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どうすれば、今のモヤモヤが晴れるか

人間の真の生き様、その目的とは何か。


安全に、楽に、得をして生きることか?


自分の好きなことをして楽しんで生きることか?


それとも他にあるか?


一つの真理は、今世運よく、財産を得、名声を得たとしても、それが人間の最終ゴールではないということだ。




「え?そうなの?親は将来のために貯金をしなさいって。それから良い学校に入れれば、大きな会社に就職できて、安定した生活が出来るようになるから勉強がんばりなさいって。それがあなたの一番の幸せだって…。もし、そうじゃないとしたら、これからどうすればいいの?これまで親の言う通りに失敗しないように、褒められるようにがんばってきたけれど、これが自分の本当の人生でないのだとしたら一体何なの?ねえ、マジで教えてほしい…」



「そう。私は、その世間一般の生き方を真面目にしてきた一人です。これまで思い描いた通りの人生を歩んできました。毎日通勤電車にゆられ、淡々と仕事をこなし、ある程度貯金も出来て、家族にも恵まれ、一般水準並みの暮しを得ることは出来ました。私は十分に幸せです…。でも、何かずっと違うような気がしていました。この生き方が本当の自分の人生なのかって。答えのないまま、気が付いたらもう晩年です。本当はどう生きたかったのか、今更、自問自答を繰り返しています。私はこれからどう生きたら良いのでしょうか…」



「何をしんみりしちゃって、安定した生活を得られたんだから、それで良いんじゃないの?ぜいたく言うんじゃないよ!世の中には、荒んだ生活で苦しんでいる人がごまんといるのに。だったら、これからは、その有難い人生を、自分よりも困っている人、苦しんでいる人のために使ったらいいんじゃないの?そうすれば、今のモヤモヤが少しは晴れるかもよ!」



「どいつもこいつも、そんな甘い考えだから、普通の人生で終わっちまうんだよ。どう考えてみても、世の中、金だろ?金がないと何も出来ない世の中なんだよ。だから、稼いだもん勝ち。勝てば官軍。金があれば、何だって手に入る。だから俺は、これからも稼ぎまくるよ」…。




人間には十人十色の生き様がある。


何故ならば、人間には、前世を生きた過去があるからだ。


全ての人間が、やり直し人生を生きている。


それぞれの過去の生き様によって携えた業を背負いながら。


業は何も罪や不徳ばかりではない。


苦労して積み上げた実績や多くの経験が沁み込んでいる。


しかし、それが何なのかは分からないようになっている。


だが、実は、過去、蓄えた実績を引き出す仕掛けが人間には備わっている。


それ即ち“苦労”。


己の一つひとつの苦労が、人間の性質をより浮立たせ、真の生き様に導いてくれる。


これ実相のなせるわざ。


苦労や困難をそれと思わなくなってくれば、人としての仕上がりは近い。





そのことを肝に銘じ、自ら苦労を買って出て、真の生き様に向かいます。





有難う御座います。

幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者