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神浜という宇宙の片隅に -女神様も暫し気付かなかった理想郷の終焉/マギアレコードのサービス終了に添えて-

著名作の外伝から始まり約7年もの日々をくぐり抜けて来た世界がありました。
2024年7月31日15時をもってその扉は閉ざされ。
リリース時からの付き合いであった私は休みをとってまでその終わりを見届けたのですが、ここまでの年月となると(正直途中離れていた時期もあり)何事も悔いなく見送れるかといえば難しいものだなぁ..といった実感と共に終えることとなったのでした。

その世界はアプリゲーム『マギアレコード』の中に在りました。
かの著名作『魔法少女まどか☆マギカ』の外伝の位置付けであった作品でした。

様々な整理も含めて珍しく当日に記事を綴ってみたいと打ち始めた次第です(私本当に下書き熟成させるので..)。
当時描いた漫画も少し載せちゃいます。

(※有料設定は投げ銭用にて、記事は全文無料でお読み頂けます
(※今後ストーリー各種の公式アーカイブ配信もあるため核心は避けますが、ある程度物語内容に触れる記述があります
(※記事中のスクリーンショットには自身のゲームプレイで撮影したものである証にIDを入れてあります


❇️あの絶望の先に本当に希望を描いてみせた始まり

このアプリがリリースされたのは2017年8月22日。
夏の最中に物語は幕を開けました。

元々本編でもまどかマギカの世界には無数の”まどか達以外の魔法少女”が存在している描写がありました。
また、SF的複数の並行世界の存在も語られる世界観です。
そうした”まどか達以外の魔法少女”に触れる物語としてまず興味を持ち、事前登録から待ち侘びたリリースを経てその扉を開きました。

そこで描かれていたのは
あの本編の”絶望”のその先の物語でした。

△フックとして少し本編からの顧客向けPVではありますが、実際には強い強い『マギアレコード』という固有の物語、主人公の”環いろは”を中心とした疑似家族”みかづき荘”から始まる鮮烈と安らぎに胸詰まる世界がそこにありました。
サブイベント含め、シナリオが何より本当に良くて。。
まずは一部のメインストーリーに限られるようながら今後公式YouTubeで公式配信としてアーカイブが遺されるようですので、御存知なかった方も是非その機会には物語をゆっくり追ってみて頂ければと存じます。
(余談ながらPVこれ当初「2017年春リリース予定」と言ってたりと最初から運営大変そうだったなぁと懐かしく。。データ量が本当に膨大で挙動も重めで、高スペックスマホでないと動作安定せずそれなりに間口の問題があったのを振り返ります。でも7年。7年続いたのよ。。。。。。。)

ここで少し
私の感じたまどかマギカ本編の話を添えます。

幾ら著名作でもこれから御覧になる方も必ずおいでのため詳しくは申しませんが、まどかマギカの世界の”魔法少女”には、逃れられない過酷な”仕組み”が伴っていました。
本編の物語は”希望と絶望の相転移”に抗う少女達の御話で、全話を通してこれをどうするのかという先に、言ってしまえば感情論でなくシナリオのギミックとしての着地、こんな引っ繰り返しに持っていくとは..!!という驚きと、かといってこれで本当に良かったと言えるのかとも感じる”ハッピーエンド”というよりも”メリーバッドエンド”で幕を下ろしました。

(*とはいえ物語としてはあれで”おわり”であったはずで、新作が来ると聞いて何をやるつもりなのかと思っておりましたところ
想像を絶する”あの御話を受けて”紡がれた、信じられないような衝撃の映画『叛逆の物語』が公開されました。
夜分に最速上映に向かい、観賞後言葉も出ないまま、始発もまだ動かない駅までの道を、夜空の月を見上げながら歩いていたのをずっと覚えています。

(今はTVシリーズも再構築された前後編の映画に纏められていて観易いと思いますので、未体験の方は是非本編を御覧の上で叛逆の物語を。。
私は叛逆も”一本の映画としてしっかり幕を閉じた”と感じていたので当時も続編は求めておらず、でももし続きがあるならそれはそれで観たいと思ってはいて
その 正にその続編が
本年の冬に公開される事が告知されてしまったのでした。
(▽※以下の特報には叛逆の顛末も多少想像出来るやも知れない描写もありますので、未観の方は是非先に叛逆観賞を..

