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”読書の力”で断酒9か月。


※【断酒】をすすめる内容ではありません。読書をすすめる内容です。

※このままでは嫌だ。「酒を辞めたい」と悩む人へ。

※根を詰めずに気楽に読んでください。

※このnoteは出会えた本(教科書)を紹介するnoteです。



そろそろ核心にせまる

 2020年11月。意を決して【断酒】を開始。

一年間続くわけがない。「一年間もアルコールを断てるわけがない」と、9ヶ月前は逆の意味で高を括っていた。


自信がなかったわけではないが、確信があったわけでもない。しかし、アルコールを辞(ヤ)められる“気は”していた。


 2020年。”決定打”となる本……、僕の人生に大きな影響をあたえた教科書と出会えました。
“決定打”とは、『僕が【断酒】を決意するに至った本』という意味だ。

その教科書の【読書感想文的note】を書きたいがために、僕はこのnoteでアウトプット(以前に読んだことのある本の紹介でしかないが……)を続けてきた。


 タイトルにあるとおり、【断酒】も現時点で9か月。あと、3か月で1年間アルコールを断つことになる。

あと3ヶ月”も”あるが、まったく『酒を飲みたい』という気持ちにはならない。


 記念すべき(僕の中だけだけれども)【断酒1年】のnoteには、前述の教科書を紹介したいと考えている。

逆算して考える。残り3note。

”【断酒】に繋がった教科書”を紹介できるのも残り3noteしかないと考えた時、そろそろ”核心に”と小見出しに綴ったわけです。


 僕のnoteは今まで啓発本やビジネス本、マネーリテラシーを高める本などを紹介してきました。

なぜなら『金持ちになりたい』という、”訳のわからない不純な動機”で始めた読書だから。(固定note参照)


”過去noteで紹介してきた本”を読んできたからこそ、これからのnoteで紹介する【断酒や禁酒の本】が響いてくる(自分に影響を与える)のだと思う。

紹介をしてきた本と出会っていなければ【断酒】につながらなかったのです。

なので、是非とも過去記事で紹介した教科書たちも読んでほしい。

自分の人生の中で、何が大切で何が無駄なのか。考え方を変えることができたのは【読書】のおかげだ。


 前振りが長くなりましたが……、直接アルコールに関係する内容の教科書、【断酒、禁酒】をテーマにした本、を紹介して残り3noteを締めくくりたいと考えています。


今回、紹介したい記事はコチラ↓。(記事!?)

そう!ネット記事!


出典:鹿児島竹友断酒会機関誌「竹友」第25号(1991年2月)
「アルコール依存症の精神構造と治療」


本、教科書と言っておいて変な肩透かしごめんなさい。



心決まれば何でも教科書

 次回のnoteから、”記念すべき断酒1年note”までは、影響を受けた(僕は)本を順次紹介していきたいと考えているのですが……、

と、その前に是非ともこのネット記事も紹介したい。


 上記の記事は、“決定打”(記念note掲載予定の教科書)を読んだあとに見つけたネット記事なのですが…、

身につまされる思い……、

イヤ…、自分のことが綴られているように感じて、少し嫌な気持ちになりました。

ですので、スゴく影響を受けました。


 なんと言っても、アル中を……、依存症を……、そして自分自身を……。的確にとらえて説明されている。

恥ずかしくなる……。他人(ひと)事とは思えない!

『完全にオレのことを書いている!』と、思ってしまうのです。(記事内では入院患者の話ですが……僕は入院をしてません)


今、読み返してみると……、【おぞましい】。

『そこまで言う?』というくらい辛辣(しんらつ)な言葉で綴られている。

ホントに”鼻っ柱を殴られた気持ち”になる。

言い返せない。

ぐうの音も出ないのだ。


そして後半をそのまま載せちゃいますが……。

それまで、いかに自己中心で我がままなことを言っていたかに気付きは
じめる。「おとなげないことだった」と少し反省の気持ちがめばえはじ
める。自己反省の姿勢が出てくると、治療は半分以上でき上がったと言
ってよい。我々は、この段階で「内観療 法」という精神療法を活用し
ている。幼少期からの自分を、くわしく調べてみる治療である。自己を
みつめる治療が進むと、いかに自己中心でその場かぎりの刹那主義で生
きていたかに気付いてくる。自分のおろかさ、馬鹿さかげんに、涙を流
しながら深い反省ができるようになる。この頃から人間が変わりはじめ
る。性格、人格の変化が見てとれる。人柄が変わってくる。言うこと、
なすことが今までとはちがってくる。この段階になれば治療は9割成功
である。ここまでが基礎的治療になる。あとは現実社会の中で自分を鍛
え続ける治療である。ここまでくれば自己反省の深まりから、多くの人
々への感謝の心が生き生きと湧き出してくる。「ありがたい」とすなお
に喜べるようになる。感謝の深さによって、今まで支えてくれた人々に
対する恩返しの気持ちも高まってくる。自分でも自分の成長に気付きは
じめる。そして、さらに高く自分を磨き上げることに喜びを感じはじめ
る。それと同時に、今、アルコールに苦しんでいる人を、一人でも救い
あげたい衝動にかられてくる。この世は一人では生きられないことを知
りはじめた証拠である。自分も何かに役立つ人間でありたいと思う人間
らしい欲求である 。
 こうして、今まで、酒、酒、酒と求めてきた欲求が、社会の中で生き
る一人の人間として、より良い姿でありたいという欲求に変わってきた
時、はじめて、アルコール依存症からの回復が成功しはじめたと言える
。

僕の今現在の状態に似ている……。

非常に前向きな気持ちになります。

う~ん……。言い当てられている……。


読書

 僕は今でも読書を趣味として嗜(たしな)んでいるが、アルコールを断つ前は、どういう気持ちで本を読んでいたのだろうか……。

そもそも、本当に本の内容を理解していたのだろうか……。

アルコールで麻痺した頭で……、

物事を……、

日々の生活を……、

家族のことを……、

趣味を……、

仕事を……、

人間関係を……。

真剣に考えられていたのだろうか……。


 今は、クリアな頭で物事を考えている。(本当か?後遺症がないとも言いきれない!)

そして、今となっては”僕には”飲酒によるメリットは無いと考えている。


『酒なんて、止められるもんなら止めたい』と、考えている人……、苦しんでいる人は、【読書】という“行為”を試してほしい。そして楽しんでほしい。



とにかく【読書の可能性】を信じている。


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