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日本の卒業式を思い出しながら 「優等生」を演じていた学生時代 049/360

ブログ仲間のクララさんの日記を読んでまた、いつものように、感慨にふけってしまった、観世 (かんぜ) バタコです。


↓↓↓ 今回読んだクララさんの記事はコチラ ↓↓↓

中学生の娘さんが「不登校」になったところから、お母さんのクララさんの心境や家族の近況をつづったブログで、ファンも多いみたいですが、バタコもいつも読んで泣いたり笑ったりしています。

今日の記事は、あまり通えなかった中学校の卒業式に出席してみた
クララさんの感想をつづった ↑の記事を読んで考えたことを2つだけ書いてみます。

1. 卒業生の贈るコトバ・送辞 やら 
  卒業生代表の言葉・答辞 やら
  式典がらみが得意だった自分を振り返って

バタコは子供の頃、主に小・中・高校時代を
明確に「優等生でいたい」と思って生きていました
  ←なぜなら褒められる場面が多い方が (コドモとしての) 人生楽だから
  ←叱られる場面が多い方が人生、上り坂で辛いから
  ←親に「受け入れられる」コドモでいたいと
   おそらくかなり幼いうちに強烈に思ったから
(何かトラウマになるような出来事があったわけではないのですが
まぁ普通に「昭和な」育て方をされて
「褒められるようなことをし続けなければ愛されない
とどこかで思い込み、
ひたすらその思い込みにしがみついて生きてたヒト・・)

小学生の時は学級委員とかやりますと手を挙げるタイプで
中学高校時代も生徒会役員などを
「やりたいから」じゃなくて「経歴目当て?」で
やろうと思うヒトでした。

本好きで (←といっても小説が好きだったので
大人になっても学術書や論文を読みふけるタイプじゃなく
どちらかというとオンラインビデオや映画にハマるタイプ
に近いと思うのですが・・)
作文などを適当に書くのが得意 (←思いのたけをぶつけるというよりは
こういう文章を書いたら評価されるかな?
的な国語の成績が上がりそうな作文をいつも目指してた)
だったので、

小学校5年生くらいから高校3年生まで
記録に付けていたわけではないのですが
ほぼずっと欠かさずに
「送るコトバ、在校生代表より」

「卒業生代表の言葉、答辞」
を担当しつづけました。

今思うと、予定調和的なセリフをバッチリ言える
空気読める子だった、ってコトですね。

クララさんの記事からの引用:


式典の内容が
歌以外
全て祝辞や送辞や答辞で

なんか、
どれも聞いたことがある
テンプレートみたいで……。

特にAちゃんの答辞は
抑揚がすごくて

アニメの声優みたいだった。

しかも3年間の年表説明みたいに
長~くて。
感動した!絆を感じた!
の嵐だった。

ザ優等生的な
一回も噛まずに
完璧に言えてた。


「隠し持っていたスマホが
 水たまりに落ちて
 焦りました」

とか言わないかな~
なんて思って聞いた。

個人的な
失敗したエピソードや
笑える話を
一つも言わなくて、
超つまんなかった。

まさに、バタコの小・中・高時代の式典そのまま、
すべてが当てはまるなぁ~
   ※バタコの書いてたスピーチは
    仲間との思い出よりも
    名言・抱負みたいな
    「良いヒトに思われたい」感丸出し~だったケド

     笑いを取るという発想ゼロだったな~

当時のバタコは、たくさん涙を流して
思い出いっぱいだったな~
友達や先生との思いでたっぷりで
名残惜しいな~
と思いつつ卒業してた

クララさんの描いてる「まったく共感できない」
あちら側の人間だったあの頃をありありと思い出しました

クララさんは、お母さんであるご本人も
娘のマルちゃんも

全くその輪に入って行けず
ちっとも感動しないしちっとも楽しくないしちっとも泣けない
そちら側に属していて

私は1年半にわたってそのクララさんのブログを読み続けて
色んな記事に泣いたり笑ったりし

しかもその間ずっと自分もブログ記事を書き続けては
記事の内容について、
師匠や、コーチや、その他、読んでくださった方から

「隠し持っていたスマホが
 水たまりに落ちて
 焦りました」

とか言わないかな~
なんて思って聞いた。

個人的な
失敗したエピソードや
笑える話

一つも言わなくて、
超つまんなかった。

ってな感じの講評を、まさに、常に、受け続けていた。

味気ない、ガードが堅い
本当に思っている・考えてることがちっとも伝わらない
こんな記事だったら誰にでも書ける
ホンネのバタコさんはどこにいるの?」
と言われ続けながら・・