△個人的に勝手に2025年と告知されてた記憶になってたので、改めてこの特報1.1観てましたら”2024年冬”と出てあまりの近さに存外動揺してしまったのでした。。
個人的にTVまどかマギカ本編は先述のようにシナリオギミックの作品で、言い方はあれですがtvシリーズを追っている頃は登場人物達はあくまでそのシナリオの”コマ”に感じていました。その上であの衝撃だった訳です。
その後、数多くのファンによる本編の咀嚼やファンアート等でキャラクターが育っていった先に、主人公”暁美ほむら”に(そう、このタイトルですが実はほむらちゃんの御話なんですよね..)大勢が想い入れる器が育っていった先に、描かれたのが『叛逆の物語』であった為に、あれ程の尋常ならざる感情の揺さぶりを叩きつけられてしまったのではないかと感じています。
『ワルプルギスの廻天』は更にまたその先です。

本編の落とし所は、あれ程のシナリオ的引っ繰り返しも勿論ありますが、最終的には言ってみれば「登場人物達の納得」です。
そこに、視聴者同様納得がいくべくもない人が居る為に/居てしまうがゆえに、物語は続いている訳なのですが..。

🏹
『マギアレコード』は
それを”システム”として引っ繰り返す、本当に希望に向かう物語でした。
こんな事が起きうるのかと、シナリオを進めて最初にこの世界観を知った時には震えたものでした。

その”ドッペル”という”システム”は、舞台となる”神浜市”だけで起きる現象です。
これは、本当にこの子達は今度こそ救われるのではないかと感じたものでした。
とはいえそれはご都合で簡単に救われるものではなく、様々な側面も孕んでいて、そこを巡って物語は進んでゆきます。

主人公・環いろはは神浜の外から、行方不明の妹を追ってやってきます。
そこで出逢うベテラン魔法少女”七海やちよ”。
その後も幾つもの出逢いを経て、やちよの自宅”みかづき荘”で複数の魔法少女達と同居生活が始まります。
いろはとやちよ、そして二葉さな、深月フェリシア、由比鶴乃
この、後に”チームみかづき荘”ともなる子達の疑似家族状態が本当に胸に迫るもので..。
鶴乃に関しては中華料理店万々歳という実家があり厳密にはみかづき荘に住んでいる訳ではないのですが、にも関わらずこの子も間違いなくこの疑似家族の一員で。

そしてメタ的に言えばスマホゲームらしくガチャ対象となる登場キャラクターは多岐に渡り、他にも沢山の魔法少女達が登場します。
シナリオは
その子達の生き様も拾って拾って、メインストーリーの結末に向けて収束していきます。
本編まどかマギカが、時に手を取る事はあっても個人個人があがいていた物語であったのに対し
マギアレコードはその大勢の魔法少女達が、一丸となってある物事に向かいます。
その終盤のカタルシスは相当なものでした。
正直なところ私にとってのマギアレコードは、後に第二部他の公開を経て”第一部”となったあの物語(公式には”幸福の魔女編”と銘打たれました)が、進行中のサイドストーリーも含めて、あの物語が全てであっても良いくらいのものでした。

今後、新規アプリ『マギアエクセドラ』の公式YouTubeでアーカイブ配信としてマギアレコードのシナリオ動画はメインストーリー中心に幾つか遺されるそうですので、マギレコ未体験の方も公開後には是非、あの子達が辿った希望の軌跡を見届けて頂ければと思います。


❇️私の見届け

さて、先述のようにリリース時から触れていても、この”第一部”の完結に感無量の満足を経て一区切りついていた私でした。
アプリはその後も更新があり新規シナリオや新規イベント、新規魔法少女、第二部の公開などもあり
それ以外にも元々”果てなしのミラーズ”という対人戦も常時実装されていて、編成や戦略を考えてバトルするのもなかなか面白く、やることがなくなったりした訳では決してありませんでした。

