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日本初!自転車トラックトーナメントPIST6(250競走)きらびやかな非日常的空間と最高峰のスピード感を体感!

先日、千葉JPFドーム(TIPSTAR DOME CHIBA)で行われているPIST6(250競走)に行ってきました!(≧▽≦)※4/9更新

なんせ、初めて行くのでドキドキものでした。
…っということで、今回、はじめて行く人にも、わかるように書かせて頂きますね。写真多めです<(_ _)>

まずは、基本的なことを知っておこう!

■競輪とKEIRIN(ケイリン)には大きな違いがある!

日本発祥の競輪は、全国各地の競輪場で行われる、日本の公営ギャンブルとして長く親しまれてきたものです。

一方「KEIRIN(ケイリン)」は、日本発祥の公営競技である「競輪」を元に作られた競技で、現在では、国際自転車競技連合(UCI) によって「KEIRIN」の名で正式種目として認定されています。
自転車トラック競技の国際大会やオリンピック正式種目として、採用されています。

同じ読みなのですが、ルール、バンク(競走路)、使用する自転車(機材)などに違いがあります。

■新しい自転車競走・PIST6(250競走)とは?

PIST6レース

千葉市が主催する国際基準のルールに基づいて行われる、日本初の新しい自転車トラックトーナメント・PIST6(ピストシックス)。

PIST6(ピストシックス)とは、千葉市主催の250(にーごーまる)競走の愛称です。1周250mのバンクを6周する「250競走」という種目のことです。

また、国際基準のルールに基づいて行われる「KEIRIN」と、アート、フード、ファッション、華やかなレーザーを使用した「エンターテインメントショー」を融合した、新しいスポーツエンターテインメントとしても、注目を浴びています。

PIST6 Championship(ピストシックス チャンピオンシップ)とは?

国内外ワールドクラスのトップアスリートたちが世界最速の称号をかけ、年間を通して戦います。国際基準のルールのもと、1年間を4つのシーズンに分けて開催され、成績上位者による年間ファイナルで世界最速のチャンピオンが決まります。

■主な競輪とPIST6(250競走)の違い

PIST6(250競走)は、競輪とは異なり、個々のスピード性を競う自転車競技です。そのため、競輪におけるランクのS級・A級などの枠がなく、また競輪の「ライン」(3人ほどで列をなして走ること)というチーム戦や、選手同士が体をぶつけ合う、牽制もありません。

競輪は、1日1回の出走ですが、PIST6では昼(デイ)と夜(ナイト)の1日2回(基本は2日間で4走)するため、体力も必要となります。

また競輪の場合、コンクリートバンク(競走路)で、1周の距離は333m~500mで、傾斜角度(カント)が約30度。
PIST6(250競走)は、国際基準の周長・1周250mの木製バンク(競走路)で、最大傾斜角度は42.6度。
競輪と比べて1周が短く、傾斜角度がきつくなるため、スピードがでます。ゴール時のスピードは、競輪より早いと言われています。

さて基本的なことは、わかったようですので…。
次は、PIST6(250競走)の見方や魅力などをポイントでご紹介しまーす😊

■会場の千葉JPFドーム・ここでしか見れない建築デザインやアート作品をチエック!

おしゃれな雰囲気の千葉JPFドーム

千葉JPFドーム(TIPSTAR DOME CHIBA)が日本空間デザイン賞2022に入選!

PIST6(250競走)会場である「千葉JPFドーム」は、千葉公園内の旧千葉競輪場跡地に、2021年10月に完成しました。

自転車競技の国際規格に準拠した250m木製トラックを有する、観客席約2500席の多目的スポーツ施設(地下1階・地上4階)です。国際規格に基づいている施設は、国内では「千葉JPFドーム」を含めて3つしかありません。

来られたかたは、わかりますが、外観・内観がすでに芸術~😄
個性的なデザインのドーム大屋根は、シンプルな鉄骨構造で表現。

ドーム内の屋根

出入口には、ここだけしか見られない!ニューヨークを拠点にしている現代美術家・松山智一さんの作品の壁画と彫刻があります。

現代美術家・松山智一さんの作品・壁画
こういう見方も!あえて、写真は縦を横にしてます!

バンク(競走路)は、木製なのに、傾斜角度のうねりが凄くて芸術的!
最大傾斜角度は、42.6度!

バンク脇から撮影・傾斜角度うねりの高さが凄すぎる~
座席とバンクは思っているより近い!

バンクと座席の間には柵がないため、自転車が時速70kmを超えるスピードで走り抜ける臨場感は、まさに圧巻~!

清水建設株式会社(シミズの設計本部)

☆デザイン性豊かなユニフォームにも注目!

カラフルデザインなユニも特徴!

選手のユニフォームは、PIST6(250競走)のためにデザインされている、オリジナルユニなのです!
ファッション性の高いデザインで、カラフルな色彩で、さまざまなデザインが特徴。ちなみに、選手自身が選んで着用しているとのことです。
選手のユニにも、注目してみてくださいね。


■PIST6(250競走)のここを見逃すな!

