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働きたくないという気づきと、これから。

さて、1つ前の記事で恥ずかしながら幸せ幸せ…と書いたけれど、

そうして自分が満たされていることを実感する中で、気づいたことがある。

働いていない私を受け入れる

わたしは家にいるだけで幸せなんだ!
ここに気づけたのは良かった。ただただ感謝。

このままずっと家にいたいなぁ…なんて呑気にぼーっとしていて、ふと気づいた。

私ってつくづく働きたくないんだ!

知っていた気はしたけど、改めて気づいたら衝撃が走った。

だって私は「社会の中で働く自分」にずっと価値を置いてきたから。
「社会の中でちゃんと働いて、認められたい!」この思いが実はものすごく強かった。いや、強い。仕事を辞めた今もまだ握りしめてる。

なのに働きたくないなんて!真逆じゃん!

社会の中で役に立って、なんならすごいと人に賞賛されたい!という私と、
このまま家にずっといて、のんびり暮らしていきたい、という私。

今まで、ずっと自分は前者で生きていくんだ!と思っていた。
ちょっとお休みしてるけど、何かしら成し遂げてやる!と。
今はたまたま!少しの間!仕事はしていないけれども!
私は専業主婦じゃない!ちゃんと仕事する!収入を得る!自立する!って。

だから私なりにそのための準備をしていたわけで。

仕事を辞めてからの1年間、「家事をしてないから専業主婦という肩書きはしっくりこない。」と何度も何度も言っていた。
でも問題は家事云々じゃなくて、「夫の収入で生活していて、私は仕事をしていない」という現状を自分で認められなかっただけなのかもしれない。

気づいてびっくり!

働いて収入を得るということに、こんなにも強いこだわりをもっていたことに無自覚だった。こうして眺めてみると、執着に近いかも。エゴというか。

ここで私が書いているのは、あくまでも私は仕事をしてない自分を自分で認められていなかった!という気づきの話で、
働いてるのがえらい、とか、どちらがいい悪いとか、そういうことを言いたい訳ではなくて。
家を守ることも立派な仕事だ!ということもちろんわかってるし、頭ではそう思っていたけど、いざ自分がその立場になると、そういう自分を受け入れられてなかったのかもという話です。専業主婦を悪く言いたいわけでは全くありません。
働きたい人、働きたくない人、働けない人、働かなくてはならない人。
みんな事情は人それぞれ。

ただ、私は「働きたくない自分」の存在を知りつつ、それはただの怠惰だと思ってどこかで否定してきた。
でも、「働かない」というのも人生のひとつの選択なんだ、と気づけたのです。
一つ前の記事の恵まれていることを受け取れない、というのに似てる。
働かなくても許されている私、にまっすぐ感謝。

社会的に認められたい私と、家に引きこもっていたい私と。
きっとどちらもあるんだけど、後者はただの怠惰だと否定してきた。
だいたい、引きこもろうにも家が快適じゃないw
だからしっくりこなくて、いろんなことを外へ外へ求めてきた。
色々アンバランスだったんだな。

今ようやく、働いていなくても自分が満たされるんだということを体感できた。
さてここからどうしていくか。
本当にこのまま働かなくてもいいし、でもずっとそれはなんだか物足りない気もするし。
なんだか一旦、白紙に戻ったようなタイミング。

そのタイミングでこちらを拝読し、ある章がすごく腑に落ちた。

 人生において、
「仕事とプライベート、どちらが重要なのか」となったとき、
 その答えは実は後者の「プライベート」なのです。
 
本当は最も重要なプライベートの充足感をおろそかにしたまま、それを仕事の達成感でごまかしているイメージです。
(中略)
 それはなぜかと言うと、
 プライベートの充足は誰かとの比較ではないからです。
 
自分主体の価値観にもとづいた「自分にとっての幸せとは何か」。それがわかっている人だけが、本来的な充足感を感じられるのです。

OCO 著 株式会社ワニブックス(2023)『わたしの解放ガイド』

私は、今回の引っ越しである意味はじめて、プライベートの充足、本来的な充足を得たのかもしれない。もちろん、結婚、出産などなど、その時々で幸せはあったけど。自分の家という意味において。

ずっとずっとプライベートが満たされてなかったから、上に書いたような社会的な成功により執着していたのかもしれない。
埋められない穴を仕事や人からの賞賛で埋めようとしていたんだ。
でも引越しをしたことで、その執着を少し手放せたのかもしれない。

だから今回、ほんとうにはじめて働かなくても(外に価値を求めなくても)いいやと思えたんだと思う。

私は自分の空間をずっと求めていた。
きっと、はじめて一人で不動産屋巡りした高3の春休みから。でも結局一人暮らしは叶えられなくて。なぜか家を選ぶときはほとんど選択の余地がなくて。

それが今回やっと満たされた。
(それを思い出したときのことをチラッと書いた記事がコチラ↓はじめてOCOさんのセッションを受けたときのこと。)

そして、OCOさんの本はこう続いている。(当たり前だけど、OCOさんのセッションは本当にこのプロセスを辿れるよう導いてくださっていたんだな、とそれにも感動。)

 このお話をするとよく聞かれるのが、「プライベートは充実していますが、好きな仕事には就けていない場合は、どうすればよいでしょうか」という質問です。
 その場合、「すでに土台はある」と考えましょう。
(中略)
……充実しているプライベートはしっかり守りながら、自分は何がやりたいのか、どういうことで人にも喜ばれ、かつ自分も充足した仕事ができるのかを時間をかけて考えてみましょう。
 ただただ「自分はそれをやってみたい」ということを少しずつ達成し、成功体験を雪だるまのように膨らませながら、「仕事」という方向に、ゆっくりゆっくり進んでいかれることをおすすめします。

OCO 著 株式会社ワニブックス(2023)『わたしの解放ガイド』

土台…できたのかぁ。しみじみ嬉しい。(二月に作ったチャクラグラスは赤だし!)
ずっと順番が逆だったんだ。土台もないのに、人から認められ、求められる人になりたかった。でもまずは自分の生活を満たす!
よく言われることだけど、やっと腑に落ちた気がする。

ともすれば私は一足飛びにてっぺんを目指して、無理じゃん!やーめた!となることを繰り返してきたけど、ゆっくりゆっくり。

急いで仕事にしなくてもいい、仕事にならなくても大丈夫だから。
今わたしは安全な場所にいるから。

読書会含め、いろんな自分のしたい活動を大切に育てていこう。

働いてても、働いてなくてもいい、とはじめて思えた今の私だからこそ、できることがあると信じて☺︎



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