高校時代=暗黒時代

中学時代までは、ごく普通の田舎の中学校でみんな優しくて悩みなんかなくて楽しかった。

片想いの男子もいたけどバレンタインにチョコ渡したりするくらいで付き合うなんて概念がなかった。笑えるくらいにみんな幼くて純粋だった。

そして、、

高校時代=暗黒の時代。

中学で仲良くしてた子達も同じ高校に何人もいたけど3年間全く同じクラスにならず。親友と呼べる友達がただ一人として出来なかった。

3年間それぞれ学校で行動を共にするクラスメイトはいて1人で過ごすはなかったけど、誰にも心を開いてなかったし、どこかみんなを下に見てた。いわゆる目立たない地味なグループの女子達。

常にもっと上位で人気があるグループに入りたいと思ってた。一瞬入った気がしたけど持ち上げられて落とされた。笑 急に無視から始まりあっという間に赤の他人へ。こんなアホな女そうなって当然である。

そんなアホな気質はそもそも中学の時からあったと思う。もっと目立つ人、かわいい人と友達になりたい。という他力本願な欲望。それで自分も価値が上がるとでも思っていたんだろう。

そんな風で高校の卒アルなんかどこあるかわからん。死んだ魚の目してニコリともしてない圧倒的にブサイクな写真だった。普通みんな1番キラキラしてる時代だというのに。

もちろん初彼氏なんかできるわけもなく。帰宅部。毎日帰って家で何して過ごしてたのか記憶もない。イエモンにどハマりしてそれがあるから生きてた様なものだった。

高校で初めて、たった一人で大海に放り出されて溺れたんだと思う。どうやって泳ぎきるか知る術もないくせに周りにはバレたくなくて必死にもがいて、そこらじゅうの流木に掴まり倒して。親にバレるのも恥ずかしくて取り繕っていたんだろうな。

自己肯定感が育ってなかったんだと今振り返りながら思う。当時はただ運が悪いとか思ってたけど全然違った。自分というものがなくてソワソワしてるくせに友達を大切にする心もなくて、親友なんかできるはずなかった。

人生振り返ってみても高校時代が一番苦い。取り戻せない一番キラキラしていたはずの時間。戻れるなら違う自分でやり直してみたい。




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