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良い会社を作る① 良い会社ってどんな会社? No.675

普段から良い人生を送るためのヒントを色々と書いていますが、今回はコンサルらしく「良い会社」について書いてみたいと思います。

私も以前は「日本で一番大切にしたい会社大賞」を受賞した会社の社長をしていました。そんな視点からも今日から数回にわたり「良い会社」について書いていきますので、よろしければお付き合いください。

皆さん「良い会社」ってどんな会社をイメージされますか?

・給料が多い
・休みが多い
・働きがいがある
・有名
・利益が出ている
・良いサービスがある
・社会貢献をしている
・株価が高い
・配当が多い

見る方によっていろいろな意見が出てきますよね。

上記は一般的な意見ばかりですが、色々と出てくるのはあたりまえで、見ている方の視点が違うからです。

例えば、株主からすれば、利益が上がり株価が高く配当が多い会社が良いですし、お客様からすれば、良い商品やサービスを安価で提供する会社です。

他にも、従業員からすれば、働きがいがあり給与が高く休みが多いとか、社会からすれば、より多くの雇用と納税をして社会貢献している会社が必要とされます。

では、会社とはだれの物でしょうか?

経営者の物でしょうかそれとも株主の物でしょうか?日本ではオーナー経営者が多いので会社とは経営者の物のようなイメージがあるのですが、会社は株主の物というのが正しい答えです。

では会社は株主の物と考えた時に「良い会社」とは利益が上がり、株価も高くしっかりと配当している会社が良い会社になります。

もしその会社が、利益を上げるために社員を奴隷のように扱い、仕入れ先には規模の力を使い圧力をかけ仕入れを安くして利益を上げていたらどうでしょうか?

一時的には利益が上がり株主も喜びますが、結果として評価は下がり、永続は出来ないので利益も一時的な物になります。

やはり永続できるためには「三方よし」の経営のように、売り手よし・買い手よし・世間よしのような皆さんが幸せな経営でなければ永続しません。

こう考えると会社とは株主だけが満足していても成り立たず、お客さんと社員と経営者と株主。全員が得をしないと成立しないため、株主だけの物ではありません。

そう考えると会社はだれの物かと言えば「社会の物」といえます。言い換えれば会社は「社会の公器」です。

特にコロナ以降皆さんの働きかたも大きく変わり、企業に属すという考え方も大きく変化している時代ですので、これからは従業員が幸せでなければ、企業は長続きしない時代がやってきました。

会社のために社員がいるのではない。社員のために会社があるという考え方から、今回は特に従業員の方にとって「良い会社」について書いてみたいと思います。

働いている方からすればどんな会社が理想でしょうか?

実はこれも人により望みが違い、休みが少なくても給与が多い方が良いという方もいれば、自分の時間を優先したいので給料は少なくても休みが多い方が良いという方もいらっしゃいます。

また、以前ほどではないとは思いますが、会社のネームバリューを大切にしている方や、社会的活動をしているところで働きたい方もいるのではないでしょうか。

そういった個人の価値観も重要ではありますが、やはり大切なのは皆さんにとって普遍的な「働きがい」や「働きやすさ」です。

働きがいとは、その会社の理念に基づき築き上げられた風土からもたらされるもので、「納得度の高い評価制度」や「従業員が成長できる環境」などがあります。

働きやすさとは、こちらもその会社の理念に基づき築き上げられた風土からもたらされるもので、「社内の風通しの良い人間関係」や「多様性のある勤務環境」などです。

こういった環境が、滞りの無いコミュニケーションを通して、経営者から幹部、社員、アルバイトの皆さんまでしっかりと伝わっている状態が良い会社です。

ではそんな会社はどうやったらできるのでしょうか。

明日から3回に分けて「良い会社」の作り方について書いていきます。
是非ご興味ありましたら、明日以降もお読みください。

今日は世間では祝日なんですね!皆さま良い祝日を~

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今日の一言
どんな会社が良い会社かを明確にする
成長するための実践行動
・三方よしの経営を目指す
・そのために従業員の方にとって良い会社にする
・働きがいや働きやすさのある会社を目指す

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