らあく と じるう
螺旋が開く時、螺旋が閉じる時。
この超大宇宙の動いている世界、即ち「真理」を人間はどれだけ解かっているか。
螺旋が開く時、これ即ち“らあく”。
この響きは「楽」と読む。
この時、あらゆるものが解き放たれ緩み自由となり、いつぞや乱れていく。
そして螺旋が閉じる時、これ即ち“じるう”。
この響きは「捩」と読む。
この時、あらゆるものが縛られ締まり統制され、いつぞや整っていく。
これ、人間技の話ではない。
自然の生業、法則、動き。
これ人間たりとも抗うことは出来ない。
そして人間にとって、開こうが締まろうが、どちらが良い悪いということはない。
今この時、螺旋は開いているのか閉じているのか、その動きを察することがどれ程出来ているか。
超大宇宙の悠久の流れの中で瞬く光に生きる人間が、目の前の事象だけを見て、あーだのこーだの言っていても埒が明かないのは自明の理。
今日の世界の前に、せめて昨日という過去があることくらいは分かっていた方がいい。
従って、人間は、今日を正していけば事を成せるなどと思ってはいけない。
己の人生は、今だけではないということだ。
これが分かるか分からぬかで、生き方が根底から違ってくる。
周囲を見てみよ。
どの様な事態であっても、揺るがず湖面のように落ち着き、至極冷静で達観している者がいるはず。
その者は、この超大宇宙のリズムや響き、流れを感じ取れている。
己自身がこのこをと感じ取り、今を見極め、これからの道を選ぶことだ。
「あのう…何のことだかさっぱり言っていることが分りません。難しいのは抜きにして面白い話にして下さい。退屈すぎて死にそうです(笑)」…。
ああ、末法の世。
実相のうねりが大きく展開し始めた。
そのことを肝に銘じ、今の事象に振り回されることなく、過去世からの業をくみ取り、今の在り様を見詰め、流れを読み、抗わず、素直、正直、謙虚に生きていきます。
有難う御座います。
幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者