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古の即売会参加の思い出と『箱と歌姫』試し読み掲載 -代行ながら久々の参加機会に添えて-

先日の記事△の最後で触れていた、代行展示と代行ペーパー配布を行って頂ける2023/10/29開催の第2回秋葉原超同人際+が気付けばもう直前となっておりました。
私は現在巨大SNS等から離れており上記記事以降は他で告知などもしていないままでしたが、穏やかなnoteで御覧下さった御縁の方だけにでもふとお知らせ出来ればと
また、開催後であったとしてもお読み頂ける記事として綴ってみた次第です。

今回ピックアップも頂いている近年の新刊で描いた御話をほぼお読み頂ける状態で掲載もしてみました。
二次創作のため簡単な登場人物紹介もしており、原作を御存知ない方も、私の漫画の雰囲気と申しますか”こうした表現や御話を描くのだな”といった感じでお読み頂ければと存じます。
(※私にとっての二次創作は、原作内容をきちんと拾った上で自身の漫画表現でお返しするファンアートという形式を取っております



今回の配置場所

主催のメロンブックス様が企画して下さった新たな形式”DL参加”が今回の私の参加体制です。
ボードに作品頁へのQRコードと共に御紹介頂け、更にはペーパーも代行印刷配布して下さるのです..!

画像上部の矢印がDL参加ボードが展示される一角です。
その詳細が下部にあり、その中の丸印が私の配置場所。
出展ナンバー【祭33 乾燥水路】となります。
※画像引用元:イベント公式サイト
https://www.melonbooks.co.jp/special/b/0/fair_dojin/202310_akihabaradojinfes_plus_user/
(許可を取り、note掲載、及び矢印と丸印は私の側で加工しております)

現地に赴けるご都合良き方は是非チラシペーパーだけでも貰ってらして下さいませ。
このペーパー原稿を作成した作業が特に今回すごく懐かしく、こうしたものは大学時代やそれ以降何年かの同人活動時期に即売会参加の都度作っておりましたのですが、ほぼそれ以来なのでした。。
(※イベント後に記事の都合がつけば掲載も考えておりますが、刷られた現物はこのイベント限定ですゆえ

サークルカットです。
暫し即売会自体参加しておりませぬゆえ、こういうのもまた懐かしいですね..
(時に文中の「リンリン視点」は「レイレイ視点」の間違いです。まさかとペーパー原稿確認しましたらあちらもでしたが時既に(何かこのちゃんと校正したはずが記載違い後から感も懐かしきイベントの醍醐味的な(???


今回取扱頂く新刊及び既刊

DL参加の機会との事で、丁度発掘した2種の古き既刊を新装版電子書籍として編集し登録致しました。
当初は折角なので手直しも考えていたのですが、キリが無いので例えば現在では繋がらない個人サイトのURLを消すなどのテキスト修正に留まりました

1.新刊『ふたまき新装版』
実写映画化もされた漫画『るろうに剣心』を原作とし
御庭番衆御頭の四乃森蒼紫と彼を慕う巻町操
2人の絶妙な関係進展の隙間を描いた御話を2篇収録しています。
御話のタイトルは『精神抱擁』と『背愛』。
各々別の本として刊行していたものでしたが、ふんわり続き物のようにもなっておりますゆえ連続してお読み頂ければと思います。
新規解説等をデータ内に添えております。

当時全くこれまでと異なるジャンル刊行となるも様々な好評と人との出逢いと有り難い反応など、とてもとても思い出深い既刊でした。
これについては明かすと、先日の記事で原作ジャンル具体名は出さず幾つか思い出話をしていた中で、このように触れたものに関してはこの作品の事でありました。

https://www.melonbooks.co.jp/fromagee/fromagee/detail/detail.php?product_id=2115196