☆タイムスケジュールを確認しておこう!

大きなモニターでも表示される

入場した際に、パンフレットと、紙製の応援クラッパーをくれます。
応援クラッパー紙の裏にも、1日の流れや店舗情報が掲載されています。
また、会場内の大きなモニターでも1日の流れが紹介されます!

勝利した選手のインタビューはもちろん!
レース間の休憩時間(インターバル)に、レーザー&ダンスショー、ポイショー、プレゼントタイムなどが行われますので、お見逃しなく!

また、状況にもよると思いますが、レース終了後、木製バンク(競走路)の上を歩くことができますよ。

また、パンフには、ルール、施設内の案内などが記載。オリジナルグッズがもらえるクイズが掲載されているので、やってみるのも面白いかも。


☆きらびやかな非日常的空間&エンターテインメントショー

非日常的空間を演出~!次世代の映像、レーザー照明、スモーク、炎などを使った華やかで豪華な演出が凄すぎる~!!
これ見るだけでも価値あるかも?

さまざまな彩が美しい!非日常空間!
インターバル(休憩時間)でも凄い迫力!


☆BE:FIRST MVにも使われた!迫力満点の選手登場🎵

PIST6(250競走)は、最新の音響照明設備による華やかな演出が魅力🎵
選手登場が、ど派手演出で凄い!(≧▽≦)

選手登場~!!

実は、去年紅白にも出場した、日本のボーイズグループ『BE:FIRST』 の「Milli-Billi」ミュージック ビデオを撮影された場所が、ここです!
選手登場シーンは、BE:FIRSTでも、しっかりと使われていますよ🎵

箱推しBESTY(ベスティ)→メンバー全員のファンという意味です。
なので、めちゃ嬉しい🎵

☆最も速くゴールした者が勝ち!時速70kmを超える最高峰のスピード感と激しい駆け引きを見逃すな!

スタート地点・選手とホルダー(発走補助員)

PIST6(250競走)は、6人の選手が、バンク(競走路)を6周し、もっとも速くゴールした選手が勝利となる、シンプルな自転車レースです。
競輪で使う機械式ホルダー(発走機)は使わず、ホルダー(発走補助員)が選手を支え、人の手によって発走していくかたちです。支える人も凄い!

レーススタート前

また、レーススタートの合図となる号砲を鳴らすのは、競技運営におけるバンク上の司令塔・発走合図員!

レース展開としては、初めはペーサー(ペースメーカー)が先導するため、ペーサーが外れるまでは、追い抜いてはいけないルール。

レース1周目の様子

1周目・選手の並び順はスタートポジション通り、2周目から位置取りを変えていく。4周目に入る直前にペーサーが離れると、一気に白熱するレース展開に!!6周目のフィニッシュラインに到着した順位により、着順が決定します。

時速70kmを超えるスピードで走る~!

本当凄っ!
競技用自転車は、一般的な自転車とは異なり、ブレーキがないとのこと。
え?どう止まるの?!←そこかい(笑)
選手たちは、時速70kmを超えるスピードで走る~走る~走り抜ける!!!
車のスピードで考えても、マジ速い!

集中して見ていると、あっという間に終わってしまうので、一瞬を逃さないようにね。
目の前で、最高峰のスピード感を体験できたり、ベストポジションをとるため、激しい駆け引きが行われたり、一気に抜いていく瞬間は圧巻すぎるぅ🎵


PIST6 Championshipの裏側 

選手についてはこちら(公式サイトより)


☆ペーサー(ペースメーカー)の動きにも注目!

ペーサー   スタート前・待機中

選手も凄いのですが、黒色のペーサーのかたも凄いです。スタート地点の逆側から出発して、加速しながら半周、スタートラインを越えたら、選手たちが一気についてきます。

スタートから退避まで半周ごとに決められた速度やタイムがあり、速度ではスタート時点で時速30kmで入ると、その後3~4kmずつと上がっていき、最終的には時速50kmになるそうです。はやっ。

自転車にも特徴があって、モーターのついた電動自転車で、軽く力を入れるだけで加速。加えてコンピューターが搭載されており、決められた速度などの情報をインプットされているそうです。

それにしても、決められた速度やタイムを維持しながら走る姿や、列から抜けるタイミング~圧巻だわ!

PIST6 Championshipの裏側 ペーサー編


☆PIST6では 単勝が買える!

競輪では単勝がありませんが、PIST6では「単勝」があります。
1等になる選手のみを選ぶだけなので、初心者にも分かりやすい。

従来の窓口での車券販売のシステムは、採用されていません。
なので、ネットから購入するということになります。
ミクシィが提供する共遊型スポーツベッティングサービス「TIPSTAR」と「netkeirin」です。(注:車券の購入は20歳になってからです)

ちなみに、予想練習したい初心者向けに「TIPSTAR」では、お金をチャージせずに、サービス内でのみ無料でレースにベッティングできる「TIPメダル」があります。


☆PIST6 DANCERSが魅せる!※2023年3月卒業

色彩が美しい光と音が交錯する中、ダイナミックで迫力ある、多彩なパフォーマンスを魅せてくれるのが、オフィシャルダンスチーム・PSDです。

PIST6 DANCERSの圧巻のダンス!

