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vol.5-3 新米国際協力師、原・延岡の一日のスケジュールは?毎日何をしているの?(原)

国際協力を仕事にしたい人の多くは、願わくば「海外駐在員」になりたいと考えているかと思います。でも、海外駐在員が普段どんなスケジュールで動いているのかって、ほとんどの人は知らないですよね。


プロとして国際協力に携わる方々の生活は、見えていてもほんの一部です。様々な制約もあって、いわゆる「きれいな部分」しか発信できない所に悶々としています。


広報を通じて伝えられる国際協力の活動は、そのほとんどが「きれいな部分」。例えば、難民と笑顔で話している様子や、フィールドで支援物資を運んでいる様子。一般的なイメージとして、僕たちNGOスタッフは、常にフィールドにいるかのように捉えられています。


例えば、日本で講演をすると「私も難民キャンプに行ってみたいんですよね~」と簡単に声をかけられます。でも、難民キャンプに入ること一つを取っても、その裏では大変な準備・作業があるんですよ。

人によっては、「難民キャンプに入って活動する=カッコいい→だから私も入りたい」と思っているようです。それがプラスのイメージとなり、国際協力を志す人が増えれば僕としても嬉しいですが、その裏には「地味」で「泥臭い」仕事がたくさんある。このマガジンでは、国際協力の「リアル」をお伝えしていきます。


さて、延岡さんのスケジュールを見て、感じたことが3つあります。

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