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つれづれkankanbou

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出版社「書肆侃侃房」の日々を社員がつづる。
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記事一覧

沖縄、受難つづく島の現実(書肆侃侃房 田島安江)

 今日5月15日は沖縄の本土復帰50年の節目の日である。これだけ、テレビや新聞・雑誌で取り上…

【20周年に寄せて】3<下>:オタワは人種のるつぼ(書肆侃侃房・田島安江)

2022年4月で、書肆侃侃房は創業20周年を迎えました。「つれづれkankanbou」では、【20周年に寄…

【20周年に寄せて】3<上>:英語がわからない(書肆侃侃房・田島安江)

2022年4月で、書肆侃侃房は創業20周年を迎えました。「つれづれkankanbou」では、【20周年に寄…

【20周年に寄せて】2:寒さに音を上げた北海道暮らし/突然降って沸いたカナダ行き(…

2022年4月で、書肆侃侃房は創業20周年を迎えました。「つれづれkankanbou」では、【20周年に寄…

【20周年に寄せて】1:人生を決めたあのとき<下>(書肆侃侃房・田島安江)

2022年4月で、書肆侃侃房は創業20周年を迎えました。「つれづれkankanbou」では、【20周年に向…

【20周年に寄せて】1:人生を決めたあのとき<上>(書肆侃侃房・田島安江)

2022年4月で、書肆侃侃房は創業20周年を迎えました。「つれづれkankanbou」では、【20周年に向…

劉暁波の思いを(書肆侃侃房 田島安江)

今年も6・4がやってきた。どうしてもこの日は忘れるわけにいかない。天安門事件の犠牲者を追悼するために、「言論の自由」を取り戻すために。中国という国はいま、ますます意固地になっているよう思える。劉暁波がほとんど命をかけて発信し続けた「自由」への希求。香港も台湾も、封印された人々の思いはいま、内に内にと向かっているように思える。 記念碑が声を殺して哭いている 流血が染み込んだ大理石のマーブル模様 心が、思いが、願いが、青春が 戦車の錆びたキャタピラーに轢き倒され 東方の太古の物