金巻泰蔵のサポート日記199日目(2020/7/30)
どうも、金巻泰蔵(かねまきたいぞう)です!
本日のテーマは「お金のない世界」について😇
Kota Yamaguchiさんのnoteにサポートさせていただきました!
読書感想文形式で、「お金のない世界」というテーマについてまとめられている大変興味深いnoteです。
2049年「お金」消滅を読んだ。お金のデジタル化が進み、機械が仕事を無くしていく中で、どのような変容が怒っていくかを論じている本。
AIやテクノロジーの発展によって、私達が当たり前だと思っていた仕事も代替されてしまう可能性があります。
そして、この流れが進むことでいわゆる「お金のために働くこと」が減り、「自己実現や自らの意志のために働くこと」が増えると、Yamaguchiさんのnoteの中で語られています。
これには僕自身もぼんやりですが「確かに、そうなるかもしれない」と非常に気になるところではあります🤔
💰💰💰
さて、そんな「お金のない世界」が訪れたとき、社会や私達の行動はどうなるのでしょうか?
気になるヒントが、実はお金のなかった「狩猟採集社会」の中にあるのではないかといいます。
ここで過去にお金がなかった時代の例を引き出してくるのが、この本の面白いところだ。
以下、『2049年「お金」消滅』の引用文です。(少々長めにはなりますが、興味深かったので引用させていただきます。)
(人類学者たちに)狩猟採集社会の実際について話を伺ったことがあります。特に面白かったのは、報酬の分け方に特徴がある」ということです。私たちが慣れ親しんでいる資本主義的な考え方では、コミュニティの中でより多く貢献した人がより多くを得れば良いとします。ところが狩猟採集社会では狩りに出て、弓を引いて獲物を仕留めた人が多くの肉を得るのではないというのです。
では全員が平等に受け取るのかといえばそうでもなく、獲物を仕留めた矢をつくった人が多めに得られるというのです。
弓を引き、矢を射ることで獲物を狩ることは特殊技能かもしれません。一方、矢は作り方さえわかれば、コミュニティに所属する誰でも作れます。そして誰かが作った矢が矢包から取り出され、獲物を仕留めた場合、それは矢をつくった本人の努力というよりも、偶然でしょう。この方法であれば、特殊技能を持たない人も、「自分の矢が当たるのでは」と期待することで、後方から狩りに参加できます。そこには包摂的な社会参加に関する知恵があり、私たちも大いに学べる点があると思います。
獲物を仕留めた矢をつくった人が多めに報酬を得られるというのは、新しい発見でした。
そして最後にYamaguchiさんが上記の引用文の要点をまとめてくださっています。
偶発性と期待で、間接業務のモチベーションを作ってる。
贈与経済は概念としては理解していたし、GIVE & GIVEで回っていく世の中のイメージは作っていたけど、実際にお金のない世界での循環を作るとはこういうことかと思った。
「偶発性」と「期待」によって多くの人々が参加でき、それらが矢を射る人たちのモチベーションにつながる。
これから訪れるであろう「お金のない世界」が少しだけ楽しみになりました。
これまでの社会的な常識が大きくひっくり返る、そんな未来がもうすぐそこに来ているのかもしれませんね☺️
本日も学びの多いnoteをありがとうございます🙏
ではでは!
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