統合失調症の幻聴妄想の話は、健常者の方でも、まるで理解に苦しむ突拍子もないことが多いように思います。
うちの家族は僕の言う事を、時々すべてが幻聴妄想の症状から来る突拍子もないことだと考えているような気がします。
そう考えると、統合失調症だからこそ、普段の日常ではマトモなことを言っていないと、信頼も信用も全部、手放してしまうのではないかと考えます。
僕は小説と併せて、統合失調症の当事者本もこのAmazonkindleから出版しておりますが、端から見たら、奇妙、もしくは変わった考えを持った人の書く本だなと思われているように思います。
そして今回の作品には、統合失調症の当事者が生きている実感を探していくというような小説になりました。
この不確かな社会世の中、人はどのようにして、生きていると実感ができるのでしょうか。
生きている実感というのは、そんなに簡単に感じられるものではないのではないかと、統合失調症の僕は思うのですが、これをお読みになった方はどう思われますか?
是非、今回の小説「生きる」を読んで、レビューなどに「生」の捉え方などお話しいただけたら嬉しいです。

逢坂 純(あつし)
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