逢坂 純(あつし)新刊「統合失調症の僕と姉との対談集」福祉青春小説「続 リカバリー」発売中。

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小説『生きる』発売中。

統合失調症の幻聴妄想の話は、健常者の方でも、まるで理解に苦しむ突拍子もないことが多いように思います。 うちの家族は僕の言う事を、時々すべてが幻聴妄想の症状から来…

小説『純・文学』

「何でも私のせいにして。何でも悪いのは私なのね、あんたにとっては」  母が死んで、僕にはもう誰のせいにもできなくなった。  自分の言動の責任は、全て自分で解決し…

小説『生きる』発売中。

統合失調症の幻聴妄想の話は、健常者の方でも、まるで理解に苦しむ突拍子もないことが多いように思います。
うちの家族は僕の言う事を、時々すべてが幻聴妄想の症状から来る突拍子もないことだと考えているような気がします。
そう考えると、統合失調症だからこそ、普段の日常ではマトモなことを言っていないと、信頼も信用も全部、手放してしまうのではないかと考えます。
僕は小説と併せて、統合失調症の当事者本もこのAma

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小説『純・文学』

小説『純・文学』

「何でも私のせいにして。何でも悪いのは私なのね、あんたにとっては」
 母が死んで、僕にはもう誰のせいにもできなくなった。
 自分の言動の責任は、全て自分で解決しなければならない。
 これから先の僕の人生は、自分自身が決めていかなければいけない僕だけ   の人生。
 誰のせいにもできない僕の人生。 けれど、その先はまだ、知らない。
 その先には、僕一人だけの責任では賄(まかな)い切れない程の、出

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