しかし何かのタイミングで連続ログインが途切れるとこうしたものは徐々に開かない日が増えていくもので。
時折開いてその時のシナリオにやっぱり凄いな〜〜。。と思う事もあっても、どんどん供給される新魔法少女がいつの間にか”知らない子”として居たり、膨大に蓄積したシナリオをゆっくり今から消化する時間もなくと、気が向いた時に開いてタイミングが合えばイベントを走ってもみるといった向き合い方になっていました。

直近で衝撃を受けたのはシィとユゥのイベントでした。
正式には黒江のラストシナリオであった訳ですが、私にとってはあのふたり及びそのシナリオの衝撃でしたもので..。
小さな記事も書きました。宜しければ後程にでも

そこからまたログイン再開の気持ちになっていた訳ですが、そうした矢先にサービス終了が発表されていて..。
私はTwitterの頃にXを離れているのですぐ情報が入って来たりはしないのですが、新規まどかアプリの発表を知って、あれこれマギレコは..と調べたら案の定といった形で。
ユゥの存在もかなりサービス初期から匂わされていたので、こうして様々な事を畳んでいっていたのだなぁとも思ったものでした。
7年。繰返しますが7年。大団円です。

終了を知ってから、その日までに何がやれるかと色々と見ていても、7年はあまりに膨大でした。
勿論自身で触れて積み上げて来ていた蓄積はあっても、それ以上に
私が触れる離れるに関係なく常に供給され続けていたものの蓄積は、既に頂点の視えない巨大な山のようでした。

こうしたアプリで「毎日ガチャ10連無料!」といった期間限定キャンペーンを謳う事は多いようですが、それはその期間に毎日ログインして毎日の分をその日に忘れず引いておくといったサービスの受取方が通常と思われます。
ところがマギレコは以前から、その期間内であれば毎日の分をログインしてなくても全部とっておいてくれるという尋常ならざる親切設計で。。(※例:5日ログインしていなかったら次入った時当日分と合わせてその日60連出来ます)
ゲーム内通貨マギアストーンの販売が終わってからサービス終了日まで毎日10連無料が開催されていたそれも同様に貯めておいてくれていて、更に欲しい星4魔法少女を選んでピックアップ対象にするのも自由に切り替えられる状態となっており
こうして沢山ガチャを回せる環境の中でまずはこれまで未所持だった子達をそれなりに集めていき、ホームでの挙動やレベルアップ台詞など様々なものを回収堪能してゆきました。

さて一番の問題はシナリオ消化です。
スタミナ回復アイテムはこれまでで膨大に貯まっているので幾らでも回復出来ますが、観る為には再生時間という絶対的なものがあります。
全部はまず、無理です。
優先順を付ける必要がありました。

アーカイブに遺る事を考えるとメイン系は後回しにして、魔法少女ストーリーや衣装ストーリーを読んでいく方が良いはずでした。
が、これがまた 一人ひとりがとても長い。
試しに録画しながら進めてみたところ、灯ねむユニットの魔法少女ストーリーだけでドッペル到達前にゆうに一時間は過ぎていてびっくりしました..。
それでもそこまで来たらそのドッペル解放だけはして、無数の未開放ストーリーを前に一旦閉じて、ずっと避けて来たメイン第二部に向き合う事としたのでした。

当時、先述のようにしている間に第二部はどんどん更新されてゆき
気付けば完結を迎えていました。
そしてその時点で発表されていた、とある魔法少女の特別版ユニットに
どのような顛末に至ったのかが伺い知れてしまい..。
それは
個人的にあってはならない結末に思えました。

勿論実際にストーリーを読んでみなければどのような意味合いや流れを持ってそうなったかは判断出来ないというのはあります。
しかし。
だとしても。

そうして避けていた第二部を次々に再生していきます。
これはゲーム進行を伴い、途中経過の演出も観られる為、ゲーム内アーカイブと同様と思われる今後の公式YouTube配信で連続ストーリーだけを読むよりも、今この場でしか観られないもので、これはアプリが生きている内に読み進めていて良かったとは感じたものでした。

ですが メインシナリオこそ長大も長大で。
最終的に私がどこまで読めたかと言えば、第4章の途中でした。
あれです
よりによって、神浜監獄での例の件を全て見届けたところまでです……………(実はこれも何が起きるのかはうっすら知ってしまっていたのですが、フルボイス化されていた今では尚更、実際に体験した衝撃ったらなかったです(牧野郁美ちゃんの叫び声ほんと..
(そしてその事そのものだけでなく、”それが起きた事が何を意味するか”ですよねあの抗争状況下で..
(この先は公式アーカイブ待ちです

