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チェコの美しい田舎町その1〜クトナーホラ

チェコのガイドブックに必ずと言っていいほど載っている観光地。

「クトナーホラ」

骸骨だらけの教会がある町として有名で、写真や映像を見たことがあります。

なんとなく怖くて、そんな気味の悪いところには絶対行きたくない!と思っていました。

ある一部だけを見て拒否して「知ろうとしないこと」は損なんだなと思ったのが、今回の小旅行でした。

クトナーホラを訪れてみた感想は、すごく素敵な町!

コンパクトに見所が集まっていて、町並みがキレイで、まるでミニプラハみたいだなと思いました。

もう1度、今度は日帰りではなくて、宿に泊まりたいなと思うくらい、好きな町になりました。

プラハから車やバス、電車などで1時間という、アクセスしやすい場所にあるのも良いですね。


その、例の、骸骨だらけの教会「墓地教会(納骨礼拝堂)」は、クトナーホラの町中より離れたところにあります。

ホントにここは墓地で、お墓がたくさんありましたが、西洋のお墓は不思議と怖さは感じません。

教会の中は、撮影不可でしたが、約4万人の骨が使われているそうです。

この中にある無数の骨を見ても怖さは感じず、ただ、圧倒されました。

教会は2階にあがることができ、上から骨が飾っている一部を写真に撮ることができました。

う〜ん。

実際に目で見たときは大丈夫でしたが、写真で見るとなぜか気味悪さを感じます。

苦手な方は2枚写真を飛ばしてくださいね。

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でも、この教会の屋根に取り付けられた風見鶏が骸骨だったのはおもしろかったです。

ここは、人生で1回見ればいいかな。

おそらく、最初で最後の訪問でしょう。

でも、ここの近くに素晴らしい教会があります。

「聖母マリア大聖堂」です。

シンプルな造形美の建物で、天井画が美しいです。

ヨーロッパを訪れると、教会に行くことが多いのですが、たくさん行きすぎると、どれがどの教会で、どっちがどっちだったか混乱します。

だから、自分の記憶を確かなものにするのに、このnoteで自分の旅をまとめられるのは良いなと思いました。


さて、ここから車で5分ほど走らせたところに、クトナーホラの旧市街地があります。

ここに来て、まず目を引くのが、巨大な教会「聖バルバラ教会」です。

この教会、横から見る、建築の細かさにびっくりします。

プラハ城にある「聖ヴィート大聖堂」や「カレル橋」の設計者の息子の設計なのだそうで、外観も内部も似ています。

壁画やステンドグラスが素敵でした。

黄金に輝くパイプオルガンの天使たち。

裏から見ると、木製だということにびっくりし、間抜け(というかエコ)な姿にちょっと笑ってしまいました。


このあと、クトナーホラの旧市街を散策しましたが、建物のかわいさと、周りの自然との調和が素晴らしかったです。

でも、まだ多くの観光客には気づかれていない穴場の観光地なので、秘密の場所のままにしておきたいです。


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