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大学女子駅伝を観て

この4年毎年、この日は「金沢マラソン」のゲストとして大会に参加していたのですが、今年は新型コロナウィルス感染防止のため、大会が中止になりました。

なので、久しぶりにリアルタイムで大学女子駅伝を観戦。

観た感じの率直な感想は、スタイルが良い選手が多く、フォームも大きくてきれいで走りが洗練されている選手が多くなったなと思いました。

全チームが映し出されているわけではないので、一概にそれが全てとは言えないですが、走るだけの強化でなく、コアな部分もしっかり強化されているんだろうなと感じました。

結果は名城の圧勝でしたが、もちろん出身校の「立命館大学」は贔屓目に応援しています笑

立命館は17年ぶりに表彰台を逃しました。

これは、選手や学校にとったら残念なことだったと思います。
(私が当事者ならそうなると思うので。)

数年前に十倉コーチと話した時に(6連覇がかかっている時)、「私達の時と違って、今の選手は勝たないといけないというプレッシャーで、自分たちの作りたいチームカラーでなくなっているところもある。」

「とてもしんどいことやけど、自分たちでどんな戦いをするかは自分たちで決めることやしな、ヒントは与えられるけどなー。」とおっしゃっていたのを覚えている。

「連覇かかると優勝という目標が決まっていて、そこにしか向かえない状況になって、追われて怖い感覚はあるよな、個人でなくチームやし余計に責任感はある。」

「勝ち続けているチームにいるから、気が引き締まる。」

私は両方感じると思う。

私らのときはどんなんだったかな?というのを考えると、優勝に向かっていくのにがむしゃらになっていた時代、話し合いもなくそれだけだったなと。

話し合いをするとしたら、話し合いというのではなく、それぞれの個人が心の中で思っていることを吐き出す。になったかもしれないなと思った。

今の選手に話を戻すと、6連覇を逃してから、この3年は3位で表彰台は確保してきた。

私は、立派だなと思ってます。

4年というサイクルで選手が変わる中、大学というのは言われたことをやるのではなく、チームには主将、主務、マネージャー、学年のまとめ役などがあって、それぞれが主となってチームづくりをしていくので、流れの波がある中、その位置を16年間もキープしてきたのは立派だと思います。(私は、走っているだけの主将でしたが笑)

卒業したら、そのまま競技を続行する選手、引退する選手それぞれですからね、大学は自分たちで動かせるスポーツの良さがあるなと個人的には思ってます。

レース観戦からちょっと内容がズレてますが、少しでも学生さんに読んでいただけると幸いです。



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