(*余談ながら、先程素で”横浜刑務所”って打ちかけてしまい。そう、”神浜”って恐らく横浜市をモデルにしているのかなと思われる箇所もちょこちょこあるんですよね(厳密にそのままではないようながら

さて一体何章まであったのか薄目で検索してみると第二部は全12章だったそうで。全く間に合わなかったね..。
残り時間で何をどうしようか、素材が足りるだけレベルMAX化や覚醒を繰返して、ふとホームに戻って全く読めていなかったscene0をタップすると新規オープニング映像が再生され、それを観終わってふと時計を視ると丁度15時。
あ──..どうせop再生で終わるなら一番最初のマギアレコードopを観て終わりたかったなと思うも時既に遅し。
再度ホームに戻るとそこに先程まで在ったマギアレコードへの扉は閉じられていて
終了処理のメンテナンスのお知らせ表示をぼんやりと視ながら
「ばいばいマギレコ..」と呟いて
私は床についたのでした。
(※仕事の都合で日中午後就寝しておりますのです(先述のようにお休みをとってこの”遅めの時間”まで頑張って起きて見届けたのでした

📖
最後にホームをどういう状態にしておきたいかは決まっていて、それはちゃんとやれていました。
リリース当初、最初の頃に引き当てた”夏目かこ”ちゃんをホームに置いてみた際に、当時は珍しかったLive2Dで躍動し話す姿があまりに衝撃だったんですよね。。
3DCGではなく、”一枚絵”が滑らかに動き、言葉を発する訳です。
暫しその動きと喋りを録画して感心しきりずっと眺めていたのをよく覚えています。
だから
最後はかこちゃんで、背景も一番最初のデフォルト背景で終わりたかったのでした。

リリース当初のかこちゃん。当時は動画での画面録画機能はなく、画面を別の端末で直撮りしていたのでした(
終焉日のかこちゃん。排出時は星2だったこの子も今では上限解放し星5のドッペル持ち。当然マギアレベルもMAXで多少精神解放も施しており、恐らく手持ちの子達の中で一番育った状態でした。
▓プロフィールカード。いろはちゃん達が「かほうちゃん」で呼んでくれるので”ちゃん”込で名前にしていたのでした(後ろの”+*”は、イベント時に加算があるメモリアを装備していた際にサポート画面でフォロワーさんに判るようその加算数を表示していた名残です
▓水着の杏子とほむらが対になってる事にニッコニコしてしまう、ほむあん大好きっ子なのでしたわたくし(本も何冊か出しております。。
▓フェリシアはミラーズでもウチの主戦力でした
▓マギレコを経て本編キャラで大躍進を遂げたのが、誰よりも百江なぎさ嬢だったと思うのです。
円環の理の鞄持ちとして、嘗て本編であの存在であった魔法少女として、重要な立ち位置であったにも関わらず叛逆公開時には追加のポッと出キャラのように商品展開でも冷遇されていてずっと悔しかったんですよね..。
シナリオでの活躍やキャッチーなキャラの魅力も含め、人気バクアゲされていったのではないでしょうかなのです🍬
(この水着なぎさはめちゃかわで当時も欲しかったのですが、終焉に伴いサクッと手に入ってとても良かったのでした(とても良かった

ばいばいマギレコ..ありがとね。。

⚙️
さてアプリはアーカイブ版へとアップデートされ、恒例の”データの整合性チェックを行っています”が一時間半にも及んでやっと起動出来たのですが
(「7年間ありがとうございました」の文字が活字でなく手書き風なのグッと来ちゃいますね..)
事前に聞いていた通り”ゲーム進行に沿った様々なデータ閲覧”の言葉通り、別に全魔法少女や全ドッペルの資料が見られる訳ではなく、あくまで”入手していた/育てていた範囲”なんですよね。
(超初期勢の中でレナちゃんだけ星5にしていなかった事に気付いてびっくりしちゃったごめんね!;

