2024 J1 第34節「セレッソ大阪 vs ジュビロ磐田」 超主観的振り返り
2024年10月19日。
ジュビロ磐田はアウェイゲームでセレッソ大阪と対戦しました。
私は今回残念ながら遠征できなかったのでDAZNでライブ観戦。
結果は2-1でジュビロ磐田の勝利!
最後の最後に手に汗握る展開が待ってました!
前回対戦振り返り
前回対戦は、6月22日ホームヤマハスタジアムでの戦い。≒JOYが来てくれて盛り上げてくれましたね。
前半に松原后が左脚によるコントロールショットでゴラッソ!先制した磐田でしたが、後半にセットプレーからレオセアラ選手に同点のヘディングシュートを決められてしまいます。
そのままスコア動かず1-1のドロー決着となりました。
スターティングメンバー
ジュビロ磐田
セレッソ大阪から期限付き移籍の渡邉りょうは出場できません。植村洋斗はメンバー外になりました。
また、上原力也は8月7日アウェイ新潟戦以来8試合ぶりのメンバー入り、金子翔太は8月17日アウェイ町田戦以来6試合ぶりのメンバー入りとなりました。
セレッソ大阪
元磐田の舩木翔の出場に期待していましたがメンバー外でした。今節まで20得点で得点ランキング1位のレオセアラ選手はもちろんスタメンで出場。
また、小菊昭雄監督が今季限りで退任することが発表されました。
ラッキーな形でジャメの先制弾!
前半4分、セレッソ大阪のゴールキック。キムジンヒョン選手が蹴ったボールが田中駿汰選手の背中に当たってしまい後方に転がってしまいました。そのボールを見逃さなかったのがジャーメイン良。すかさず戻って蹴り込み磐田先制!
キムジンヒョン選手が急いでボールを蹴った事が原因のようですが、そのミスを好機にとらえて蹴り込んだジャーメイン良のナイスプレーでした。
ジャーメイン良にとって8月7日アウェイ新潟戦以来8試合ぶりのゴールとなりました。
ジャメが追加点!
前半を1-0で折り返した磐田。前回対戦では追いつかれていることからセーフティリードではありません。追加点を取って突き放したいところ。
70分、後半途中出場した山田大記がドリブルでボックス右サイドからクロス。そこに高畑奎汰が合わせますがシュートとはならず、跨いでスルーのような形でボールは逆サイドへ。そこへ待ち構えていたジャーメイン良がダイレクトでシュート!ゴール左上に突き刺さって2点目。
ジャーメイン良はこの試合で8試合ぶりのゴールを決めて2得点。ゴールが決まらない試合が続いていただけに、終盤戦に向けてケチャップの蓋が開いたかのような勢い。残留に向け勢いが戻って来たように感じます。
レオセアラの逆襲
スコアは2-0。しかし残りはまだ25分少々と逃げ切るにもまだ時間がある。やはり黙ってなかったのは得点ランキングトップを走るレオセアラ選手。
試合終了間際の87分、左サイドからカピシャーバ選手の鋭いグラウンダーのクロスに合わせてゴールに押し込んで1点を返します。
レオセアラ選手はしっかりボールが転がって来るところに位置取りしているんですよね。そこへしっかり蹴り込むカピシャーバ選手も上手かったですね。
痛恨のPK献上
クリーンシートで勝ちたかったこの試合ですが、なんとかこのままクローズして勝利を掴んで欲しい。そう願っていたのですが、後半アディショナルタイムの95分。ボックス内で松原后が背後の田中駿汰選手の足を蹴ってしまう形になりこれがファウルとしてPKの判定。
松原后は後ろの田中駿汰選手見えて無かったと思うんですよね。VARも介入したようですが覆らず。いまいち判定に納得できませんね。
試合終了後、横内監督もこの判定には納得していないようでこのように振り返っています。
あと1分少々耐え抜けば勝利を掴むところだったのに。
残留するには勝ち点3と1では大きく違います。目の前が真っ暗になる思いでDAZNの画面の前で呆然としてしまいました。
川島永嗣の超ビッグセーブ!
もう川島永嗣が止めてくれることを祈るしかない。
川島永嗣の後ろには雨天の中駆けつけてくれたジュビロサポーターが控えます。川島へのコールがヨドコウ桜スタジアムに響く!
キッカーはもちろん、エースのレオセアラ選手。
川島永嗣は両手を大きく掲げてPKに備える。
間合いを取ってPKスタート。
蹴り込んだボールはゴール左下隅に一直線。そこへ読んでいた川島永嗣も横っ飛び!ボールは川島永嗣の両手で弾かれ、こぼれたボールはすかさず川島永嗣の懐の中へ!
川島永嗣はまだ試合は終わっていないと努めて冷静を保ちます。川島が高くボールを蹴り込んだ瞬間試合終了のホイッスル!
川島に駆けつけるチームメイト。
地面を叩いて感情を爆発させる川島永嗣。
DAZNを通じてその光景が目に飛び込んできた瞬間、私は泣きそうになってしまいました。
FMharoも魂と涙の実況でしたね。今一度聞き直しても泣けます。
次節へ向けて
勝ち点3を辛くももぎ取ったジュビロ磐田。J1通算400勝を劇的な形で飾ることができました。
しかし、J1残留に向けて残り5試合。17位との勝ち点差は4。まだまだ厳しい道のりです。勝ち点40ラインには復帰しましたが、17位の勝ち点が既に勝ち点39に達しているので勝ち点40では残留には足りないですね。
残り5試合を全勝するくらいの勢いでなければ残留は叶わないかもしれません。
でも川島永嗣が最後の最後で止めてくれたプレーはチームに勢いをもたらせてくれるに違いないと思います。クリーンシートで勝てなかったことは課題ではありますが、勝ち点3という結果が得られたのは本当に良かった。
残り5試合。
J1残留の為に闘い抜けてくれることを期待しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファンサポーターに歓喜が訪れることを願って。