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Twitterを退職します。

はじめまして、Twitter Japanの篠原です。
2020年1月31日をもって、大好きな会社であるTwitterを退職しました

↓会社で送別会中。ぶれてるけどこの写真がすき。

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理由は全くネガティブなものではなく、自分が新たにチャレンジしたいと心から思う出会いがあったからで、それはTwitterでは物理的にできないことだから、ただそれだけです。

そこで、一般的に退職エントリってどうしてもネガな方向によりがちですが、

とにかく明るい退職エントリが書きたい。

と思いまして、(安心してください。履いてますよ。書き初めのいまここカンクンでビキニだけど。)

更には欲張ると日頃Twitterを使っているみなさん、そしてTwitterという会社に興味をもっているみなさんに
少しでもTwitterの良さを知ってもらえたら、そしてそれが少しでもTwitterにとって恩返しになれればという気持ちで書きます。


前提:Twitterでの私の役割


私はClient Partnerという広告営業の職種で、Twitter広告を活用する広告主さまに直接会いに行って、活用を推進していただくための業務全般を担っていました。
広告営業として複数のチームとポジションを経験しましたが、最後は「戦略パートナーチーム」というところで、これからTwitterを活用したいお客様に対して、Twitterそのものの活用含め、一からご紹介していくというケースが多かったです。

例えばこんなことをしていました。


Twitterで働いて私が得たもの


外資系で働くことのいろは

世の中ではGAFAなどよく言われますが、Twitterもサンフランシスコを拠点としたグローバルプラットフォーム。
その中で日本はユーザー数規模も、収益規模もアメリカに継ぐ第二位。成長率も非常に高いです。

外資系企業で働く上で自分の国が収益上どこのポジションにいるかは、そのままその国に対する投資に直結します。
世界第二位規模の日本はTwitterにとって常に重要視され、組織面やプロダクト面で非常に優遇されており、仕事がしやすい環境が整っていました。

Twitterユーザーの方からしたら、280文字変更やブックマーク機能の追加など近年変更・追加があったかと思いますが、
あれらはまさに、日本から着想が得られ、実装された機能や仕様なのです。

また私が入社してからもどんどんヘッドカウント(人材ポジションの新規空き枠)が生まれ、自分の入社後に100人以上の社員が増え、広告事業内外でも新しい組織がどんどん誕生しました。

↓Twitterで働くイケてる人。アプリ業界担当時代に同じチームで働いていた尊敬する同い年のKaiくん。BOLDな男です。

つまり外資系で働くときは、その国がHQ(本社)にとってどの程度影響力があるか(主に収益面で)で、組織や仕事のしやすさが大いに変わるので、
自分のキャリアパスややりたい仕事に合わせて慎重に判断する必要がある、ということです。
これはTwitterだけでなくこれから外資系で働きたい方全般に言えることだと思います。


巨大プラットフォーマーとしての責任、立場、ビジネス

Twitterの責任って?


CEOのJackも言っている通り、Twitterというプラットフォームは誰もが健全な会話や議論をできる場所提供することを社会的意義として運営しております。
このミッションは社員全員に染み付いており、この意義を理解するためにJackをはじめ、日本の代表取締役である笹本さんや私の上司であった役員の松山さんなど、素晴らしいリーダーたちが日頃から非常に心を込めて私たちに語りかけてくれます。

もちろんまだまだそれがいつも健全かといわれるとYesと言い切れない状況ではありますが、ご存知の #Metoo をはじめ、Twitterで一人の方の意見から世界のムーブメントが起き、社会にとって良い動きのはじめのきっかけを作れていることは紛れもない事実です。

そうしたプラットフォームで働くことの責任、倫理観、振る舞いとはなんなのか強烈に意識させてもらえたこと。立場を理解すること
これが何よりも誇るべき私の財産です。

ビジネス上でのTwitterの立場


もう少しビジネスよりのお話をします。

Twitterって確かにいろんな情報が集まったある意味「メディア」でもあるのですが、既存のオールドメディアやWebメディアと競合になることはなく、むしろそれぞれのオウンド上のハブになることができる存在です。

だからこそ、ビジネス上でもエコシステムを作ることができる立場であるということが非常に楽しめました。

どういうことか解説すると文字数!ってなるので詳しくは記事をご覧ください。

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また、一広告営業としては当然ながら世界第二位売り上げ規模であることから、売り上げ量だけではなく質も期待されます。

