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身体拘束の同意IC【無能看護師の呟き04】

こんにちはあるいはこんばんは。
無能3年目看護師のかなたです。

今日は普段よりも少し真面目なお話です。
身体拘束の同意のお話。

看護師として勤めていくにあたり、身体拘束は永遠の課題です。
切っても切れない関係にありますよね。
そして使用するにあたって、必ず患者さんや家族に説明し、同意を得なければならないという決まりがあります。
その説明の役割は大体看護師が行います。(医者はやってくれる人もいますが、ほとんどしてくれません。なんでやねん。)

そんな時、看護師の皆さんはどんな説明をしてますでしょうか?

かなた流の説明

私かなたの場合。

身体拘束の際に、せん妄・認知症があることによる転倒転落・自己抜去リスクについての説明は必ずしています。

そもそもせん妄を知らない患者さんは多くいます。
認知症がない高齢者でもせん妄が起こって危険なことをお伝えしますね。

また、これは外科出身だから言えることですが、説明の際に「せん妄は術後の若い人でもなることがあるので誰でも起こりやすいですよ」とお伝えすることもあります。
こうすることで、「あ!誰でも起こるリスクがあるのね!」とか「若い人でもなるなら、自分もなるかも!」とか思って危機感を感じ取ってくれるかなと思いお伝えしています。

あとは身体拘束のイメージを崩してあげることだと思っています。
何故ならば、抑制帯などの四肢を拘束する安全具のイメージが世間一般的に強いですが、実際の病院では四肢抑制帯をメインで使ってないからです。

特に私の病院では離床センサーなどのセンサー類を主に使っているので、よっぽどの事でない限り抑制帯は出てきません。
これをお伝えすることは重要だと私は思います。
私はセンサー類について説明した際、「へぇ〜そんなのがあるんだ!」や「ナースコールと連動してるの!すごいね!」などの反応を受け、知らなかったという意見を多数頂きました。
これによって、すんなり納得してくれた方々が多かったです。(もちろん、「暴れたりずっと徘徊してしまうような時には四肢抑制を行うこともあります」というのも一緒にお伝えしています。)
説明って本当に大切ですよね。

説明の大切さ

説明する度に説明の難しさを実感する毎日です。
皆さんはどんな工夫をして説明しているのでしょうか?
あと国で身体拘束を0にしようとする動きがあると私の先輩が言っていましたが、果たしてどうなるのやら・・・・・・。
身体拘束0は現場の意見としたら正直現状難しいものです。
倍近くの人がいれば別ですが、現実は不可能に近いです。
やはり身体拘束は医療現場において永遠の課題ですね🤔

ではまた別の記事でお会いできればと思います。
それでは *˙︶˙*)ノ"

このシリーズの第1回目記事はこちら!
是非読んで下さい✨

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