手放せないもの。
手放した方がいいかもしれない、と思いながら、なかなか手放せないものがある。
それが必要だった、あってよかった、嬉しかった、っていう記憶が強いのかなぁ。
今書いてみても過去形なのにね。
そのときにはあってよかったのが、今もそうだとは限らないのに、よかったというのが、またそれがよいかもしれない、また必要になるかもしれない、って思わせてしまうのだろうと思う。
なくてもなんとかなるかもしれないのに、手放してやっぱり困ったらいやだと思ってるんだろうな。
なくなっても、また必要なものとか大事なものは出てくるだろうし、ほかにもほしいものはたくさんあるのに。
今もっているもの以上に、大事なものだってあるかもしれないのに。
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よく言われる言い方だと、手に何か抱えたままで、ほかに何かつかむことができない、ってことだとわかってはいる。
物理的になにかを持っているわけではないけども、物理的に持っていていざとなったらその場で放り出したらいいだけというものより(その場で手放してすぐほかのつかむってことは素早くやったらできると思う)、意識をとられるとか、時間をとられるとか、そういう、形にないものを手放せない状態の方が大変な気がする。
なにかを探したり準備したりつくったりとか、そういうのはその場でぱっとどうにかできるものではないから、今あるものを先に手放して時間や手間かけて積み重ねるしかない。
意識する(考える)のとか時間とかって、総量増やせないからなぁ。
時間の使い方とかで多少調整できても、今あるものに使っている限り、大きく変えられない。
だから、思い切って手放すしかないんだけど。
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…って書いたとこまでで下書きになってて。
その間に、よしやめよう、って思ったんだけど。
でもまた、今じゃなくてもいいかなぁと思ったり。
手放した方がいいかな、ってちょっとでも浮かんだ時点で、手放すものだと思ってるだろうと、自分でも思うんだけど。
モノだったら、いったん思って捨てちゃったらそれで終われるから決めて捨てたらいいだけのに、モノでないと自分の意識がゆれたら戻せてしまうこともあるから難しい。
これだけでなく手放した方がいいのはたくさんあるし、モノでもPC内のいろいろでもまだまだ余計なものあるし、手放しやすいものからどんどん身軽にしていこうかな。
そうやってなかなか手放せないものもえいやとやってみようかなと思う。