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ついに水族館の「1か月パス」を入手したので連日のAOAO

先日、札幌にある水族館、AOAO SAPPOROに行った際に、1か月間だけ有効のパスポートがあることを知った。その日は迷いながら、購入せずに帰宅してしまったが、なんとその3日後に購入
さっさとこの前買えばよかったのに、と我ながら思うのだが。

きっかけは、水族館が入っているビル内で買い物をした時のこと。初夏にかぶりたい帽子を探していたところ、めちゃくちゃ好みのものを見つけたので、買うことにしたのだ。
「これにします!」と即決したわたしに、ややビビりつつも優しい店員さんが「水族館には行かれてないですか?半券があると20%引きになるんです」

なんだと!!20%OFF!!

あ、この前1か月パスを買おうか迷って!え!じゃあ今から行ってきます!などとまくし立て、店員さんに閉店まで帽子を取り置きしてもらうことになった。

ということで、あれからたった3日後に購入。「新生活応援!ヒレー!ヒレー!パス」という名で、春からずっと販売していたそうだ。知ったのが遅くて残念(2024年6月30日までは購入可)。
再びの、水族館である。

これ。スクショしてみた。QRで入場する

この日はパソコンを所持していたため、憧れのコワーキングスペースでパソコン仕事をすることに。あああ、なんて素晴らしい。なんか格好いい。仕事できそうな人に見える。そんな気がする。

でも10分で飽きたので、6Fに上がりカフェでサッポロクラシックを購入。そのままエスカレーターでまたコワーキングスペースに戻り、ビール片手に執筆。
うほ。幸せしかない。
本日も「リアルサイズ古生代図鑑」をパラパラめくり、好きなページを開いたまま仕事をした。はかどるわ~。いいわ~。

もしかしたら、わたしのようにパスを持っている人なのだろうか。何人かここで仕事をしているような人がいる。夕方になるにつれて、おじさまや学生も増えてきた。

仕事がひと段落したので、前回妄想していたように「観察と発見の部屋」にある、ソファに向かってみた。前にページをめくった本を手に取り、そうっとしおりを辿ると、間違いなくわたしが読んでいたページにたどり着く。

アドレナリン、爆放出。

あああ、こんな幸福がありましょうか。ねえ?
いくつかの本棚で、それぞれお気に入りを見つけ、1タイトルだけ読み(だいたい数ページ)しおりを戻す。もしかして誰かが読んで、それを動かすかもしれないけど、それはそれでよい。

わたしがいた場所に、わたしが戻る。
なんか、壮大な仕掛けを楽しんでいるようで、わくわくした。
というか、外から見たら「うひうひ」していたと思う。気持ち悪くても許してほしい。わたしは今、幸福なのだ。

ひととおり楽しんで、またオオサンショウウオのそばに行く。
「あのね、また来たよ。元気だった?」と心の中で声をかけるが、特に返事はない。前回会った時よりも、彼はじいっと動かない。もしや寝ているのか?確かに時間も18時を過ぎ、館内は夜モードになっている。

愛すべきオオサンショウウオ。ガラスの反射が残念な写真

6Fのペンギンたちも、やたらロマンティックな雰囲気の照明になっており、「デート万歳!」みたいな感じだ。

しかしながら、わたしの小さな夢は実現した。1か月パスよ!ありがとう!ソロ活の充実っぷりが半端ない!

帰りには、ちゃんと帽子を買って帰った。この帽子をかぶってまた来よう。この1か月の間に、わたしは何度ここを訪れるだろうか。
乞う、ご期待。


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