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いろんなもの値上げもっとしてもいいと思う

ども、カニカマです。カナダでアプリとかを作ってます。

デフレ大国日本

あの「安い」が売りの吉野家で2300円の定食を出すそうです。売れるかどうかは別にして、アリだと思います。

ものすごく高く感じるが、海外の人からしたら昼ご飯代としては正直そんなに高くない。
多くの海外からの人からしてみれば、自分の国でまともな昼ごはんはこのくらいの値段が最低必要なので問題ないでしょう。

例えばロンドンのココイチは2500円ぐらいするし、丸亀のうどんは1600円ぐらいするらしい。

だいたい1000円で美味しいランチ、定食をたらふく食べれるって、日本すごすぎる。

値段をあげてしまったら「日本人が食べれなくなる」っていう批判はあるかもしれないが、吉野家の場合は別に安いメニューも引き続きあるのだから問題はないだろう。まぁいずれそれらもちょっとずつ値上げするべきだとは思います。

外国の人なんかせっかく日本に来たんだからお金使うでしょ。
お金を持っている人にガンガン使ってもらいましょう。

ちゃんと値上げをしよう

日本は30年間続くデフレのせいで商品やサービスの値段が全く上がってこなかった。「安い」は常に正義とされて、お得で安いものしか相手にされなくなっていった結果、日本の平均賃金は30年間ほとんど横ばいで給料が上がらなくなってしまいました。

なによりも問題はデフレマインドが生活に染み付いてしまっているということ。最近でこそやっといろんなものの値段が上がってきているが、日本人の値上げに対する拒否反応がすごい。

テレビやメディアでよく見る
「何十年も値段が変わってません!」とか
「昔から500円で値上げせずに頑張ってます!」みたいな賞賛するのがほんとに良くない。

あれ絶対ヤメた方がいい。
あれって自分の身を削って商品を提供しているだけですよね。

値段上げずに頑張った分は他でおぎなう必要がでてくる。
それはいずれ人件費にドンドンしわ寄せがきてブラックな働き方になっていく。だれかがサービス残業をして成り立っていくのを、「頑張ってる」で片付けてしまうわけである。

最終的にはしんどくなって廃業するとかサービスの低下を招くようになるだけだ。

値段だけ上げるんだ

僕も以前、飲食・サービス業で働いていたのでよくわかるが、客離れが怖くてなかなか値段をあげれない。
以前働いていたサービス業で値上げをした時があったが大変でした。
600円の商品を630円にしようものならそれはもう怒号の嵐。親でも殺されたのかっていうぐらいのレベルの怒り方。
まぁ僕の地域がよくなかったからかもしれないが。。。

たった30円の値上げに消費者は敏感に反応し一時的に売上が落ちたのを覚えています。

ただそこから安売りを売りにせずに違うところをアピールするようになったら、戻るどころか売上は少し上がりました。

そしてちょっと経った後、もう一度値段を上げることになりました。
今回は商品の中身や宣伝を一切変更せずに、本当に値段だけを上げました。
結果その時は客足もほとんど影響はなかったし、もちろんすぐに売上が伸びました。

安売りから離れれて売り方を変えれたことと、ちゃんとした適正価格にできたことがよかった。以前は無駄に安かったのかもしれない。
工夫は必要ですが、値段は上げる方向で考えないといけないことを学びました。

なので日本のサービスはもっと値上げをちゃんとしてほしいと思う。
それがサービス業の待遇の改善にもつながるし、少ない時間で効率よく売上をあげれるので余裕が生まれます。余裕が生まれるとその分サービスや商品の向上にもなると思います。

というわけで

同じメニューで外国人だけ値段が高いとかはダメですが、訪日外国人に買ってもらえそうな高めのものは用意しておいていいのかなと思いました。ガンガン使ってもらって日本の経済に貢献してもらいましょう。

それから全体的に、普通の商品やサービスももっと値段を上げていくべきだと思います。もちろん消費者的にはキツイんですが、その分ゆっくりと給料も上がっていくはずなので。

日本の商売は、安売りから離れ、新たな価値を見出す必要があるなぁと思います。
安売りを売りにしている商売はこれからしんどくなって行くと思うので、違う価値を見つけないといずれ淘汰されてしまうなぁと思った今日このごろでした。

ではでは。

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