平野秀典

“感動を生み出す人を生み出す”感動プロデューサー®として、誰もが持つ表現力という標準装…

平野秀典

“感動を生み出す人を生み出す”感動プロデューサー®として、誰もが持つ表現力という標準装備の素晴らしさを伝え続けています。これまでの講演体験者は20万人。著作は『感動力の教科書』等国内16冊海外翻訳12冊。公式サイトhttps://www.kandougift.com/

最近の記事

オンラインでハートがつながるのか?

公式サイトをリニューアルして1か月。 Google検索で「感動講演」「感動セミナー」揃って1位の見事2冠を獲得していた。 お祝いということで、スペシャルに美味しいスイーツを2個いただくことに(笑) それにしても、長期に渡るコロナ騒動で、世間のネガティビティバイアスは、かつてない程拡がっている。 闇のバイアスは言葉の乱れに現れるので、人を貶める武器言葉を使う人が増えている(無自覚も含めて)。 しかしこの世は陰陽で成り立つ世界。 強い影に対する光の面では、オンラインを使っ

    • 制限を創造に変えて

      「砂埃の舞うこんな日だから、観音崎の歩道橋に立つ」 ユーミンの『よそゆき顔で』の懐かしい歌詞にも出てきて、ユーミンや桑田佳祐さんがレコーディングしていた伝説のスタジオあとの観音崎のチャペルから始まる観音崎感動塾。 コロナ過の中ということで、参加者&スタッフ共これまでの最少人数での開催となりましたが、北海道から沖縄まで、文字通り日本全国から素敵な参加者が観音崎の地に集い、濃厚かつ学びの多い記念すべき会となりました。 ホテルの徹底した予防対策とおもてなし、プログラムの工夫、

      • 人間たちよ、正気に戻れ。

        花散らしの雨(豪雨?)も乗り越え咲き続ける桜の雄姿。 人間たちよ、正気に戻れ。という声が聞こえた気がした。 世界同時上映の大型ドラマの結末やいかに。 喜劇王チャールズ・チャップリンのあの言葉が心の中でリフレインする。    人生はクローズアップで見れば悲劇だが、  ロングショットで見れば喜劇だ。  どうにも近視眼的な見方しか持ち合わせないリーダーが多いのが気にかかり、もう一つの名言が頭をよぎる。    金槌しか使えない人は、  あらゆる問題が釘に見える。

        • 「絆」はどこへ消えた

          日本が未曽有の災害を経験したあの東日本大震災から早10年。 あの時日本人が示した「規律」と「協調性」の美徳は、世界中に驚きと感動を届けました。 残念ながらコロナ過の日本では、それが反転してしまったかのような「同調圧力」や「煽り報道」などのマイナスの事象が増えてしまいました。 10年前のあの時、皆で力を合わせ苦難に立ち向かった思いやりと勇気と誇りを思い出し、もう一度世界に誇れる日本人の振る舞いを取り戻したいと心から思います。   そのためには、自律的に自らの心の中に希望の

        オンラインでハートがつながるのか?

          「THE FIRST TAKE」と「Clubhouse」に共通する大切なもの

          音声SNS「Clubhouse」が異常な速さで広がっていますね。 みんなどんだけ人と会話したいの~と思ってしまうほどの過熱ぶり。 SNSの知り合いの皆さんも、かなりの割合で始めている様子で、あちこちで見かけます。 短期間で拡がった理由は、長引く自粛で人との会話に飢えていた人が多かったことや、招待性による希少価値やインフルエンサーや芸能人がいち早く利用したこととか、いくつかあるようだけれど、録音禁止の一期一会のライブ性にあるような気がします。 聞き逃すとアーカイブ配信は

          「THE FIRST TAKE」と「Clubhouse」に共通する大切なもの

          オンラインとリアル

          コロナのお陰で、オンラインコミュニケーションという選択肢が爆発的に増えた。 リアル派の私も時々、美肌モード付きのカメラ(笑)や高性能マイクを使って、スタジオ風にオンライン活動をしていたりするけれど。 増えたのはあくまで「選択肢」で、目的に応じて最適な手段を選ぶという優先順位を忘れないようにしたい。 いま日本だけでなく世界中で、ロックダウンや緊急事態宣言するしないに関わらず、同じようなペースで陽性者が減っているという。 コロナ騒ぎはもうすぐ終わる。その時残るのは何だろう

          オンラインとリアル

          父から息子へ贈る言葉

          「この本で書くことは、何が正しいのかの議論ではなく、次の世代に残す選択肢の一つを増やしておくことである。次の世代へのギフトとして」 この文章は、今から15年前の2006年に書いた著作『ギフト 君に贈る豊かさの知恵』の前書きに描いた言葉です。 当時小学生だった実在の息子へ、未来のいつかの日に、大人になって社会人としてビジネスを始めているであろう息子に、父親の私が豊かに成功する知恵を語り掛けるという設定にしました。 お陰様で、2006年当時大きな反響を呼び、実際に自分の子供

          父から息子へ贈る言葉

          すべてはハッピーエンドへの道標

          大人になったいつの頃からか、風のように生きたいと思うようになった。 自分が歩いた道の余韻が、風のように人々の記憶に残ったらいいなと。 いま起きている世界規模の大型サスペンスドラマにおける私のキャスティングは、世の中のネガティブな波動と悪に戦いを挑む役ではなく、希望と勇気と感動の灯りを燈すことで、調和の波動を創るお役目なのだろうなと思う。 どちらの役も必要だけど、自分の持ち場で自分らしく、人類の進化と向上に貢献できるのがベスト。 すべては、やがて来るハッピーエンドへの道

          すべてはハッピーエンドへの道標

          災い転じて福となれ―ハッピーエンドのドラマを創ろう

          長引くコロナ過の中、日本が未曽有の災害を経験した、あの東日本大震災からもう少しで11年になります。 日本人が示した「規律」と「協調性」の美徳は、世界中に驚きと感動を届けました。 残念ながら、コロナ過の日本人は今、それが反転してしまったかのような「同調圧力」や「〇〇警察」と呼ばれるマイナスの事象が増えているようです。 11年前のあの時、皆で力を合わせ立ち向かったドラマを思い出し、検証しながら、もう一度世界に誇れる日本人の振る舞いを取り戻したいと思います。 拙著『ドラマ思

          災い転じて福となれ―ハッピーエンドのドラマを創ろう

          No rain 、no rainbow

          コロナ過の世界は今、先がわからない不安と恐怖で、ストレスレベルが非常に高くなっています。 かつてこれほど広範囲に世界中がストレスに包まれた時代は、世界大戦以来ではないかと言われています。 外出自粛やテレワークによって、職場や目的地への移動時間という、ある意味「脳や神経の休息の時間」が持てない状態がそれに輪をかけているという知見もあります。 疲労蓄積によるストレスは、無意識も含めて高いレベルになっていて、ネットでの他人への中傷、犯罪の増加など、かなり危険な領域へ入りつつあ

          No rain 、no rainbow

          「本業は人生」という生き方

          年末年始には、「仕事納め」とか「仕事始め」いう言葉を方々で見かけるようになる。 私は「本業は人生」という生き方を続けていて、人にも勧めているので、年末年始も、世間に逆らい本業の仕事(笑)を続ける。 今の世の中では、仕事が本業で人生が副業になってしまっている人があまりにも多い。 本当は誰でも、人生という舞台が本業で、それぞれの役割はそれを盛り上げるために与えられたキャスティングであり、仕事や遊びの時間は、全体の舞台を構成するシーンの一つにすぎない。 本来持っている命のエ

          「本業は人生」という生き方