広告営業としてではなく、マーケティングパートナーへ。
Twitterの強みである「クリエイティブの柔軟さ」と「Tweetデータ活用」を使ったコンサルティング営業をしよう。


話出したらキリがないですが、そんなことを意識しながら日頃働いていました。
そういう風に思わせてもらえたのはやはりお客様からの期待、そしてグローバルチームからの期待に答えたいという気持ちと、
実現をサポートしてくれる様々なトレーニング(私はGLOBISのクリティカルシンキング入門と上級、プレゼン研修などを受講)と、常に魅力的かつ効果的な事例を創出する素敵な先輩方や上司、同僚が沢山いたことです。

会社に、仲間に常に感謝する気持ちと作り出し方


Twitterは外資系ながらも非常に社員を大事にする文化でして、特にリーダーたちがTwitterで働くことを楽しんでいる、社員を大切にしていることを体現しています。

グローバルの社員全員が大集合するイベントで、宇宙服を着て踊るCMOがいたり、

普通にオフィスでクッキー作って配りに来てくれるCFO。


そしてこういった文化を作り出すために、
Inclusion&Diversityをテーマに、
お互いの個性や文化の違いを認め、理解しあうためのセッションを会社が積極的に儲けたり
オンラインでもオフラインでもお互いを賞賛しあい、感謝しあう仕組みを沢山用意しています。

この話は元Twitter社員で先輩である新宅さんの以下記事3.モチベーション文化でより詳しく書いていますので、是非こちらもご参考に!

こういった雰囲気が社員一人一人が自分がここにいる意義を見つけ、自信をもって働ける環境を提供してくれている。
それが結果会社への利益となる。それがグローバルでできている!
そいうダイナミックな人材への投資、というものを肌で感じることができました。

私自信も社内での有志グループに参加し、日本社員全員向けのイベントをいくつか担当させてもらい、
自分自身が文化作りに貢献している、という実感をさせてもらえました。


これからTwitterで働いてみたい人へ

もしこれを読んでTwitter楽しそうだな、成長できそうだな、と思っていただけたら最高に嬉しいです!!!
もし思ってくれた人がいた時のために、いくつかTwitter Japanで働く上で覚悟しておいた方がいいことをここに列挙しておきます。

※あくまで私の個人的所感です

1.英語はできなくても入れる、でも絶対できた方がいい。できたらコラボレーションできる仲間の量とプロジェクト量が圧倒的に変わります。入社したら無理にでも英語使うチャンス作りましょう。
2.社内で仲間を作ることに努力を惜しまないこと。特に広告営業ポジションであれば他のチームと積極的に会話し、視野を狭めないこと。リーダー陣もフラットに話しかけられるので、是非積極的に会話しましょう。(オフィスで一番いろんな人に挨拶しているのは代表取締役の笹本さんです)
3.やっぱり外資系なので自己アピールは大事、但し正しいタイミングとやり方で(私は何回か失敗したw)
4.(広告営業関連のみ)Twitterプロダクトは複雑、常に移り変わるのでキャッチアップする覚悟が必要。プロダクトわからないと当たり前ですが置いて行かれますし提案力上がりません。
5.外資系ですしプラットフォームなのでまあ色々あります(笑)交渉力と、何か起きても気に病みすぎないドンと構える鈍感力、そしてマルチタスク処理能力が超重要。

上記がいける!!!!と覚悟できたら抜群の福利厚生と最高の仲間があなたをお待ちしているはずです。


そんなTwitterは絶賛採用募集中!
私が所属していた戦略パートナーチームは、

なんとチーム拡大のため複数人募集中です!
(本当に結構いっぱい募集してます)


最後に、私個人的にTwitterで楽しかった思い出を貼り付ける!!!

Jackが日本にきて、目の前で歌わせてもらって、それをプロダクト最高責任者のKayvonがライブ配信しているという衝撃Tweet。笑
(こんなこともさせてもらえるんですよTwitter...)

去年のLipsync Battleで広告事業のVPたちと踊った時。
前日からの必死の振り付けレッスン含め、最高に楽しかった。

今年の #oneteam ではオープニングで踊ってきた!
グローバル社員たちがスタンディングオベーションしてくれてとっても嬉しかった!

(楽しい思い出歌って踊ってばっかりやんけ!のツッコミは無用ですw)

というわけで私は次の旅にでます。
本当にありがとうTwitter。全ての同僚と関わってくださった人に心からの感謝を。


ありがとうございました!!!


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