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3年前は鎧を着ていた私 今ですか?短パンにTシャツです No.655

今日は「心の鎧を脱ぐ」という話を書いてみたいと思います。

皆さんどれくらい本当の自分を出していると思いますか?言い換えれば「素の自分」でいられるのはどれくらいでしょうか。

どんな人でも本音と建前があり、すべて本音で生きていたら人とぶつかったり、問題になったりすることばかりだと思います。

ある程度わきまえて行動するので問題も起きずに平和に過ごせているのですが、皆さんはどれくらい自分に正直に生きてますか。

逆に何に対して自分を押さえているのでしょうか。

私は二代目社長の伴走者として、多くの経営者の方に関わらせていただく中で、経営者といえどもまわりの方に気を使いながら会社の経営をされているのを見ています。

もちろん経営者は気づかい業というくらい、気づかいは社長の基本の仕事ではありますが、気づかいの方向性がずれている方を多く見かけます。

相手のために気を使っているのなら良いのですが、中に自分が悪く見られたくないとか、威厳があるように見られたいなど、自分向きに気を使っている方々です。

これは、本当の自分が出ないように取り繕っていて、自分で制限している状態です。

私自身もこの悩みに長い間苦しんでいたので、この状態が苦しいのはよくわかります。

例えば、

・本当は相手のためにも厳しい事を言ってあげたいのだけど、嫌な奴と思われたくないから言えない。

・面白いので思い切り笑いたいのだけど、社長がヘラヘラしていると威厳が無いと思われるので笑えない。

・優しい声を掛けてあげたいけど、優しくすると弱く見られるので優しく出来ない。褒めるとつけあがるので褒められない。

・頭が悪いと思われるのがいやなので、何でも知ったかぶりする。

・いい社長でいるために自分だけが我慢していればよい

気づかいの方向性が全く違いますよね。
相手視点で考えれば、

・相手が成長するために愛をもって厳しい事を言う

・楽しい事には共感して思い切り笑う

・優しく温かい言葉で相手を包み、想いきり褒める

・知らない事は知っている人に教えてもらい協力を得る

・本当にいい社長はみんなのためになるので我慢する必要はない

書き出したらきりがありませんが、こんな勘違いをしながら、鎧を着て社長をやっている方が二代目社長にとても多くいます。

鎧を脱いで本当の自分、素の自分が出せるとそれだけ楽に生きられます。

心の鎧を脱ぐには誰のためにその鎧を着ているのかに向き合う必要がありますが、しっかりと向き合ってみるとそのほとんどが勘違いから来ているのに気が付きます。

自分のためというエゴが鎧を着せてしまってます。本当に相手のためにを考えれば鎧を着る必要はまったくありません。

相手のために愛を持って厳しい言葉がかけられ、偉い社長じゃなくても、皆さんの力を借りればより大きな仕事が出来ます。

真剣なのと深刻なのは大きな違いなのですが、社長はなぜか深刻で居なければいけないと思っています。楽しいときは笑い、時には弱いところも見せれば皆さんが付いてきてくれます。

心の鎧を脱いで、本当の自分で過ごしていきましょう。

私もかなり時間はかかりましたが、今ではかなり巣の自分で過ごせるようになりました。時間はかかるかもしれませんが、必ずできるので応援しています。

今日の一言
心の鎧を脱ぐ
成長するための実践行動
・自分の気づかいが誰のためかを考える
・自分のためなら相手のために方向を変える
・素の自分が出せるようにしていく


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