世界で水道水をそのまま飲める国は10カ国しかないわけ
人体の70%は「水」で出来ていると言われています。
誰でも毎日、自分の好みの水を飲んでると思いますが、私は外食やカフェに行く時以外は基本的に「水道水」を好んで飲んでいます。浄水器なども使いませんね。
えっ?とよく言われますが、日本の水道水は世界でも有数の「安全な水」だからです。世界には約200の国がありますが、安全に水道水を飲める国は、なんと「10ヵ国と2都市」しかありません。
よく出張や旅行で海外へ行くと水道水はお腹を壊すので、ミネラルウォーターを飲むことを勧められました。世界のほとんどの国の水道水は、水質などのメンテナンスが行き届いてないからです。
では、どこの国は安全なのか?
アジアでは、日本だけです。
ヨーロッパでは、 アイスランド
アイルランド
ノルウェー
フィンランド
ドイツ
オーストリア
スロベニア もともと自然の水質が良さそうな北欧が多いですね。
あとは、ニュージーランドと、南アフリカ。
都市では、オーストラリアのキャンベラ、 スェーデンのストックホルムの2都市のみです。
開発途上国だけでなく、アメリカ、イギリス、カナダなどの先進国の水道水も直に飲むのは要注意なんですよ。
こんなに少ないの?と思いますが、水道水を飲料にできるようにするには国土面積の面からインフラを整えるコスト、水質の管理など結構お金がかかるからです。
日本は、国土も狭くインフラ整備のコストがアメリカなどと比べて安く、水道法がきちんとあって水道の水質基準が守られています。定期的に約200種類もある検査を行い、浄水場で水の汚れを取り除き、塩素で細菌などを消毒した状態で届けられています。
日本のように、ここまで設備が整えられている国は、世界でも珍しいんですよ。
日本の「水道水」は、世界でも有数のクオリティーなので、私は自宅では水道水を愛飲しています。
毎月、水道料金も払っているのでミネラルウォーターを買う必要もないかな、とも思ってます。
私の出身地の沖縄では昔ダムが限られていので、よく夏場は断水が続きました。お風呂のユニットバスに水を貯めて生活して、台風が来て大雨が降るのを待っていた時代もありました。今はダムも整備されているので断水はありませんが、蛇口を捻っても水道から水の出ない経験もあるので尚更なんです。
日本は世界の中でも湧き水など地質的にも、気候的にも水が豊かな恵まれた国だと思います。
「安全な水」が当たり前のように飲める国、ありがたい環境ですね。
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