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それではCUBE占いのワークを実際にしていきましょう。

本来占いというものは自由に行われるものですが、その多くのスプレッド(カードの配置)にはその名前に由来する形(象徴体系=言語の元である文字も元来は象形文字から派生するもので、形や形状をイメージとして「伝達」する事)で構成されることが殆どです。

①から⑧の並びはそのような象徴体系を意味します。(各要素の意味についてはカッコ内をご覧ください。)

CUBE上の顕在意識と潜在意識のゾーンを認識しましょう。

顕在意識とは、CUBEを傾けた状態で手前に見える3面を指します。

潜在意識が裏面の3面となります。

本来の正確なイメージ的なゾーンでは明らかに潜在意識の分野の方が大きくなりますが、この潜在意識は顕在意識の世界に近い世界を表しています。

あなたに関連する「世界」がこの顕在意識と潜在意識を含めたCUBEの体積に相当します。

このCUBEを魚の水槽に見立てましょう。

この水槽に水を入れていくと、満たされた状態を示すのは水槽の上面に水が溢れる時になります。

水が溢れるというのはその「世界」ではおさまらない状態を示しますので、また別の「世界」への旅立ちや遷移を意味します。

最終的にこのように満たされた「世界」を積み上げていくことで、ルービックキューブのようにあなたが目指す「世界」の「完成」に近づけることが「幸せ」に通じる「行為」だということです。

これは、「誰かと比較する」事では成り立ちません。

「幸せ」の目指すところは人それぞれ違うからです。

「幸せ」を感じる程度であれば、ほんの少しの何らかのプラス材料があるだけでも満たされます。

それは、私たち日本人が衣食住に困らない環境に通常の状態として居ますが、極貧な国に住んでいる国の人からすればそのひとつでも常態化できれば「幸せ」に相当するからです。

このように「幸せ」にはさまざまな次元のものもあり、マズローの法則で確認したように、同時に発生しているものでもあります。

その中でも「最高の幸せ」というものに限定して言うのであれば、「自己超越の欲求」を達成された時にはじめて感じることができるでしょう。

それは世界の成功者が莫大な寄付や支援を行い、一瞬にして数多の人の「幸せ」に「貢献」できた姿を目にしたことがある人であれば、想像にたやすいことでしょう。

そこまで目指すことをスタンダードにする必要はありませんが、少なからず自分が最低限満足いく「幸せ」を常に感じながら生きて居たいものですね。

そこを目指すには、最初からあぐらをかくような態度では到達できません。

仮に親の後光で恵まれた人生の出発であっても、その人個人の「在り方」と言うものは、そのうち他人の「評価」として現れますし、「生き様」として刻まれ「幸せ」の度合いとして還元されるはずです。

以前は非常に高名だった貴族が、いつの間にかプライドに縛られた挑発や誘惑に乗せられて、「怠惰」に陥り、将来的な財産と絆が崩壊した事で「幸せ」の意味について考えさせられるような映画や物語は何度か見たことでしょう。

そうしたことも踏まえて「サイクルやスパイラル」としての「欲求の認知・認識」が行われる機会を持つことも重要です。

そうした欲求が目的地である②の顕在意識のプラス材料であったとして、現在地はどこでしょうか?

CUBEが示すハブは常に、顕在意識のハブ材料①と、潜在意識のハブ材料⑤に固定されて居ます。

これはこの「世界」の「状態」を示すものであり、あなた自身の「意識の現在地」と一致するかは不明です。

ですが、この「世界」の中に今現在あなた自身が強く感じている「目に見える顕在化した現実から感じるキーワード」と「目には見えないけれど心や頭で思うさまざまな考察や選別の中で感じるキーワード」を「認知・意識」すれば自ずと、①から④までの顕在意識のルート(立方体の縁はその世界を歩く道)として認識できますし、⑤から⑧までの潜在意識のルートもある程度特定できるでしょう。

現在地と目的地が決まったら、当然進むべき方向と道はある程度絞られます。

しかしここで問題なのが、ネガティブなキーワードや、このキーワードを踏む際に実際には正位置のカードではなく、逆位置のカードであるなど、落とし穴や罠、あるいはつまずく材料を事前に察知できるかどうかにあります。

