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人間社会の漫画のような本当の話。

なぜ、いつもそんなに中途半端なのか?


なぜ、いつも最後の最後までいい加減なのか?


己、心当たりはあるか?


「そりゃあ、ありますよ。人間ですから(笑)。いつも完璧だと、疲れ果ててしまいますって。人間、いい加減くらいが丁度いいんですよ!」


「私は完璧でありたいといつも思っています。でも、忙し過ぎて…。気持ちはあるのですが、どうにもこうにも。」


「そうですよね~。いつもいい加減、中途半端な人って周りに必ず一人はいますよね。仕事だと、みんなに迷惑様ですよ、本当に…。え?私?私は出来てますよ。いつも真面目にしっかりやらせてもらっています。生まれてこの方、人に迷惑なんてかけたことないです、はい!」


「この完璧主義が世の中壊してるのだと思う。一つのミスや失敗も許されない社会。こんな世の中に誰がした?全部、大人たちだ!」


「あんたは、いつもいい加減、って親や友だちにしょっちゅう言われてる。やっぱ、これってまずいのかなあ。自分では一生懸命やってるつもりなんだけど、忙しくなるとつい忘れちゃうんだよね。これって病気なのかなあ…。」


「そうかあ…中途半端、いい加減はやっぱり良くないですよね~。明日からちゃんと直します!がんばります!」…。



人間社会の漫画のような本当の話。


この中途半端やいい加減とは、誰の評価か?


自分のモノサシ、他人のモノサシ、社会のモノサシ、人間のモノサシ…。


いろいろあるが人生においてはどうか?



「私の人生は、やることなすことすべて中途半端でした。今となっては、自分のいい加減さが原因。私の人生もう一度やり直せるならば、今度はちゃんと生きたい。あの時、なんで簡単に諦めてしまったのだろう。あの時、あの人にちゃんと感謝の思いを伝えられなかったんだろう。あの時、ずっと気になっていたことをやり過ごしてしまったのだろう…。いつも忙しい忙しいって、そればかりが口癖になっていました。今となっては、後悔してもやり直せない。私の命はもうここで終わり。ああ、なんて残念な人生だったのか…。」



人間死ぬ時、どのような気持ちで逝くのか。


ここで後悔なくとも、あの世で、己の全ての生き様を克明に見せられる。



「あれ?随分と満足な人生だったと思っていたのだけれど、生きていた時の私、こんなにいい加減で中途半端だったのかしら…。」



そのような絵を見ることのないように、今のうちに自分自身の生き様を見返してみた方がいい。


あの世でどうにもならない咎めを永遠と受けたくなければ…。


人生は、試験の場。


人間、皆、学生と同じ立場。


100点満点でなければ解脱は出来ぬ。


たとえ、99.999%出来ていたとしても、蟻の一穴まで見られている。


そう、この中途半端、いい加減さを見られている。





そのことを肝に銘じ、一つひとつの営みを見返し、中途半端、いい加減になっていないか点検と確認を怠ることなく、最後の0.001%までやり切ります。





有難う御座います。

幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者