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日本を見直す旅、山形県へ行ってきた!(2)

2日目。

凛とした朝の清々しい空気に、包まれながら・・・

吹雪くことはなさそうなお天気に、感謝です!


うっすら雪化粧の鳥海山。


その日はまず、石原莞爾さんの墓所と日輪講堂へ。

そのお話の前に・・・

実は韓国で生活していた時に、疑問に感じたことがあったんですね。

それは日本の自虐史観と韓国の反日主義ですが、それらの根本を知るためには、あまり関心のなかった「歴史」を勉強をすることになりました。

そうするとアヘン戦争から始まって、朝鮮戦争までの「戦争史」を触れざるを得ません。

ちなみにトータル5年間綴ってきたnoteの中で、一番照会数が多い記事(30,483ビュー)が以下です。(他の記事は多くても6,000ビュー程度なのですが、なぜか・・その5倍です、ビックリ!!)


上記の背景の元、満州事変を調べることになります。

その時に初めて、石原莞爾先生のことを知りました。

満州事変の真相はよくわからなくても、ほんの一部ではありますが当時の石原莞爾先生の決断や戦略などにビックリし、それ以上に「王道楽土」や「五族協和」を知って、こんな日本人もいたんだ~!!と、感動したものです。

ちょっと前には、宮澤賢治さんラブ♡からの「共通点」を通しても、再認識していたところでした。



その石原莞爾先生の顕彰会に、山形の友人が運営会員さんでらっしゃるので、いつかは行ってみたいと思ってました~~♡



石原莞爾墓所記帳所内。
机といすがあって、石原先生が実際に使っておられた椅子に座りながら記帳しました・・・


晩年、石原先生は農場を運営されたんですね。

生き方として、「食」の重要性を体現されたのです。


日輪講堂。12角形の屋根の柱が、当時のおもむきを感じます・・・
とても貴重な建物なので、是非守っていきたいところですね。


旧・西山農場の日輪講堂

山形県飽海郡高瀬村(後の遊佐町)の西山農場にあった「日輪兵舎」は、戦後、1946年に、石原莞爾の思想に共鳴した個人が、別の場所にあった建物の古材を使って建てたものとされ、石原夫妻や、その思想に共鳴する人々が当地へ入植し、宗教的コミュニティを形成して行く過程において「西山道場」、「日輪講堂」とも称され、修練道場として重要な役割を果たした。

ウィキペディア「日輪兵舎」から




次は、あの「出羽三山」へ!!

月山(がつさん)・湯殿山・羽黒山の総称で、古くから修験道を中心とした山岳信仰の場として、現在も多くの修験者や参拝者を集めている、そうです。

名前は聞いたことあるけど~レベルだったのですが、実はすごいところでした・・・

江戸時代には「西の伊勢参り、東の奥参り」といわれた「東の奥参り」が、出羽三山詣でだったんですね。

以下のサイトに、このような説明がありました。

伊勢神宮に祀られている「天照大御神」が太陽の神様であるため、その対である月の神様「月読命(つきよみのみこと)」が祀られる月山を含む出羽三山詣での人気に火がつきます。

その頃双方をお参りすることは“人生儀礼”とされており、一時は江戸からなんと15万人もの人々が歩いて出羽三山を参拝しに来たと言われています。

やまがた庄内観光サイト「出羽三山」から



地元の農家さんのトラックの後について、いざ東の奥参りへ。


羽黒山頂には、羽黒山、月山、湯殿山の三神を合わせて祀る「三神合祭殿」があります。


この鐘も古そう。


この光景は、観光ポスターで見たことがありますね♪


三神合祭殿(さんじんごうさいでん)。
冬期は月山や湯殿山は雪で参拝ができませんが、ここを参拝すれば三神をお参りしたことになるそうです。


ちょっぴり修験道になった気分にもなれる?!



そして昼食はなんと、この羽黒山斎館で精進料理をいただきました!!

これがまた、とっても美味しかったのです・・・


「羽黒山斎館」で滋味あふれる精進料理を味わう

昔から羽黒山に伝わる精進料理。「奥の細道」行脚で出羽三山を訪れた際、松尾芭蕉も食べたとか。山で採れる旬の山菜・きのこ・タケノコなどがお膳に並べられて供されます。特に人気なのが醤油風味の甘いあんがかかったぷるぷるのごま豆腐。滋味あふれる精進料理で山のパワーをチャージできるはず。

同上


精進料理って、こんなに美味しかったんだ~♡



それからは、いつも送られてくる「お米」さんたちのベッドルームへ。

農家さんの田んぼが近かったので、行かせてもらえましたw

土を触ってみましたが、ふんふん、なるほど~~!!!


土がふわふわしていて、これだったら美味しいお米ができるよね~♪



次は、松ヶ岡開墾場へ。

以前「北海道」の手記を綴った時に感動した、明治維新後の開拓精神やその技術などが、既にここ庄内にはあったんですね・・・

とても驚きました!!




実はね、この旅の始まりと終わりや・・
ふと気が付くとそばを流れる「最上川」の存在が、大きかったんですね。


川の表面はゆったりと流れているのですが、実は日本3大急流のひとつだそうです。


最上川~~♪ 思わず俳句を一句詠みたくなるような、そんな川でした・・・
(写真はお借りしました)



旅行の最後にこの「最上川」が、見送ってくれているように感じました!!


また、来たいな~♡



以下、おまけです。

友人がね、持っていける人は持っていっていいよと言うことで、お土産にお知り合いが作られたネギをもらってきたんですね。

そして、のちに写真とレシピが送られてきて、そのとおりに作ったら~~もう絶品!!

ネギって、シャリシャリしてて、こんなに甘かったっけ?!


ネギしゃぶです♡
大自然の恵みって、こういうことねっ!


友人から送られてきたレシピを、そのまま写しました。
(ちょっとお高めのネギで、どうぞ~お試しあれ!)

豆腐、鶏肉、椎茸を昆布で水炊き。

6センチぐらいに細く切ったネギを入れ10カウント。
10秒でネギを取り出す。ポン酢につけて食べる。

ネギ2〜3本、1人で食べれるぐらい美味しいそうです。

友人からのLINE



もしかして、東北にこそ、本来の日本の姿があるのでは?!

と、うすうす感じていたことが・・・

今回の旅で、より深く感じることができました~~♡


長い間、お付き合いありがとうございましたっ♪


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