もしあなたがスーパーに買い物に行く途中、自宅を出て工事現場に気付かず、穴に落ちることになってしまうのはいただけない事態です。

最初から◯月◯日、△△にて工事を行います。

と言う知らせがあったとします。

あなたはその日の工事の情報を事前に知っていることで、買い物に向かうルートを回避することができるはずです。

また、ルートだけでなく直近の好不調が近隣のキーワードに存在する時、あなたは現在の状態が「好調」に向かっているのか「不調」に向かっているのかを知ることができます。

これを知るメリットは「不調」のときに、無理無駄ムラのない努力をする機会になりますし、「好調」のときに、積極的な挑戦やリスクへの打破を試みる機会になります。

これと同じことができるのがCUBE占いです。

この「世界」のハブ材料は①と⑤でした。

現在地がどこかはあなた自身の強く出ているキーワードから特定します。

そこから目的地の②までにネガティブワードや逆位置(気付く力を高めるためにあえて表示してありません)に関して、察知できるのであれば、その状態が目の前で顕在化した瞬間に心の準備と対策はできている可能性が高まります。

もちろんその最悪の状態を考えて回避することも可能です。

実際に回避するというのはその場を去る、ということだけではありません。

あなたはもう目的に達するための「ルート」を手に入れているわけですから、極力CUBE上面を維持しつつ目的地に「ネガティブな要素を踏まないように」たどり着ける選択肢を持っていることになります。

これは占いを行うそもそもの状態「迷いや不安があることで何かに答えやアドバイスを求めたい、迷走状態を脱したい」という根幹に対する解決法を与えたことに他なりません。

最終的には解釈の問題も出てきますが、そんなものは人間の想像力の鍛錬でなんとでもなります。

占いが「専業やプロ」でなければ出来ないという決まりはどこにもないのです。

まして、高額な鑑定料を支払った中で、このCUBE占いを自分で出来ることで得るメリットと比較するのであれば、間違いなくわざわざ無駄な出費をして質の低い占いに大切な財産を散財する選択肢は無くなると思います。

もちろんその占いを行うのがあなたの「幸せ」であるなら何もいうことはありません。

ですが、占いは「依存」するものではありませんし、「答えを盲信する」ものでもありません。

提示された示唆を活かして、「情報を上手に活用する」のです。

この記事のシリーズで最初の頃に申し上げた私たちがしているただひとつのことは「伝達」しているだけなのですから。

あなたを強制することも断定することもできません。

あなたの意思で変えら得ることはたくさんありますし、あなたの思考の在り方で気づくこともたくさんあります。

そうした習慣を持てるかどうかがその先の「世界」に影響していると理解できるのなら、このCUBE占いにあなたの求める答えに「最適解」が潜んでいることも頷けるはずです。

それはあなた自身の解釈が磨かれるほど、本来占術師が行っているそれを為しているに過ぎません。

自分の未来を自分で「切り拓く(ソードのAce)」価値は、他人に一時的に与えられたアドバイスに従って達成したものより、格段に「幸福度」が違うはずです。

占いの世界の話ではありませんが、私たちのメンバーも最初は自力で為替相場の分析なるものが全くできない状態でしたが、今では特定の条件と材料を各自で持ち合わせ、自分の取引として構築させ、実際に利益を安定的に得るまでになっています。

為替分析もある意味「未来を根拠に基づき科学的に分析する行為」ですから占いのそれとなんら変わらないのです。

そうした本質に気づいたからこそ、それらを達成した私たちがこの占いの世界である程度のお役に立てるのではないか、という現在における「最適解」として導き出した答えになります。

もしそうした目的や経緯に共感いただけるようでしたら、今後とも私たちの記事をお読みいただき、あなたの人生のお役に立てていただければ幸いです。

それではCUBE占いのワークもできたことですし、今後のなんらかの展開に繋がるまで実際にあなたの実践タイムと致しましょう。

また朗報と共にお会いできる日を。

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