プロテインはほどほどに。

私は数年前から逆流性食道炎になった。
また同時に喘息まで併発したため、最近のコロナ禍の状況だと咳がし辛くて
困る事がある。

ちなみに逆流性食道炎になった原因は概ね判っている。

結論から言うと原因はプロテインの急激な大量摂取である。

話は4年程前に遡る。
仕事柄、運動不足になりがちだったので、運動をしようと会社帰りにジムに通いだした。
最初は柔軟やルームランナーでのジョギングからのスタートだったが、徐々に機械を使った筋肉トレーニングにはまっていく。

困った事にアシスタントの女性達も若くて可愛い子が多いというコンボもぐ~んと私を後押しする事で、いつの間にか週3回程度通うようになっていた。

そうすると筋トレ方法も独自ながら拘るようになってくる。胸筋を鍛えるためだけに角度を徐々に変えるなど、今にして思えば意味が判らないが綺麗な肉体を作る事に面白味を感じ、トレーニング時間も当初30分程度だったのが3時間程度まで伸びた。そして肉体が徐々に筋肉質になってくる事にまた喜びを感じ、もっと効率良く出来ないかと更に拘るといったループに陥っていく。

そのころから筋トレ後には必ずプロテインを飲むようになった。

様々なネット記事を見ると筋トレ後はタンパク質が絶対的に不足するためプロテインを飲む必要があると書いてあったからだ。

ちなみにジムには会社帰りに通うので、プロテインを飲んだ後には当然夕食もとる。

気付くとわずか1年位で、体重が10kg以上増えていた。


元々腸が弱いタイプだったので余り気にしなかったがプロテインを飲んだ次の日は必ず下痢をしていた。

変化が出たのは一年半ほど経ったころだっただろうか。

常に胃がむかむかするようになり、炭酸や酒を飲むとせき込むようになった。

最初は原因が判らず病院に通ったが色々と調べているうちに逆流性食道炎の症状が最も近い。実際のところ、医者に言わせると逆流性食道炎と喘息の直接の関わりは無いそうだが、ネットなどではそういった症状を訴える人が多く、事例としては良くあるといった見解を書いている医者も多い。

ちなみに今は喘息の方の治療がすすんでだいぶマシにはなってきているが、元々好きなだけ酒を飲んでた私にはここ数年はだいぶきつかった。

結果として筋トレは辞めてしまったが、逆流性食道炎のおかげで酒を断ったせいもあってか今はすっかり筋肉も落ちて体重も元の体重以下迄下がっている。(案外体が軽く悪くない。)

みなさんもプロテインと若い可愛い女性にはお気をつけください。






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