こんにちは、神崎翼です。
ミニマリズムやら断捨離やら、最近は片づけや整理整頓に関する本が山ほど出てますね。それだけモノの片づけに困っている人が多いということでしょうし、私ももれなくその一員なので、ついつい手に取りがちです。
というわけで、今回の本はこちら。
『人生を変える断捨離』
(2018.2/やましたひでこ/ダイヤモンド社)
「断捨離」提唱者やましたひでこさんによる、断捨離による生き方実践哲学本です。面白いのが、この本はいわゆる片づけメソッド本ではないという点。というより、読んで初めて知りましたが、そもそも断捨離というのは片づけそのものを目的とした言葉ではないらしいです。
私がこの本で特に共感できたのが、「新陳代謝」という考え方。例えば小学生にはランドセルが必要ですが、成長すれば不要になります。記念にとっておく家庭もあるでしょうが、大抵の場合は進学の際に処分されるでしょう。こんな風に、その時々で住まいにあるべきものは変わっていきます。
この文を読んでふと思い出したのが、最近流行の「腸活」。腸を元気にすることで体を改善していく活動のことですが、腸の役割は主に排出。つまり、断捨離でいうところの「出す(捨てる)」段階です。モノと情報に溢れた日本では、意識せずとも体や住まいにたくさんのモノが入ってきます。その分「出す(捨てる)」ことのハードルがどんどん上がっていっているんだなとつくづく実感しました。
読めば読むほど勉強になる本で、付箋を貼りまくりたい衝動にかられました。さすがに一個一個抜き出して書いていたら一万文字くらい書きそうなので、「これだけは……!」と思った部分を抜粋します。
胸に刻んで、我が家の新陳代謝もがんばっていきたいと思います。
それでは今日はこの辺で。
また次の記事でお会いしましょう。