これむしろ、空白や育成途中が目視出来る事で、ちゃんと自身のこれまでのマギレコデータのアーカイブであると、間違いなくこれまで経て来たマギアレコードの記録であると感じて、何だかかえって感極まってしまったのでした。。

最後、パトロールに出した子達はまだ帰還していなくて
帰還してもそれを私は窺い知る事は出来なくて
でも
そうして私が知れないだけで、あの世界はまだ続いているのかも知れなくて。

円環の女神様。
あの時”マギアレコード”に気付いたあなた。
せめて貴女が、彼女達をこれからも見守っていて下さい。。


❇️メディアミックスの思い出1:舞台劇

『マギアレコード』は嘗て2018年に舞台化されており、私も当時劇場まで行って観賞して参りました。
この手の2.5次元化には拒否反応を示す人も多く友人を誘ったもののそうした反応で、実際ビジュアルだけを視るとまるで安いコスプレのようにも映るのだろうなとは思わなくもないのですが
いや
ものすっごい良かったんですよ。。

舞台劇というのは、生身の演者さんが目の前のやり直しの効かない舞台上で繰り広げる圧倒的な熱量の演劇で、舞台全体を使った視覚や音響の演出も練りに練られた見事なものです。
遠景であるがゆえにこうしたアニメ系再現は見た目に判り易い衣装にもなっていたりもしますが、キャラクター再現というのはそうした見た目以上に”演技”で魅せてくれます。
そこに居たのは間違いなく、いろはちゃんをはじめとするあの世界の”彼女達”でした。

ストーリーはアプリシナリオを原作に再構築し舞台としての一本に纏められたものなのですが
途中に私の大好きな「ひとりぼっちの最果て」に該当する一節があり
アプリでビジュアルノベルとして読んでいたそれが目の前の空間に展開される衝撃と来たらで。。
さなちゃんとアイちゃんのあの諸々を、原作を丁寧に舞台化したその熱気に、その眼の前の演劇そのものに私はぼろぼろと泣いてしまっていたのでした。。。。

配役は当時まだ”ひらがなけやき”であったけやき坂46(※後の日向坂46)の面々で、アイドルを起用するというのは不安視のひとつでもあったのでしょうが彼女達もプロです。
見事な演技と立ち回りを魅せてくれていて、不安は杞憂であったと言えます。
また、チームみかづき荘とピュエラ・マギ・ホーリー・クインテットはひらがなけやきの子達で占められているものの
その他のキャストはちゃんと(というとけやきの子達に失礼ではありましょうが本業の意味で)本職の舞台俳優さんがキャスティングされており、全体もとても締まったものとなっていたのでした。
他、は天音姉妹とみたまさんみふゆさん、ういちゃんが登場します。
なのでその面子からどういった話になるんだろうと思っていたのですが、まぁよく纏まっており。

舞台劇というのは現場で眼前で浴びてこそのものでもあるのですが、映像ソフト化もされておりますのでご興味おありでしたら是非とも。(CSとかであったらしいのですがそうして何らかの機会に放送や配信される事もあるやも知れませんし

劇場に置かれていた演者サイン入りポスター。
やっぱりこのビジュアルだけだと引く人は居るとは思うのですが
本当に見事な舞台でしたので。。
(それはそれとして、今やキョコロヒーや泥濘の食卓など個人活動も頭角を現し今年日向坂卒業もした、今をときめく齊藤京子が”佐倉杏子”を演じていたというキョウコ繋がりキャスティングに当時もじわじわきてました(実写セラムンのレイちゃんを北川景子が演じていた並の伝説じゃありませんこと..?

❇️メディアミックスの思い出2:tvアニメ

2020年から2022年にかけて、3期に渡るtvアニメ化もされていました。
これは当初からオリジナル構成が発表されていて、メインの監督脚本に、本編の魔女空間デザインやマギアレコードの各種デザインにも参加している劇団イヌカレーの泥犬さんが参画されているというのも大変注目ポイントでした。

そして紡がれていったtvaシリーズとしてのマギアレコードは、”既知だが未知”の積み重ねで
原作の登場人物や物語を描いていてもどこか異なる進み方、しかし知らない展開のようでいてここはこういうこと..!といった、非常に私の大好きなタイプの媒体の移し替えでした。
(企画や作り込みにもよりましょうが、単純に原作をなぞるだけでは面白味もやる意義も然程無く、その”原作”を大事に別個の映像作品を作る”原作”として扱われ生まれるものが好きなので。。