クララさんの娘さんの卒業式の描写は
胸にグサグサと色んな槍やら弓矢やら突き立てられる感覚

■昔はあちら側の人間だったんだよな~
ってこと・・

■あちら側の人間が、その後もずっと成功できるわけじゃないよな~
ってこと・・

   ※「優等生」な中学高校時代を送って
    その後の人生もバッチリ!かと思ったら大学で大コケして
      ↑ なぜなら大学選びも「ココに行きたい」じゃなく
      「ココに行けばその後の人生に有利カモ?」みたいな
      打算でしかなかったからね・・
    勉強も友達もサッパリうまくできず
    就職活動も失敗しました、というバタコのエピソードは
    こちらの記事からどうぞ

■でも、あちら側に居た時は
そちら側の人のキモチなんて一ミリも考える余裕なかったな~

ってこと・・

つまり
■自分は自分で、「空気読み」「オトナに褒められるポイントを探る」ので
必死だった。
自分の本当にやりたい事なんて
考える余裕はゼロだったな~ ってこと・・

しみじみと思い出してしまいました。

2. 甘えられる人が目の前にいることが
  一番の自殺予防

クララさんの記事によれば
3月は自殺件数が1年で一番多いんだそう。

たしかになぁ
あの日本でどっぷり優等生気取りでいたころとは違って
  ※イギリスにストレスがないとか競争がない、
  などと言う気は毛頭なくて
  ココはここでいろいろヒエラルキーが独自に存在して
  ただ、自分は「半分・部外者」でいられる立場なので
  楽なだけなんだけど・・

関連記事:イギリスにも厳然としてある競争社会*****************************
イギリスで「郊外庭つきのお家」を建てコドモを私立に通わせているため
ストレスまみれの仕事を辞められない中年男性たちの記事を読んで

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海外で枠から外れた「異邦人」として暮らして楽になってみると
「日本、生きづらかったよなぁ」と思います

バタコもほんの少し前までは (せいぜいここ数か月とかそのくらい)
その子供時代・学生時代を
これ以上ないくらいの「後悔」フィルターに通し
「なんて馬鹿だったんだろう、あの頃!」
と思い続けてきたのですが、

最近は気が変わってというか視座が全く変わって

ま、自分、ツッコミどころ満載だけど
なんとか死なず、よく生きてきたな
と思うコトにしてます

「あの時のジブンは自分なりに
必死に頑張っていたんだ

よしよし」

とおもえるようになったのはMIYUさんの
ただ、ひたすら自分を見つめる「秘行 (ひぎょう) 」
の成果でもあります。  →秘行 についてはコチラの記事に書きました


そして、毎日、格闘ばかりしている自分ちの
クソガキ、もとい、男児2名に対しても
「ホンマにやめて欲しい」
と思うことあるあるだけど
やっぱり、「頑張って生きてるよな、よしよし」と思います

コドモに苦労させられてるってのは
彼らにとって母親バタコが「甘えられる相手」なんだな~
と思うコトにします

つい昨日、絶叫し続ける次男を
「人質事件の交渉人になった気分だぜ」
などとおもいながら
30分あまり付き合い
やっとなだめたことを思い出しつつ・・


アナタの卒業式の思いでは、どんなですか?


**********************************************************************************■関連記事:バタコが送辞・答辞を読む優等生だった中高時代と、
     その後トコトン落ちこぼれたハナシ

■関連記事:クララさんの娘さんが髪の毛を青やピンクに染めたい件
     「若い世代をジャッジしない」自分でいたいと思う・・

■関連記事:バタコにはブログをともに書いてる仲間が居ます。
      師匠の下でじわじわ成長できる環境に興味がある方はコチラへ

■関連記事:ちなみに、バタコのブログ仲間Roさんが、ご自分の娘さんに「3歳ごろから自分で好きな服を選ばせていた」というハナシを聞いて、「そんな自由はなかった、押し付けられた服を着ていた」というオトナたちが続々・・話題沸騰中・・とくに男性・・  
やっぱり小さな頃から「自分で決める」ことを繰り返し続けるか、「空気読んで権威のあるヒトに従う」かは人生で大きな差になるんですね~
  ・・てゆーか、親としてはめんどいんですけどね、安い服買って、「これ着といたらいいやん!」って方がラク。あと、親である自分が嫌いなアニメ柄の服とか着られると、フクザツってのもあるしね・・
でも、服選びなんて基本的人権の一つだからね~、蹂躙 (じゅうりん)するわけにもいかん・・
  バタコ次男保育園の先生は「コート着ないならそれでいい、一度寒い思いをしたら悟るから」って達観してたな・・

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