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リーダーの取るべき態度とは No.723


今週は会社内でリーダーが行うべきコミュニケーションの中でよくある間違いを参考にしながらコミュニケーションについて書いていきます。

昨日は「なんでやってないの?」「なんでわからないの?」病についてまとめました。身近な人にこそ甘えてしまい、わかってくれているだろうという期待から起きるトラブルです。

しっかりと言葉で伝えなければ伝わらないので、言葉で伝えていきましょう。


今日はリーダーがどのような態度を取ればよいかという時に大切な「常に〇を出し続ける」という内容について書いていきます。


リーダーの取る態度として一番大切なのは「相手の態度に応じて自分の態度を変えない」という姿勢です。

社内で良く起こるトラブルに、メンバーが家庭の事情や個人的な理由で機嫌が悪い時に、リーダーが反応してしまい、メンバーに対して機嫌悪く接してしまうことで関係性が悪くなります。

また同じように、自分が個人的な理由で機嫌が悪いのを態度として出してしまい、相手の気分を害してしまうこともあります。

リーダーとして意識しなければいけないのは、常にリーダーとしての態度を取り続けるということです。

言い換えれば、相手の行動や自分の感情に左右されず、常に一定の基準を持ち、その態度でメンバーに接するという事です。

メンバーは常にリーダーであるあなたの事を試しています。このリーダーは信用できるのか?どこまでなら怒らないのか?何をすると機嫌が悪くなるのか?など無意識のうちに試されています。

試されていると気づかず反応してしまうとメンバーも、この人はこのレベルの人だと評価をしていきます。その上で信用出来るリーダーならついていきますし、そうでなければ心は離れて行ってしまいます。


まさに子どもが親に対して無意識に試しているのと同じ行動を上司に対しても行い、その人がどんな人なのかを判定しています。


自転車のタイヤでイメージして頂くと、自転車は両輪が丸くなければ走りませんが、相手の態度で自分が変わるというのは、相手が四角いタイヤを選択したら私も四角を選択するという行動です。

相手が丸じゃないからと言って自分も四角や三角を出しているといつまでたっても走れません。

お互いが丸いタイヤを選択した時だけ走ることが出来ますので、少なくとも自分は〇を出し続け、相手が〇になるのを待ちます。

そうやってお互いが〇になり、前に進むことがわかると相手も〇を出してくれる頻度が上がります。

リーダーはそのルールを理解し、少なくとも自分は〇を出すという意識で、常に〇を出し続けていきましょう。

ただし、大切なのは相手に合わせて迎合する事ではなく、常にリーダーとして同じ態度を取り続けるということです。

問題があれば注意はしなければいけませんし、嬉しいことがあれば大いに喜ぶことが大切です。その上で相手の態度によって自分を変えることが無いように気をつけていきましょう。

皆さんが常に〇を出せるようになれば、チームのコミュニケーションがスムーズになり大きな力を発揮します。

今日の一言
リーダーは常に〇を出し続ける
成長するための実践行動
・リーダーはメンバーの態度や行動によって自分の態度を変えない
・相手が感情的に対応してくる時は試されていると思う
・相手に迎合するのではなく、ブレない自分を持ち接する


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