△二期op。サムネに影だけ映るかりんちゃんは実はアニメ版には登場せず。でも あの顛末でも、あの世界のアリナ先輩にもちゃんとフールガールが傍に寄り添っていてくれたんですよねと解る表現はここ以外にもあり、そういうのも本当に良かったです。。

物議を醸した3期/FinalSeason『浅き夢の暁』も私は大好きで
物凄い観応えと、一歩違えばこうなっていたという具体映像と作劇をやりきってくれた事に感極まりたまらない気持ちになっていたのですが
当時Twitterで感想を追うと脊髄反射のような叩きに満ちていて、私同様の感想は埋め沈められていって、ああしたSNSで自分の好きを発信するのは諸刃の剣でしかないと、あの場所への嫌な印象は更に加速していたのを思い出します。
(全く別の素敵な映画の感想で共感する人に遭遇した際にも、その方もその後他の人の感想を検索していて世間の低俗な弄りバズに埋もれ嫌な思いをされたりしていて、本当にそういう場なんですよね..となったりしたものでした

話を戻しますが
膨大な魔法少女が居る原作ですからアニメ版に登場しない子も居りまして、でもその中でもチラリとでも出番が差し込まれたり結構なファンサービスにも満ちていて
例えばマギウスの”羽根”であった事を語られた子が実際羽根の中に居る描写があったり
その辺り原作を知った上での沢山の楽しみもありますので
勿論一個の映像作品として先に御覧になってもよいのですが
原作マギレコのメインシナリオアーカイブ完走後にでも。
まだどちらも未観の方はそんな選択の楽しみもあるかと存じます。

❇️おまけ:マギレコお盆漫画

以前お盆時期に描いた、やちいろ漫画を載せておきます。
(※非公式の個人によるファンアートです
(気付けば今年ももうすぐお盆ですね

メルくんとかなえさんの御話、滅茶苦茶好きでして。。
やちよさんの根本ですし、其を経て いろはちゃんとの関係や みかづき荘が構築されるのが本当に
本当に ね。。。。。

1.
2.おわり🍆🥒

もう一度
もう一度言わせてね。

ばいばい
ばいばいマギレコ
ありがとね。。。。。。。



❎急遽補足:下書きを不意に消失させてしまった場合の対処

あのですね
実はここまで1万字近く打って来た記事が、タブレットの挙動の重さを押して無線キーボードを先行入力的に打っていると何かの拍子に変に選択されて一度一気に全文消え
あっ..?!と思っている内にそのまま自動保存されてしまいまして..。
開き直しても最後の漫画以外まっさらで。

虚無のキモチと化しておりましたが
愕然としたまま何か方法がないか探ったところこうした公式記事が出て参りまして
結果から申しますと無事復帰に致りました。。ので
同様の方の為にと私自身の備忘録までに。

ようは変更履歴機能が実装されているのですが、当時とエディタのUIが変わったせいか普通に探してもそれは見付かりません。
どうしたらいいかあちこち弄っているとやっと該当の項目が見付かった為、その手順を記します。

まずアプリで記事を編集している人は三点リーダの「ブラウザAppを開く」で記事を開き直します。
その後、上部の「編集」ボタンを押して編集画面まで行った処でやっと、そこでの三点リーダの中に「変更履歴」の項目があります。

怖い怖い怖い..
でも復元できて良かった..。
もう少し解かり易いとよいのですが、対策を用意して下さっていたnote運営さんには深く感謝なのです。。

どなたかのご参考にもなれば。

あまりの怖さと安堵で下手に触れずスクショでなく画面直撮りしちゃった..
(9255字が一気に84字ですのよ


インフォメーション*

記事はここまでですが、
お気に召して頂けたならのおひねり用お帽子👒など。
記事自体は無料公開です。
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(※続きの文字は御礼文面です
(※自由金額設定のご支援はnoteアプリでは贈れない仕様の為お手数ながら上の「︙」の「ブラウザApp」を開かれて下さい。

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