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もっと誰かを頼ってみてもいいんではないでしょうか

ども、かにかまトマトです。カナダでアプリとかを作ってます。

どんなことでも最初の一歩は大変ですが、自分でなんとかしないといけません。
これはプログラミングでも起業でも仕事でも習い事でもなんでも同じだと思います。

とはいえ、もっと誰かを頼ってもいいんじゃないかなぁと思った話です。

初心者の頃の僕

僕がITエンジニアになろうと思った時の話です。

プログラミングを始ようと思った時、何から始めていいかまったく分からない状態で、右も左も上も下も全く分かりませんでした。
コンピュータサイエンスの大学出たわけでもない、理系出身でもない、文系ゴリゴリ。いや文系ですらないただの勉強嫌いです。
そんな自分が本当に出来るだろうかと二の足を踏んでいました。

それでも時代は昔とは違って、インターネットや本屋にはたくさんの情報が溢れていました。
初心者でも分かるテキストやYoutubeなど、探せばいろいろ見つかりました。

最初はそれらを手にとって、独学で見よう見まねのコードを書く練習が始まりました。
仕事終わりに参考書を片手にペチペチとキーボードを叩く日々。

「果たして自分はこのままでITエンジニアになれるのだろうか・・・」

そんなことを考えては、頭の片隅にある引き出しにねじ込んでまたキーボードを叩く日々。できるだけそちらを見ないようにしておりました。油断しているとそいつは勝手に引き出しから飛び出してきます。

そんな独学もある程度までは走れるんですが、やっぱり一人でやってると限界がありますし、不安になってきます。今やっていることがホントに正しいのかどうか分からない。とりあえずITの会社に入ることを目標としていましたが、入り方も対策も分かりませんでした。

そんな時にX(当時はTwitter)で初心者の人のIT業界に就職することを手伝ってあげるって人の投稿を見かけました。その人はブログもやっていて、多少の人となりは見えたし、商売っぽい感じがしなかったので勇気を出してDMしてみたんです。

その方はITエンジニアではなく、デザイナーの方でしたが業界にそこそこの経験年数がありちょっとしたコードなら自分で書ける方でした。

そこから2週間に1回、2時間を使ってメンターをしてもらえることになりました。もちろんその方はボランティアです。
僕の他にも2人ほどいてそれぞれ今やっていることの報告会と今後の勉強方針を報告し合うという形でした。

今思うと、今でも業務で毎日やっているスタンドアップとスプリントプランニングのような感じです。なので実際の実務に入った時もすんなり入ることが出来ました。

いまでもこの経験はかなりラッキーだったと思いますし感謝しています。

頼ることの大切さ

なにが言いたいかっていうと、周りに頼れる人がいるなら積極的に頼ってもいいんじゃないかなぁと思うんです。

なかなか人に頼るのって難しかったりします。少なくとも僕はそうでした。
自分の小さなプライドもあるし、相手に気を使ってしまいます。

その人にどう思われるかな?
邪魔じゃないかな?
めんどうだと思われないかな?
自分で頑張らないと意味ないよなぁ。

とかいろいろ考えてしまいます。まぁこれが普通だと思うんです。

でも、もし幸運にも周りに経験者やその業界の人がいるなら、絶対に頼ってみたほうがいいと思うんですよ。特に自分がその道で初心者なら。

もちろん最終的には自分がやるかやらないかなので、結局は90%は自分でなんとかしないといけません。
でも残りの10%の手助けをしてもらえるだけで、90%の伸ばし方や時間のかけ方が変わってきます。


僕はたまたまランダムにXで出会った人に最初は手を引いてもらいましたが、これがあってだいぶとゴールに近づいた感じがするんです。

細かい指導があったわけでもコードの書き方を教わったわけでもありません。でも、分からないことがあれば聞けるようになるし、何に努力しないといけないかが分かってきます。

たまにリアルな出会いで、
「プログラミング勉強してます」
「業界に入りたいです」
って人に出会います。

なので僕が「分からないことがあったらいつでも言ってねー」って言っても全然連絡してこないことの方が多いです。なんなら連絡先すら聞かれないみたいな。

いや・・ちょっと待ってよ・・・僕の問題か???
聞く価値がないと判断されてる・・?

にしてももったいなくないか?
せっかく話を聞くチャンスなのに。
聞いてみて、ダメだこりゃってなら離れればいいとおもうんです。
もし相手に聞いてくれる体制が少しでもあるなら頼ればいいのにって思うんです。

中にはこっちの質問に嫌な顔をする人もいるかもしれませんし、相手にしてくれないかもしれません。すんごい嫌な奴かもしれません。

どんなにいい人でも体調や状況や相性ってのがあります。
それはそういうもんです。諦めて次にいきましょう。

知り合いの知り合いとか、なんでもいいので、経験者がいるなら積極的に話を聞きに行ったほうがいいと思います。

頼る時の注意

でもこれはこれで気をつけたいことがあります。

1つは、それなりに相談する人はある程度見極めましょう。
全然畑違いの人を頼っても意味ないし、下手したらドンドン違う方向にいってしまいます。あと、商売のためだけにやっているのかも見極めたいところです。お金を払って意味ないセミナーとか入れられてもたまりません。
「簡単・だれでも・高収入」みたいな初心者ビジネスに騙されないようにしてもらいたい。

もう1つは、あくまでこちらが主体であること。
何から何まで教えてくださいは通りません。
なので自分で考えて行動した結果のフィードバックをもらうようにしましょう。

「これとこれをやってこんなんができました。どうでしょう?」みたいな感じです。

これには明確な理由があります。
それは結局自分で行動しないとなにも始まらないってことと、教える側もすでにあるもののフィードバックの方がしやすいからです。

何もないところから「はい!どうぞ!教えて!」ってのはアドバイスできません。

ということで

なにかを初めようとしているなら経験者にぜひ話を積極的に話を聞きに行ったほうがいいと思うし、けっこう聞いてくれる人はいると思います。

情報があるのと無いのでは進む速度が全然違うことがあると思います。

独学や独走力も必要ですが、少しは誰かに頼ってみてもいいのでは。

頑張りましょう!!

ではでは。



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