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2024 J1 第28節「ジュビロ磐田 vs 北海道コンサドーレ札幌」 超主観的振り返り

磐田 0-2 札幌
【得点者】
磐田:-

札幌:近藤 友喜(前半9分)、青木 亮太(後半44分)

またも、立ち上がりの失点・・・・。


2024年8月25日。

ジュビロ磐田はホームヤマハスタジアムに北海道コンサドーレ札幌を迎え撃ちました。

私は現地で観戦。

J1残留には、絶対に、絶対に最下位の札幌には負けてはならない大一番だったのですが、残念ながら0-2の敗戦。

相性よく無いですね、札幌には。

ヤマハスタジアムでの札幌戦の勝利は、2018年の天皇杯以来ありません。リーグ戦の勝利に限れば2015年まで遡ってしまいます。

今回もヤマハで札幌に勝てず。今季シーズンダブルを食らってしまうという屈辱の結果となりました。


前回対戦振り返り

前回対戦は、5月15日アウェイ札幌ドームでの戦い。

アウェイ札幌戦の前々節、アウェイ東京ヴェルディ戦で負傷したジャーメイン良を欠き、GKも川島永嗣三浦龍輝を負傷で欠くという厳しい台所事情でした。

GK坪井湧也が懸命にゴールを守りましたが、浅野雄也選手の一発に泣き、磐田も無得点で終わってしまい敗戦。得点力不足を如実に表す結果となってしまいました。


スターティングメンバー

ジュビロ磐田

累積警告で2試合出場停止だったマテウスペイショットが復帰し、控えメンバーに入りました。

センターバックが鈴木海音が控えに下がり、リカルドグラッサがスタメンに返り咲き。ハッサンヒルとコンビを組みます。

スタメン出場を続けてきた金子翔太がベンチ外となり、特別指定選手の角昂志郎がリーグ戦初のメンバー入りを果たしました。

また、中村駿が6月16日アウェイFC東京戦以来、約2か月振りの出場となりました。オフィシャルリリースが無かったので状況が判らなかったのですが、8月21日のスポニチの報道によれば、左足の負傷だったとのことです。

約2か月振りの出場 中村駿


北海道コンサドーレ札幌

札幌は前回対戦以降6人を補強しています。

大﨑 玲央選手
フランシス カン選手
ジョルディ サンチェス選手
白井 陽斗選手
パク ミンギュ選手
アマドゥ バカヨコ選手

このうち、大﨑 玲央選手、パク ミンギュ選手がスタメン。
フランシス カン選手、アマドゥ バカヨコ選手、白井 陽斗選手選手がベンチに入り。

一方、前回対戦で得点を決められた浅野雄也選手は負傷のため欠場となりました。


雑感

前節、アウェイで首位町田に0-4で惨敗を喫した磐田。

今節、ホームで最下位の札幌に0-2で敗戦。


「一体どことなら勝てるんだ?」


二試合連続で無得点の敗戦という厳しい結果に終わりました。

今回もあまり試合の詳細について触れる気が起こりません(苦笑)。

例によって例のごとく、開始早々の失点は何とかなりませんかね。立ち上がりの不安定さは相変わらず。今回も早々の1点ビハインドから追いかけるという難しい試合展開になってしまいました。

逆転できるならまだしも、今回も結局は無得点。
これでは勝てやしない。

失点以降も前半は自陣で押し込まれる展開が続きました。

ただ全くチャンスは無かったわけでは無く、前半43分、植村洋斗のダイレクトクロスに合わせたジャーメイン良が滑り込んでシュートを放ちましたが、ゴール左側を逸れてしまいました。ここを決め切っていれば流れは変わったと思われるだけに非常に残念。


それでもポジティブな点を挙げれば、渡邉りょうが今節も変わらず前線でチェイスする姿勢は観ていて勇気をもらえます。今夏レンタルで来てくれたばかりですが、磐田の為に懸命に戦ってくれる姿勢に感謝です。

渡邉りょう


また、筑波大学の角昂志郎がJ1デビューを果たしました。

J1デビュー 角昂志郎

68分には中央からドリブルで運んでシュートを放ちましたが、これは枠の右側をそれて残念ながらゴールならず。J1デビューを勝利で飾ることはできませんでした。

尚、静岡新聞運動部によれば、特別指定選手のJ1出場はクラブ史上初めてとのこと。


全体を通してみれば、札幌はとても最下位とは思えない見事な戦いぶり。ペトロヴィッチ監督が今季限りということで、背水の陣というか、最下位という逆境と相まってチーム一丸となっているように思えました。


同じく残留を争う磐田も「チーム一丸」が重要なはずなのですが、何としても勝ってやるという気持ち、勝負への執念は残念ながら札幌の方が上でした。とても最下位とは思えない戦いぶり。

あまり精神論にはしたくはないのですが、開き直った戦いぶりに見えて羨ましく思えました。


前々節に鹿島アントラーズに劇的な逆転勝利をした磐田でしたが、その勝利を繋げることができずに、町田、札幌と連敗。

目標としていた勝点40ラインも再び危険水域に入ってしまいました。

ただ、可能性としてポジティブな点を挙げれば、湘南ベルマーレとの勝ち点差が、まだ僅か1差であること。

残り10試合。上位との戦いが続くため厳しい道のりではありますが、相手どうこう言っている場合では無く、目の前の相手に一戦必勝で残留を掴むしかありません。

あれだけ昇格したかったJ1の舞台。楽しんでいこうじゃないですか。

そして、勝利への執念。

今こそ見せて欲しいと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファン・サポーターに歓喜が訪れる事を願って!

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