PSDとは、PIST6 DANCERS = PSD とのこと。オープニングショーと、レース間にあるインターバルで、パフォーマンスを披露してくれます。
※2023年4月から場内進行・演出のリニューアルに伴い、現在実施しているプログラムの変更に伴い、卒業となりました。


☆リッチでバブル感が楽しめる!非日常空間で様々なグルメを楽しむ🎵

施設内には、フード&ドリンク、PIST6オリジナルグッズを取り扱うショップがあります。全長250㎜サイスのスペシャルホットドック、オレンジピザ、インパクト抜群の丸々一切れケーキが乗ったシェイクなどが販売されています。

また、全座席が対象で利用できる先着20名の「飲み放題メニュー」や、仲間同士と楽しめる「パーティーセット」もあります。
リッチなバブル感が楽しめる非日常空間の中で、仲間・恋人・家族と共に、レースを見ながら食事を楽しんでみては。

全座席が対象・先着20名の「飲み放題メニュー」


■ドーム内・さまざまな視点から楽しめる!

座席タイプは、黒色のプレミアムシート、レギュラーシート(A~F)、BOXシート、車いすシート、VIP ルームがあります。

レギュラーシートは、メインスタンド席(スタート・ゴール側)がABC、バックスタンド席が、DEFになります。
競技を見る際には、違いはありません。よく見れます!

他に、入場された方であれば、誰でも無料で利用できる人気の「アリーナ」があります。1階から、トンネルを抜けるとアリーナに出ます。
アリーナは、バンク(競走路)の内側(中心)にあるソファ席となるため、定員を超える場合は、入場制限する場合があります。

アリーナ(ソファ席)では、また違った角度から競技が楽しめる🎵


■入場チケット購入方法は?

入場チケットは、千葉市より委託された株式会社PIST6が販売しています。
購入方法は、インターネット購入と、直接会場で購入することができます。
また、現地チケット購入で途中入場も可能とのことです。

ちなみに、PIST6では、キャッシュレス決済となるため、現地でチケット購入する場合でも、現金では購入できません。
クレジットカード、電子マネー、一部キャッシュレス決済(QRコード・バーコード)のみ、ご利用可能とのこと。

【感想】
個人的には、PIST6って「KEIRIN」というより、どちらかといったら、エンターテインメント系のショーを見ている感じですね(´▽`)🎵
すべてにおいて、凄かったなぁ~!

一度は見ておいたほうが良い競技ですね🎵

詳細は、公式サイトや公式Twitterで。
行く際は、ドーム利用における各種注意事項やイベント情報などの確認を🎵

※追記(4/9):2023年4月から場内進行・演出のリニューアルに伴い、現在実施しているプログラムの変更とのこと。ここの記事とは異なっている部分があるかもしれませんが、ご了承ください<(_ _)>

■PIST6 (ピストシックス)公式サイト

■概要

会場:千葉JPFドーム(TIPSTAR DOME CHIBA)
住所:千葉県千葉市中央区弁天4-1-1(千葉公園内、旧千葉競輪場跡地)
時間帯:DAYとNIGHTの1日2回。※公式サイトで確認願います。
駐車場:あり(第1駐⾞場)
【施設内】
ドーム内の出入口は一か所(バックスタンド席側から入場、退場)
喫煙全面禁煙です。
但しドーム内に加熱式たばこ専用の喫煙スペースあり(メインスタンド席側)授乳室、多機能トイレあり
自由に使えるFree Wi-Fiサービスあり
レンタル可能なモバイルバッテリーあり
完全キャッシュレス決済

【電車】
・千葉都市モノレール「千葉公園駅」下車、徒歩約2分
・JR総武線「千葉駅」下車、北口・千葉公園口より徒歩約15分
※個人的には、千葉公園内にあるため、園内を通って行きますので、
JR千葉駅から会場・千葉JPFドームまでは、徒歩で約20~30分は見ておいたほうが良いでしょう。

※体力に自信のないかたは、JR千葉駅から「千葉モノレール」を利用されたほうが良いかと思われます。JR千葉駅から、千葉モノレール1つ目「千葉公園駅」で下車。改札口出たら、左側(千葉公園内)へ降りてください。

降りたら、道なりに行けば、白い建物が見えてきます。建物に近づいたら、右側にぐるりと回ってください。受付と出入口があります。
道の途中、PIST6 (ピストシックス)の看板、旗が出ています。

旗と看板

【シェアサイクルを利用する】
千葉市では、HELLO CYCLINGのシェアサイクルが利用できます。
千葉公園側で利用する場合、千葉駅北口駅前広場、ファミリーマート千葉弁天二丁目店などにあります。他に多数あるので、検索してみてください。

〇ふなっしー!がやってきた!



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