってたのね

それまでの人生でしがみついてきた

●●さえやってれば安泰な人生が送れる

という「神話」構造がガラガラと崩れて

  ※小中高時代:優等生でいさえすれば人生安泰
   大学以降:お金さえあれば人生安泰
   つまり、●●さえ、の「●●」を入れ替えただけで
   「さえあれば安泰」という
   間違った考え方自体は全く改めていない・・

そのかわりに (どう考えてもまともな)
「本当の自分の情熱」「心の底から求めていること」
と向き合うという

5. 「考えること」は重労働

当時の自分にとっては有り得ないくらいめんどくさくて怖いコト
をやらなくてはならなくなるので
必死に逃げていたんですね。

  ※コチラの記事にありますが、
   人間は「ガチで考えること」「思考労働」が苦痛で
   氷水に手を浸けるくらい苦痛、肉体労働の5倍疲れるから
   かなり真剣に、「考えることを避ける」動物なんだとか

で、よく言われますけれども
「大事なことを後回しにしても、必ずどこかで向き合うことになる」
という図式はこの場合も当てはまってて

20歳くらいの頃にちゃんと向き合って自己分析してから就職活動してたような方と違い

↓↓↓ この本で詳細に書かれていますが ↓↓↓
「自分に1000問の質問をすることで、自分のコアな部分をあぶりだす」
という作業をした前田裕二さん

バタコは20歳前後の頃にその質問や自己分析作業から「逃げた」ので


6. 新しく人生をやり直す恐怖

その後、長男次男を子育てして煮詰まったときに
遅ればせながら、宿題をやることになり

イヤそもそも自分って何者だったんだろう?
限りある人生で、結局、やり遂げたい事ってなに?

という
(いまだに取組中ですが)
最終的にはこれ以上やりがいのある作業はないんだけれども
やる前の恐怖感、やってる最中の苦しさはハンパない課題
に取り組むことになったわけです。

というわけで、バタコにとってお金とは
「切り札、処世術」であって
本当にどうしても欲しいモノじゃなかった、
ということですね。

・・自分で書いておいてかなり衝撃を受けております・・
実際には全く実現できてなかったとはいえ
「これさえ達成すれば人生ゲームは無敵だ」
と信じてきたものを手放すことになるわけなので

かなり恐ろしいです・・

伝家の宝刀をもって人生を歩いていたのに
    ←何度も言うように単なるまぼろしで
     実際は手に持っていなかったのですが

いきなり子猫みたいなもの?を武器?に
敵と戦わなければならなくなっちゃった
    ←ピカチュウ?

みたいな気分です。

その「敵」そのものが幻想かもしれないんですけどね。




という具合で、今日も、誰の役に立つのやら不明な
これ以上はないくらい個人的なエピソードを書いてしまいました。

前回の「優等生で生きてきた履歴」については
意外とたくさんの方から、共感メッセージをいただきました。

日本に生まれた子供たちは、かなり高い確率で
「優等生願望 (または強迫観念)」をもって生きてるのかもしれないな~
と感じました。

「ホリエモン願望」を持って
  ※注:しかもホリエモンは誰が何と言おうと
     「本当にその人生を生きてる」わけですが
     バタコの場合は120%幻想です

生きてる・生きてきた方、ほかにもおられるのでしょうか?
もし、いらしたらコメントなどいただけると嬉しいです!


アナタにとって「あの頃はあれにしがみついていた」価値観ってなんですか?



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■関連リンク:「思考労働」は「肉体労働」の5倍キツイ?
       それでも週に2時間は死守しましょう~♪

■関連記事:コーチからの課題を出された前回のセッション

■関連記事:優等生という価値観にしがみついて、自分を見失った学生時代

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