プロミシング・ヤング・ウーマンを鑑賞

今日は「プロミシング・ヤング・ウーマンを鑑賞」というテーマの文章を書きたいと思います。

本日2本目の映画鑑賞。
映画って、個人的に1日3本くらい観れますから、追加でもう1本観るかもしれません。

本作は、一人の魅惑的な女性による復讐劇です。アカデミー作品賞ノミネート作品だけあって、とても見応えのある作品でした。

30歳になった主人公であるキャシーは、小さなカフェで働いている女性です。
そんな彼女には別の顔があって、バーなどで男を魅了し、男にお持ち帰りされ、その時にその男たちに制裁を加えていくという狂った女性です。ギャップが恐ろしい。

そんなキャシーは、ニーナという親友がいたけれど、大学生の頃、ニーナは男たちに蹂躙、レイプされた事が原因で自殺。
それがきっかけでキャシーは医学部を中退。
優秀だったけれど、医者への道を諦めます。

そこから、キャシーによる男性への復讐劇がスタートするんですね。
つまり、自らの人生やキャリアを捨ててまで、男への復讐を果たすという、恐ろしい道を選択し、歩み始めます。

このキャシーという女性、影があって、どこか不気味さを抱える女性で、そして、男が騙されるような不思議な魅力を持つ女性だから、次々と男が虜になって彼女の被害に遭っていきます。男からすると、恐ろしい女性ですよね。

いざ、セックスをしようと思ったら、彼女は豹変するわけですから。

ちなみに、プロミシング・ヤング・ウーマンというのは、将来有能な女性という意味だそうです。

このキャシーが取る行動については、決して許されるものではないけれど、彼女の行動に理解を示す人や気持ちが分かる人は少なくないんじゃないかと思います。
男に対して悔しい気持ちを抱いてる人や辛い過去を抱えながら生きてる女性って少なくないと思うんですね。

本作がアカデミー作品賞にノミネートされるほど評価される理由がよく分かります。

社会的に意義のあるテーマ、内容だと思うし、多様な見方や意見を持てる映画だと思います。

こういう正解のない生き方を提示してくれたり、心のなかにモヤモヤっとしたものを残してくれる映画もいいですね。

とにもかくにも、男性は絶対に観た方がいいでしょうね。
遊ぶのはいいけど、女性を軽んじたり、真摯に向き合わないと、しっぺ返しが必ずくるよってのが骨の髄まで理解できます。

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