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猫を連れてカナダに移住する準備と狂犬病

ども、カニカマです。カナダでアプリとかを作っています。

カナダに移住する時に、ネコ様を連れて飛行機に乗せてもらったことを書いたのが以下の記事です。

今日も関連の話です。

ネコ様を海外へ連れて行く

もうかれこれ6年前の話になるのでウル覚えなところもあります。

日本から輸出するのは非常に簡単で数枚を書くだけでよかったと思います。

でも僕の場合は日本に帰ってこないといけないか未知数でした。
なのでいつでも連れて帰れるようにしないといけませんでした。

そうするとちょっと大変になります。
なぜなら狂犬病の規制が結構日本は厳しいので、ワクチンを打って血液の抗体を証明する書類を持っておかなければいけません。

2回の狂犬病の注射とその後の採血。
その血を検査場に郵送で送って抗体値を調べてもらいます。
たしか抗体値を調べるのは日本で一箇所しかやってなかったはず。

なので時間がかかります。
渡航の4ヶ月前ぐらいから準備を進めてました。早めにやっておいてほんと良かった。

そして空港の検疫所に書類を提出しなければなりません。
なにが必要な書類でどうすればいいのか空港の検疫所に問い合わせると丁寧に教えてくれます。
東京と大阪の検疫所に何度かメールと電話で問い合わせましたが、どちらもすごい優しく教えてくれます。
ほんとに助かりました。

狂犬病

なぜこんなにも日本が狂犬病にうるさいかというと、日本は数少ない狂犬病を撲滅している国だからです。

日本での狂犬病は1957 年以降発生していません。
これはひとえにワクチンの接種の高さと島国にということに尽きると思います。そして野良犬もほとんど見なくなったのも良かったのかも知れません。

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/

上記の地図で青い国のみ狂犬病が撲滅できている国です。
日本・オーストラリア・ニュージーランド・アイルランド・スウェーデン・アイスランド・ノルウェーの一部ぐらいですかね。
かなり少ないですね。

世界中では今でも多くの人が狂犬病で亡くなっています。

狂犬病は発症すれば、ほぼ確実に死亡する病気です。

厚生労働省によると世界の発生状況は、
年間の死亡者数推計 59,000人(うち、アジア地域35,000人、アフリカ地域21,000人)だそうです。

なので海外では野犬とかがいる国とかはかなり気をつけないといけません。

日本でワクチン接種率が下がってる

先日の記事で日本でもワクチンを打っている犬の数が減ってきているニュースが。

なってこったい!!

今月7日、群馬県伊勢崎市内で小学生ら12人が犬にかまれ、5人が病院に搬送された。この犬に飼い主の男性は狂犬病の予防接種を受けさせておらず、取材に対し「ワクチンが体に悪いと考えていた」と説明。県警が狂犬病予防法違反などの疑いがあるとみて調べを進めている。

「ワクチンが体に悪いと考えていた」とか・・・
もう開いた口が塞がらない。

国内では狂犬病予防法に基づき、飼い犬は市区町村に登録し、年1回の予防接種が義務付けられている。違反は20万円以下の罰金の対象だ。

ワクチン接種は義務なので違反は罰金なのです。

日本では狂犬病を聞かなすぎて怖さも薄れてしまい、ワクチンの重要性を忘れてしまっているみたいです。

というわけで

たまにうちのネコ様をリーシュをつけて外に連れ出す時があるんですが、カナダ人は可愛いって撫でにくる人が多いですが、インド系の人は怖がってすごく避ける人が多いイメージです。
最初はどうしてそんなに怖がるんだろうと思いましたが、お国柄とかもありそうだと思いました。

犬・猫を飼っている人は必ずワクチンを打たないといけません。
日本でまた狂犬病とかでたら大変ですしね。

海外へ連れて行く時は準備がなかなか大変でした。
行きはいいんですが、帰りが大変ということです。

ではでは。

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