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「物語内飲食マニア」の発達障害&HSP当事者が独自の視点で食文化を語る~話の本筋より細かいところが気になって仕方がない~ Episode1

フットボールアワーと同期のお笑い芸人、カネミノブです!

僕には精神障害があり、現在障害者手帳3級です。地下アイドルのブッキング経験が豊富なので地下アイドルやコンカフェ、オタク文化に関することには的確なアドバイスができるつもりです。

ただ、いかんせん障害持ちなので、たまにいい加減な発言をしてしまうかもしれませんが、障害者の戯言と思って温かい目で見守ってください。

障害年金の申請が却下されたため、ホームレスか生活保護の二択しかない状態です。どなたか仕事を紹介してください。僕の得意分野に関しては以下の記事をご参照いただければ幸いです。

また、アニメ映画「パーフェクトブルー」原作でお馴染みの構成作家・竹内義和氏が運営するライブハウス、肥後橋アワーズルームの公式サイト内で閲覧できる「アワーズ新聞」にコラムを掲載中です。サブカル界との強力なパイプを生かした記事でご好評をいただいております。何卒よろしくお願いいたします。

僕は普段、地下アイドル・コンカフェ・酒場・フェティッシュなどをテーマとした表現活動をしているのですが、実は「物語内飲食」マニアでもあります。

どういうことか説明すると、ドラマや映画、コントなどに登場する飲食物及び飲食シーン、飲食店の壁のメニューなどが気になって仕方がないのです。

これを言うと、よく「あー、カリオストロの城に出てくるミートボールパスタが食べたくなるとか、そういうやつでしょ?」と、加藤しょこらみたいな顔をした女が訳知り顔で決め打ちしてくるのですが、それとはまた違うのです。いわゆる「マンガ飯」的なものに限った話ではない。マンガ飯も好きだが、それに特化してるわけではないのだ。(ここから口調チェンジ)

もっとこう「現実の食生活に置き換えてシミュレーションしてしまう」というか、例えば居酒屋のコントで壁にメニューが書かれてあった時に、自分ならこれとこれを注文して、こういう飲み方をして、この居酒屋を今後どのようなシチュエーションで活用するか、まで踏み込んでイメージを広げるのである。

マンガ飯のような料理単体の問題ではなく、先ほどのミートボールパスタの話で言うと、僕はそのシーンを1度観たきりなのでほとんど覚えてないが、メインのミートボールパスタの横にサイドディッシュのサラダやスープが置いてあったと仮定するならばどういう順番で食べるかといった、食事という行為をトータルで捉えた視点から物語を眺めるということになるだろう。

僕と同じ発達障害やHSPの人間は誰しもこういう、普通の人間が思考から切り捨ててしまうような細かい部分に着目する傾向があると思う。

というわけで、発達障害当事者で物語内飲食マニアである僕自ら、「発達障害は健常者と違ってここまで独自の切り口で物事を語ることができる」ということを、実際の例を挙げることによって証明していきたい。

発達障害者の脳内構造を明らかにすることによって、精神医学の発展に少しでも貢献することができれば幸いである。

また、僕が飲食に関することに対して健常者より強い執着心を持つようになった理由のひとつに、生活に困窮していてまともに食事を摂取できていないというのもある。常に飢餓状態だ。神戸市東灘区役所に何度も惨状を訴えているが、全くなんの支援もしてくれない。自殺未遂も何度か図り、その都度警察に保護され、隔離病棟に入るように勧められたので僕は入りたいと主張したのだが、そもそも生活保護の申請が却下されたので入院費用が国から支給されず、入院すらできない。1日も早く入院しないと危ないのに。

人は本能的なことで欠乏状態が続くと、精神面で重篤な後遺症が出るということは、たとえ医学で証明されてなかろうとも実際に障害者になった僕が言うのだから信じてもらいたい。これは食欲に限らず、である。

では本題に入ろう。今回の題材は東京03単独ライブ「いらいら」のコント、「あの話」の舞台となっている居酒屋についてだ。

このコントでは中央にテーブル席が設置されてあり、飯塚と角田の2人が先に座っている。豊本は後から合流することになっていて、上手側の椅子が1つ空いている。

僕が気になったのはテーブルの上の飲食物。眞露(JINRO)のボトル、サントリー烏龍茶のペットボトル、アイスペール(氷入れ)、グラス2つ、調味料セット、料理が2点というレイアウトのようだ。

この料理なのだが、最初、「ポテトチップス類の盛り合わせ」と「おかきの盛り合わせ」に見えたので、僕はこの場所が居酒屋は居酒屋でも「居酒屋風スナック」ではないかと思い込んでしまった。

ただ、それだと調味料を置いている意図が分からない。おそらく居酒屋っぽさを出したいのだろう。となるとあの料理は乾きものではない可能性が高い。

よくよく目を凝らしてみると、ポテトチップスだと思っていたのは実は野菜の千切りなのかもしれない、と思うようになった。更に紫色が添えられている。これは紫キャベツ?となると、これはどちらかといえばサラダという線が有力になってくる。

しかし、もうひとつの皿の茶色い物体はやはりどうしてもおかきにしか見えない。

ここで僕は感じた。別に無理をしてこれを居酒屋の料理に脳内変換しなくても、オプティカルな印象そのままに、乾きものをメニューの主軸とした居酒屋風スナックだと思えばいいのではないか?

なぜならメインの飲み物が眞露である。そもそもこれがスナックっぽいのだ。

僕は一気に妄想へとダイブする。居酒屋風スナックで眞露をボトルで注文できるのは、ある程度裕福な客層でないと厳しい。少なくとも僕のように就労継続支援A型作業所で働いている発達障害当事者には夢のまた夢である。仲のよい友人と一緒に眞露のボトルを空け、烏龍茶で割りながら乾きものをチビチビ食べつつ、地下アイドルやコンカフェ業界の噂話に花を咲かせる。

僕も、障害者雇用でどこかが雇ってくれさえすれば、友人の「おい井川!」(Twitterアカウント…@MDrkAF6rMP7W8t2)とこのような素敵な飲み会を毎日のように楽しめるだろう。しかし今の日本は障害者雇用をまともに促進してくれない。しかもこのたび総理大臣になった菅さんは発達障害にあまり理解がないという噂を聞いている(あくまでも噂だが)。

発達障害は仕事もなく、かといって生活保護ももらえず、道端で飢え死にしろ、というのがこれからの日本の在り方らしい。

もし数年以内に障害者雇用の仕事か、もしくはライターかイベンターの仕事が見つからなかったら、今度こそ本当に自ら命を絶つかもしれない。

…いかがだろうか。発達障害でなおかつHSPの人間は、コントのテーブルの上の消えもの(小道具としての飲食物のこと)を見ただけでここまで脳内に様々な事象が浮かんで大渋滞、思考の饒舌状態に陥るのである。精神医学の研究者は参考にしてほしい。特に、僕のことを邪険に扱ったJR摂津本山駅にある某精神科の中途半端に若い男性医は反省していただきたい。

以上です。

どなたか仕事を紹介してください。心からお願いします。精神障害3級です。僕を雇えば国から補助金が出ます。ご検討ください。

発達障害で、一般就労が不可能であると診断されたにも関わらず、障害年金も生活保護も却下されました。毎日死ぬことばかり考えています。書くこととイベントを企画することは好きです。どなたかライターの仕事かイベンターの仕事を紹介してください。大阪城野外音楽堂の音楽フェス運営経験があります。