2.新刊『チャームオブザムーン新装版』
東映アニメーション作品『ハートキャッチプリキュア!』を原作とし
戦士の1人月影ゆり と彼女の”親友”来海ももか との不可思議な関係性を恋慕的な可能性に傾倒し描いています。
幾つかの1-2頁作纏めと、巻末には短編で描く表題作。

自身としてかなり古めの表現にも感じるのですが、当時こうした印象を随分受けてはいたのでした。

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2115203

(※因みに同作を原作とした御話は他にも諸々綴っており、その中でも『Overwhelming her(圧倒的な彼女)』という御話は自身で凄く好きな1篇で。。 "少女が圧倒的な彼女に恋をする"御話です。絵柄はそこそこ古いのですが、ご興味頂ければこちらも是非。電子書籍税込77円頒布です。投げ銭程度でお読み頂けるかと存じます▽

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=471980

3.既刊『鈴音の髪』
CAPCOMの対戦格闘ゲーム『ヴァンパイアハンター』を原作とし
プレイヤーキャラクターのチャイニーズキョンシー・レイレイと、札に身を変えレイレイの暴走を抑え共に地獄を歩む彼女の姉のリンリンとの、強く重い繋がりの御話です。
とても古いゲームですが、これは何と2020年刊行、全編描き下ろしの令和の新刊でした。

アミューズメントで多々稼働していた当時、ゲーム自体への愛着と同時にレイレイのドラマにとても惹かれ何冊か御話を描いており
大きな2篇として『二人の孤島』『命の羽音』という物語を当時発表していたのですが
どちらも”リンリン視点”での御話で、当時から次は”レイレイ視点”で構築した御話を描きたいと思ったまま、受賞からの商業挑戦や前職の多忙などで二次創作自体から離れており(その後戻って来た際は別ジャンルからでしたし)
ずっと抱えていた課題を、コロナ禍でweb即売会という新たな機会にそこで初売りの完全新刊として出してみようと結実させたのがこの一作でした。

全編描き下ろしの上、ちゃんと実本として自費出版で刊行しましたが、やはり直接即売会に出ないとなかなかお手に取ってはもらえないものだなと感じたものでした。
ですが(少部数ながらそれなりの印刷費はかかったものの)嘗ての想いを形にする機会になり満足でした。
現在は電子書籍としてお手頃頒布価格で登録中です。
宜しければ是非、復讐の闇を歩む/きっと2人だから歩める 霊幻姉妹の生き様に触れてみて頂けますれば。

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=657625

4.既刊『箱と歌姫』
東映アニメーション作品『ドキドキ!プリキュア』を原作とした
歌姫でもある戦士、キュアソードという一人の少女の、幸せな記憶と現在、そしてその先に飛びゆく為の御話です。

個人的にこの子の運命には本編中盤からより目が離せず、放送中に描いた自身の御話を受けて最終回後に独自のその先を描いたものでした。
物語自体は大団円であった反面、そこに埋もれてしまいそうなとある結末が彼女には訪れていました。
この子の事だけは、どうにか幸せなこの先を導き出せないかとずっと考えてもおり
それを自身の漫画表現で紡ぎあげた想いの結実
当時刊行した『AN eternal secret box』はかなりの反響を頂きました▽

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=469779

この御話は、このひとつ前の『The time with you was the truth which is not undeniable』という御話をブリッジとした、”あくまで個人的に、それでも強い強い願いを込めた最終回アフターストーリー”でした。

当時『AN eternal-』でやれるだけの彼女の幸せを祈った2014年。
その更に”先”を、令和である2020年に変わらぬ強さで描き切った、
王国の歌姫と
彼女を見詰める仲間達と
彼女が強く想い慕った王女の忘れ形見達
皆が歩みを進める為の御話です。

『箱と歌姫』花迸和裄

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=684289


特別掲載『箱と歌姫』大増量試し読み

※原作本編の結末の欠片及び特定の登場人物の顛末を想像出来てしまう描写があります。
※この御話は原作の物語と人物描写を受けて一個人が漫画で描いたファンアート作品です。

