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私の少しのバックボーン

実は、私は趣味で劇団に入っていました。
と言うのも、音読が好きだから。その理由だけでした。
あるスクールに声優を学べるところがあり、そこに入ったのですが、そちらの講師が失踪したらしく、声優ではなくミュージックアカデミーに自動入学。その間、音読ができていませんでした。
自動入学となったミュージックアカデミーは、正直楽しくはありませんでした。それもそのはず。音読をしたいために、台本を読みたいがために入ったのに、音楽ですから。(同じ「音」でも、違う!!)
そこでは「声優は音楽に通ずる」だとか「声優はリズムが大事」だとか何かと「音楽」を推してくる。
まあ、講師も営業ですわ。大事なんでしょう。
講師には音楽は興味ないことを言ったので、音読をするのですが、やはり声優の講師ではないので結局は音楽的な指導ばかりになる。当たり前ですよね。声優のプロではないですし。

数ヶ月経った頃。
声優アカデミーには劇団があったのですが、その劇団は続いていることを知った。
飛び込みで体験をして、入団。

それからはいろいろありましたが、念願の音読ができて幸せだったな。
今は流石に生活保護の集合住宅で住んでいて、隣の音も聞こえるくらいだから、音読は小さい声で。

自立して、余裕ができたら小説を投稿しながらも朗読していいかもな。

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そういえば、ある映画監督(映画監督は黒澤明しか知らないから名前覚えてないし、女優になりたいわけではなかったからやる気はなし。というかそもそも趣味!)と顔合わせした事があって、劇団員それぞれ自己紹介をしたんだけど、私はそれとなく
「好きなことは、食べることと寝ることです」
と言ったら、
「それって大丈夫なの?食べることと寝ることって何もしてないじゃん。何も得ることないじゃん。すごい心配なんだけど」
って言われたんだが、どう答えるのが正解だった?
ただ好きなことを言っただけだから、そう言われるとは思わなくてポカーンってしてしまったけど。
「好きな事がそれだけで何かあなたに迷惑かけていますか?」って、今は聞きたいwwww

というか、好きなことってそれだけじゃないんだけど、それをなぜ言った。ってその頃の自分にも言いたいwwww

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