それでも月は満ち欠けを繰り返す
バックパッカーと呼ばれる生活をしていたころ、やらねばならない事なんて一つもなかった。ワンデーワンスイング「一日一仕事」とよく言い、「今日は遺跡を見に行こう」とか「手紙を書こう」というビックイベントから「洗濯をした」とか「髪を洗おう」とかそれもカウントするのっていうレベルのものまで(寒い地域で水シャワーだったりすると決死の覚悟が必要)。
そんな生活が1年2年と続いていくと、人は仕事を探し始める。
仕事と言ってもお金を稼ぐことではなく、日々自分に課す業に近いもの。
ある人は絵を