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サブスク型のメディア運営で実現できること #メディアミートアップ vol.10

こんにちは😊 UI/UXデザイナーのkannaです。
先日、メディアミートアップvol.10のイベントに参加してきたので、記事にまとめてみました。

どんなイベント?

noteプロデューサーである徳力基彦さんの完全個人運営のイベントです。
今回はcakes編集長である大熊(だいくま)さんも参加し、メディアの未来や今後の有料マガジンについてお話をしてくれました。

イベントに参加できなかった方向けに「やわラボ」さんご協力のもと、Youtube動画(前半90分)も配信してくれているので、ご興味ある方は是非覗いてみて下さい🌷

ゲスト

大熊 信 / cakes 編集とライター
竹中 万季 / she is プロデューサー
野村 由芽 / she is 編集長
やわらかゆーすけ / やわラボ オーナー

cakes-メディア運営の仕組み

まず、cakesが実はnoteのプロトタイプ的な位置づけにあったということに驚いた。コンセプトとしては、個人のクリエイターを支えるために場所を用意し、そこに出版社も集結できるようにプラットフォームを構築。月額150円で読み放題なら新聞を買うより断然安いしストックもできる。何よりクリエイターの記事が読めるところが良いと思った。

運営方法
・4人で記事管理をしている
・週に90記事(週5日だと1人1日約5記事担当する計算?)
・記事の7割は出版社からコンテンツを提供してもらっている

she isのメディア運営

どんなメディアにしたいと思ったのか?
・特集という考えを取り入れたもの
・自分が知りたいことを置く場所


流れていく記事よりも、誰にとってのものなのかを考えるようにという思いが強かった。場所をつくりたかった。デジタルが進化することでアナログが見直されることが多い。

「デジタルが進化することでアナログが見直されることが多い」という言葉に自分はもの凄く共感した。どんなに技術が進化しロボットの活躍が増えたとしても、私達が生き物である限り「心」が最も大切であることは永遠に変わらないのだと思う。アナログの良さは機械では得られない安心感だったり、心の暖かさ、一体感、幸福感を得られるところなのではないだろうか。
今後はIT技術を活かしながらもアナログな共感型のコミュニティの需要が高まっていくのかもしれない。

やわラボとは?

CAMPFIRE COMMUNITYで開設されているコミュニティの一つです。

どんなことができるの?
・月額3,000円でFacebookグループに参加できる
・本家、プロジェクト室、雑談部の3つから構成される
・会費を払うことでライブ配信、動画編集について学びを得る
・クリエイターを支援することが目的のオンラインサロン

やわラボの特徴とサブスクとの親和性

・今はオンラインで先生と生徒が繋がり、一緒にものづくりをする時代
・今後はこういうメディアが主になるのでは?
・クリエイターが今後はもっと発信できるようになるべき
・セカンドスキルを身につけるオンラインサロンはニーズありそう
・仕事を一緒にやるチーム的な場所がつくりたい

これまで私達が何かを学ぼうと思った時、大半の人間は本屋に行って分厚い初心者向けの本を購入して独学で学ぶか、高いお金を払ってスクールに通うかの2択が一般的だった。しかし次世代の子供達にはもっと効率的で確実な学習方法の方が需要があるのではとゆーすけさんは考えた。

少子化が進む日本では子供達は貴重な人材であり、IT化が進めば進むほど人間に求められる仕事内容も高度になっていくと予想できる。そうなればどう効率よく人材育成をするかが重要な課題になるはずである。となるとその道のプロと未経験者が一緒のチームになり、学びながらチームワークを構築しつつ成長していくというのは理想的なスキル習得の形なのではないだろうか?特にYoutubeを見て育った今の子供達には、もの凄くしっくりくる学習方法だなと思えた。

例えば息子(小5)がゲームで行き詰まった時、彼は9割方youtubeでプロの人の動画を探して解決手段を見つけるのだ。のこり1割で周りの人に質問することもあるがその頻度は決して高くない。昔のように攻略本片手にゲームをしたり、テキストベースの攻略サイトを漁る時代はもう歴史の一部になってしまったんだと悟った時は結構ショックに感じたものである。

Q&A PICK UP

🐻(大熊さん)👩👩(竹中さん、野村さん)🎥(ゆーすけさん)

Q:何故サブスク型にしたのか?

