2024 J1 第22節「ジュビロ磐田 vs 川崎フロンターレ」 超主観的振り返り
復活のジャーメイン。
2024年7月6日、ジュビロ磐田は、ホームヤマハスタジアムに川崎フロンターレを迎え撃ちました。
未だ梅雨明けしてないんですが、真夏が到来したかのような暑さ。ジュビロ広場にはミストを扇風機で噴霧する場所が設けられびしょ濡れになりながらも、多くの人が涼しさを求めて集まってました。
一方で、この日東海道新幹線が停電のため約3時間にわたって運転を見合わせました。
新幹線利用の遠方のジュビサポさんや川崎サポさんはヤマハスタジアムまで辿り着くのが大変だったと思います。本当にお疲れ様でした。
私は、猛烈な暑さを見越して試合開始前ギリギリにヤマハスタジアムへ入りました。バックスタンドは西日が厳しいし、ジュビロ広場で長時間過ごすのは厳しいと思ったので。
そこで幸運にもお会いしたのがこちらのお方。
ジュビロクラブアンバサダーのSHONOさん!
これまでホーム、アウェイかかわらずジュビロの試合観戦のため現地に足を運んでいたのは知っていましたが、遂にご本人にお会いすることが。
おっさんと写真撮るのは嫌かも・・・という思いがありましたが、思い切って声をかけたところ、私のスマホを持っていただき「撮りましょう!撮りましょう!私インカメラ得意なので!」とメチャ気さくに対応してくれました。
まさに、神対応!
本当にありがとうございました。
前回対戦振り返り
前回対戦は、2024年3月1日等々力でのアウェイゲーム。今季初アウェイ参戦。第二節にして「死闘」。5-4という合計9ゴールの撃ち合いとなって磐田が劇的勝利。
昨年J2で自身キャリアハイとなる9ゴールを記録したジャーメイン良が勢いそのままにPK含む大爆発の4ゴール。
川崎フロンターレに勝つことは、2019年からジュビロ磐田を応援している私にとって悲願のようなもの。5年に渡るその挑戦の想いについては、別のnote記事にしました。
今度はシーズンダブルで更に磐田の成長を見せつけたい。
そう願ったヤマハスタジアムでの戦いとなりました。
スターティングメンバー
ジュビロ磐田
前節浦和戦にベンチ入りするも出場できなかった金子翔太がスタメン。平川怜がベンチスタート。伊藤槙人が5月25日ホーム湘南戦以来約1か月振りのベンチ入りとなり、替わりに森岡陸はベンチ外となりました
川崎フロンターレ
前回対戦で2ゴールを決められたエリソン選手は負傷のため離脱中。大南拓磨は磐田から移籍後5年振りのヤマハスタジアムでの戦いとなります。
復活のジャーメイン!
19分、リカルドグラッサの縦パスを受けた金子翔太が前を向いてミドルシュート。これは相手に阻まれますが、ジャーメイン良がそのこぼれ球を拾って滑り込むようにゴールに蹴り込んで磐田先制!
5月6日アウェイ東京V戦でゴールを決めたものの、相手との空中戦で額の骨折という重症を負い離脱。未だヘッドギアを着けてプレーしているジャーメイン良。2か月振りのゴールで今シーズン12点目を記録。
待望のエース復活劇に沸き立つヤマハスタジアム。
復帰直後は身体が重いような動きを見せていましたが調子を上げ、復帰後5試合でゴールを決めてくれたジャーメイン良。
川崎も前回対戦で4ゴールを決められていたのでジャーメイン良をマークしていたはず。その上でゴールを決めてくれた事はジャメの成長。ナイスシュートでした。
後半同点に追いつかれる
前半を1-0の1点リードで折り返した磐田でしたが、後半開始早々の50分、橘田健人選手、小林悠選手と縦に素早くつないだパスが遠野大弥選手に渡り、川島永嗣と一対一に。しっかり蹴り込まれて同点。
解説の太田吉彰さんも仰ってましたが、敵ながら見事な速さの縦パスでしたね。一気に最前線までもって行かれたので磐田側は殆どなす術が無かった状態。
川崎相手に無失点で勝利したかったところですが、非常に残念。試合は振出しに戻りました。
川島永嗣が負傷・杉本光希デビュー
失点直後の51分、川島永嗣が座り込んでしまって手を挙げてアピール。
これ以上の試合継続は不可能のようでした。後からDAZNで確認しましたが左脚のふくらはぎあたりを気にしていました。もしかしたら失点シーンで痛めてしまった可能性があります。
川島永嗣が下がって、杉本光希が今季初出場&J1デビュー。
急遽出場した杉本光希に対し、横内監督は賛辞を贈ってます。難しい試合状況でよくぞ対応してくれたと思います。
逆転を許す
その後の磐田は川崎の猛攻を受けます。後半は、磐田の自陣でのプレーが続く展開。
79分、橘田健人選手がグラウンダーのミドルシュート。杉本光希も反応して手で触れたのですがシュートの勢いが強くゴールへ。
橘田健人選手がシュートする瞬間、杉本光希の視線が他の選手に遮られた可能性もありますね。しかしあの強烈なシュートをGK単独で防ぐのはなかなか厳しいかと。とはいえ、杉本光希がボールに触っていただけに悔しいゴールになってしまいました。
山田大記が意地の一撃
1-2のまま後半45分を終え、残りアディショナルタイム5分。
ゴール裏からは反撃の歌が流れます。
磐田と川崎は同じ勝ち点なので、何とか引き分けに持ち込みたい。
祈るような思い。
91分、ジャーメイン良が前を向いてドリブルで運ぶ。シュートに行こうとしますがこれは相手に阻まれてボールはGKチョン ソンリョン選手の前へ。しかしチョン ソンリョン選手が脚を滑らせるような形で前に転倒。ボールは前に転がる。
そこへ前に詰めていた山田大記がしっかり蹴り込んで土壇場で同点!
ゴールを決めて喜びを表す山田大記でしたが、まだ同点。勝ちに行くぞとばかりにボールを足で運んで素早くセンターサークルに戻る姿が非常に印象的でした。
しかし残念ながら勝ち越すだけに残された時間は無く、辛くも同点に持ち込む形で試合を終えた磐田。川崎と勝ち点1を分け合う結果に終わりました。
次節に向けて
川崎に対してシーズンダブルできるチャンスだったのですが、残念でした。
一方で先制したものの、後半からの川崎の猛攻を許す形になってしまい、山田大記のゴールが無ければ敗戦していた所でした。磐田も成長していますが、当然のこと川崎もあの2節の戦いから上昇しています。まだまだJ1で安定して戦うには実力をつけなければいけないということですね。
第22節を終えてジュビロ磐田の現在地です。
目標ラインギリギリを何とか保っている状態。
次節はアウェイ湘南戦、そしてホーム京都戦と、磐田が残留争いから抜け出すための重要な試合が続きます。
この二試合に絶対に勝たねばなりません。この二試合だけはドローでも痛い。勝利、勝利あるのみです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田ファンサポーターに歓喜が訪れることを願って。
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