ハリウッドを笑い飛ばせ

今日は「ハリウッドを笑い飛ばせ」というテーマの文章を書きたいと思います。

年末年始に大量に買った本がまだ読み終わってません。
なので、休日で時間がある時にサクサクと読み進めてます。

今回は「ハリウッドを笑い飛ばせ」という本を読みました。

本の内容を簡単にいうと、映画がハリウッドで誕生した歴史や秘話、また、映画をどのようなフォーマットでつくっているのか、そして、映画業界にまつわる仕事はどんなものがあって、その中身や実態はどんな感じなのか。こういったことがあけっぴろに語られております。

映画好き、俳優好き、映画業界で働きたい人なんかにとっては、なかなか楽しめる本だと思います。

まず、戦前、映画はハリウッドじゃなくて、ニューヨークで創られてたそうですね。
そして、当時は、あの発明王で有名なエジソンが映画づくりに深く関わっていたらしい。
なぜなら、彼が映写機を発明したこともあって、映画を創るなら手数料を寄越せとビジネスマン的な素養としっかりと兼ね備えていたそうです。

それと、おもしろい映画には「複数の型」があって、それをちゃんと取り入れてないと面白い映画にはならない、と。

たとえば、前半で最初の10分で興味深い設定が提示される、主人公が置かれた状況に感情移入ができる、など。
後半で大きな危機が訪れる、主人公が自らの意思で運命を切り開く、など。
そして、全体として、テーマが一貫している、キャラクターの役割分担がある、緩急があるなどなど。

「シーシャンクの空に」を例に書かれてましたが、たしかに、大ヒット作品だけあって観客を魅了するポイントがたくさんあるなぁと納得。

正直、映画って2時間くらい拘束されるので、つまんなかったらかなりガッカリするんですよね。
なので、面白い作品だというのが分かりきってる作品や話題になってる作品をどうしても観たくなります。面白い作品は何度見てもおもしろい。

そして、名作には名作になった理由が確実にあるので、映画好きならなるだけ観た方がいい。
この本では名作100本紹介されてます。
1900年代の映画が殆どではありますが、「名作は古びない」ので一見の価値アリだと思います。

今週は3本くらい映画を観ようと思います。

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