🐻:最初は週150円のペットボトルの金額で始めた。
新聞を買う金額で記事が読めるならビジネスになると思ったから。
👩👩:能動的に行動できるサイクルをしたいと思った時に、サブスクに辿り着いた。
🎥:熱量高まってる人に良い展開をしたいと思った時にサブスクだとおもった。本気で入ってくる人達が密度の高い交流が生まれる。お金をかけた分だけ熱量も高いものができる。

Q:広告モデルと比べたサブスクのメリットは?

👩👩:両方あると相乗効果が生まれるかもと思う。ただ単にお金を払っているわけではなくいろんなことを学べている。
🎥:入ってる人が発信してくれているので営業コストが削減できるとおもう。ボディブローが効いてくるのがサブスクだと思っている。

Q:サブスク型のメディアが成功するためには?

🐻:テキストメディアが成功するためにはコアなファンを増やす。
長くめげずにコツコツ努力を続けること。コンテンツを出し続けること。cakesは4年くらいかかっている。エコシステムを考えるのも大事(人件費を抑える)
🎥:サブスクは積み重ねなので最初の期待と継続した人の期待が離れすぎるとズレが生じてしまうので、そこのバランスが大事。顧客層の考え方を揃えるのも大事。急に会員数が増えるのはよくない。ユーザーのブレが大きくなりすぎてしまうと荒れてしまう。
👩👩:何に価値を感じて課金するのかを考え続けなければいけない。そこが成功するかどうかに繋がるのだと思う。対話が大事。 手書きで招待状書いたりした。その人をかき立てる何かを常に考えている。

Q:どういう状態ならサブスクやっていいのか?逆にやらない判断基準はどこにあるのか?

🐻:如何にお金をかけずにコンテンツを提供できるか考えれば良い。
サブスクしかない!と思い込んでいるならやめたほうがいい。考え方がもうやばいから。サブスクは変なことをしない限り急激に減ったりはしない。
🎥:クリエイターの方が喜んでくれる。音楽をする人たちは基本発信しない人が多かったから仕事がとれず辞める人も多かった。そとに発信できる場所があると継続しやすいと思う。長期に渡ってメリットがあるといい。

Q:ユーザーの離脱を防ぐにはどうすれば?

🐻:永続的にコツコツ積み重ねる。記事だとストーリー物が強い。
🎥:コミュニティの雑談でコメントする理由をつけてみた。その結果コメントをつけた人の離脱が減った。つまり接触回数を増やすことで継続する気持ちが維持できるということ。
👩👩:メルマガで人間味のある文を書くようにした。誠意を絶やさないことが大事‼‼‼ 相手のことを大切に想っているよと伝えることを意識した。

Q:オンラインスペースでどういうコミュニケーションが発生してほしいのか?

🎥:Facebookでメンション→Twitterで見た人をやわラボ内で展開「この人もアイドル好きですよ!」とメンション付けて教える→Twitterとかで人と人がつながる、その手助けをしてあげる

感想

当初想像していたメディアとはだいぶかけ離れた内容だったが、今後需要が高まりそうだと思えるメディアのお話が聴けて大変勉強になりました。実体験からおのおのが得た知見をこうしたイベントで共有してくれるのは本当に有り難いです。抑えるべきポイントを自分の中に落とし込み、それをつくりたいサービスに活かしていけるように深堀りしていこうと思います。このイベントを企画運営して下さった皆様には感謝が尽きません。ありがとうございます!🐜🐜🐜

イベント終了後に自分がとった行動

・ゲスト様が初見だったのでどんなメディアを運営しているのか調査
・どんな表現方法なのか、他のサービスと違う部分がどこかを観察
・Twitterを探して過去の投稿を見て人柄を知る
・自分にとってキーポイントになりそうな話をがどれか整理する

イベント終了後、熱量MAXの状態で家に帰りそのまま上記の行動に移った。
気づいた時には夜中の3時をまわっていたので翌日の睡眠不足は免れない。でもどうしてもこの高揚感は抑えられなかった。アドレナリンが過剰に分泌されたに違いないと悟りながら私は床についたのであった(マル)

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
フォローをして貰えたら飛び跳ねて喜びます♡

これからもいいアウトプットができるように頑張ります٩(๑´0`๑)۶

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