◇登場人物紹介◇(※原作準拠です)

・キュアソード(人間界名:剣崎真琴)・
亡国の戦士であり歌姫。人間界でも歌い続け、職業としての芸能活動時の愛称は”まこぴー”。亡国の王女であったマリー・アンジュに見初められたと言っても良い関係性が本編描写にもあった。

・菱川六花・
キュアダイヤモンドとしてソードと共闘。愛念の仲のマナは大のまこぴーファンであり、一時嫉妬もあったが今ではソードとも良い距離感。

・相田マナ・
キュアハートとしてソードと共闘。幸せの王子と呼ばれる献身性に「貴女の燕に」と手を添えた六花を以前以上に大切にしている。

・四葉ありす・
キュアロゼッタとしてソードと共闘。マナと六花の幼馴染でもある、たおやかな財閥令嬢。(※諜報描写は財力からの想像です

・円亜久里・
キュアエースとしてソードと共闘。幼くも聡明。とある意味合いに於いて”アン王女の忘れ形見”の1人。

・レジーナ・
敵勢力に居た運命の少女。マナとはどこか母娘のような関係性。とある意味合いに於いて”アン王女の忘れ形見”の1人。

・坂上あゆみ・
主に戦闘特化の存在たるプリキュアの中で”想いを届ける”事を願いキュアエコーとなった少女。オールスターズ映画で幾度か登場しtvシリーズの子達と共演世界観に存在している。(※私の描いた御話において初期からソード達と関わって来ており、作中の台詞は原作本編ではなくそこの事を指しています


それでは
『箱と歌姫』試し読み、以下よりお読み下さい。

公開分はここまでです。
お読み頂き有難う御座いました。
(※今はこうしたものを全て公開する適切な場所もなく
そして少額で頒布価格を設定する事で、読みたいと思って頂ける方にはお手軽に、また、興味のある方だけに結末までしっかり読んで頂けるものと感じこの形式を取っております。
同人誌という自費出版冊子を頒布するのが展示即売会であった事の名残でもあり
また、このジャンルどうこうでなく二次創作界隈全体におけるあれこれから距離を置きたい気持ちから、誰でもお読み頂ける場に全てを放置しないという選択でもあります

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=684289


10/29に秋葉原までお越し頂ける方もそうでない方も

頒布物自体は電子書籍であり、新刊も当日イベント開始後は全国で日時も場所も問わずネットでアクセス頂けます。
ですが当日会場にて、冊子を積み上げスペースを飾る各サークルさん達と同じ空間に、ペーパー配布まで添えて展示頂けること。
また、ペーパー原稿や新装版作成自体やこの記事での新刊既刊の紹介や、登場人物紹介を添えての試し読み公開など、今回のイベント参加の御縁があったからこそやれる機会も生まれた素敵な体験であったこと。
とても良いものでした。

丁度先日、好んでネット中心に活動を続けていた歌い手さんがライブを行い、やはりまるで違う直接の熱量を受けて「この為に表現してきた」といった感慨を得ていたのを拝見し
自身の発信がリアルタイムで直に反応を得られる体験というのは確かに代え難いものがあったのを深々と思い出し、正直、ほんの少しだけ、また即売会参加をしてみたい気も過ぎったものでした。
(ただ、アマチュアのファンコミュニティに関わるイベントはそれだけでは済まないものも沢山付随してくる事も知ってしまっておりますからそこはまぁ とも

間を取っての、代行で電子書籍頒布という形での久々即売会疑似参加の機会でした。
私のやれる事としては準備と記事作成のここまで。

私自身は当日行けはしないのですが、願わくば来場者のどなたかでも当サークルにお立ち寄り頂いたり、遠方の方も含め新たに各種電子書籍をお読み頂けるなどあれば
幸いに存じます☻

イベントの成功をお祈りしております..!
入場チケットはこちらから購入可能とのことです(※私に何も入らない普通のリンクです

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