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エンジニアにとっていいマネージャーがいると恐ろしく働きやすい

ども、カニカマです。

カナダの会社でIT開発をしております。

ITの開発のチームにはだいたいプロジェクトマネージャーという職種がありその専門の人がいます。PMとか言われる人ですね。

業務内容はというと、chatGPTによると

プロジェクトを計画、実行、監視、制御し、完了させる責任を負うプロフェッショナルです。
1. プロジェクト計画
2. チームのリーダーシップ
3. コミュニケーション管理
4. スケジュールと進捗管理
5. 資源管理
6. リスク管理
7. 品質管理
8. プロジェクト報告
9. プロジェクト完了と評価

だそうです。
チームで何をするかを決めて全体をまとめ上げる人ですね。

僕のイメージだとエンジニアの行き着くキャリアの先がマネージャーだと思っていたが、カナダ、北米では必ずしもそうではないらしい。もちろんそういう人もたくさんいるとは思うがPM専門の人もいるという。

優秀なPMがいると幸せ

エンジニアにとって優秀なPMがいるだけでめちゃくちゃ働きやすい
今の会社に入って気付いてしまった。
特に僕みたいな一般プログラマーにとってプロジェクトを上手く回してくれる人がいるのが、いかにやりやすいか。

僕のチームには女性のPMがいるのだが、彼女がすこぶる優秀。

理解が早い

間違いなく僕より年下なんだが頭の回転が速い。

僕のつたない説明や英語でも大体理解してくれる。よくチームの意見を汲み上げてくれる。

そもそも彼女はエンジニアではない。マネージャーとして専門職として雇われている。
ある程度の技術の概要は理解しているので話が早い。

もちろんビジネスのコアの知識なんかもよく理解していて、質問すれば大体のことに答えてくれる。

会議を極力少なくしてくれる

アジャイル開発というものを取り入れてるので2週間に1回のプランニングや振り返りなどの必要な会議はある。
でも週の途中の報告だけの会議みたいなのは全部減らしてくれる。

以前の会社では上層部へのドキュメント作成のためだけに、ブレインストーミングも含めて2時間以上拘束された会議があったがかなり体力を持っていかれた。
誰かが草案をさっさと作ってチームで共有して意見があれば後でコメントするようにすればもっと早く終るのに。これはだめな例。

エンジニアにとって会議で1日とられることの苦痛たるや。

ましてや自分の発言しない会議なんてもってのほか。会議に出てる意味もないし、わざわざ集まって話すことでもない会議も多い。

いちいち作業が止まってしまう無駄な会議は極力無い方がいい。

集中と選択

PMの大事な仕事としてプロジェクトの管理がある。
目標を立ててスケジュールを管理して適切なリソースを配置する。

「あれもしたい、これもしたいからなんとか頑張る」ってやりたくなってしまうのがよくあるダメなパターン。

限られた人数でできることは決められている。
それをどうコントロールするかがPMにかかっている。
彼女は現在の人員で出来うるタスクはなにかをちゃんと選択できる。
やらないことはちゃんと次に回したりして、その人員を必要なことに集中する。

これだけでエンジニアにとっては集中するものが決まって動きやすく、自分のタスクにフォーカスできる。

コミュニケーション

もちろんチーム内でのコミュニケーションはよく取れている。彼女のおかげでみんなが気軽に意見を言える。
その雰囲気づくりも素晴らしいのだが、それに加えて他のチームとのコミュニケーションもできるのがすごい。

会社の規模が大きくなるとチームをまたいでの連携が必要になるのだが、そこを円滑に繋いでくれる。チーム外の誰と話せばいいのか大体彼女が知っている。普段からほかともコミュニケーションをとっているからだろうと思う。

それからビジネスサイドとのコミュニケーションも大切である。
ビジネスサイドの判断などがエンジニアまで正確に伝わってなかったりなどはよく起こることである。
それをちゃんとカバー出来る人材はエンジニアにとっては貴重である。

というわけで

あげだしたらキリがないのだが彼女がPMでありがたいって話です。

今まで副業なども含めて数社お世話になっていますが、いいPMやマネージャーがいるだけでエンジニアはどれだけ働きやすいか最近実感しています。

親と上司は運ゲーです。変えれません。

なので自分がいつかその一部をになえるエンジニアになれればいいなと思ってよく観察している今日この頃です。

ではでは。

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